「キラーカブトガニ」:今年一の珍品 #キラーカブトガニ #トンデモ映画 #おバカ映画
映画『キラーカブトガニ』は、あのB・C級キワモノ映画でおなじみのエクストリーム(配給会社)が放ったトンデモ作品。いやー、好事家にとっては期待通りです。
とにかく展開は早いし、荒唐無稽だし、期待を裏切らないおバカ話だし、VFXは粗悪だし、かなりグロいし、見たこともない俳優たちはいかにも「安い」感じだし、でもそれらを気にせずに観れば面白いです。あなたの許容度が試される映画です。
原題は“Crabs!”。翻訳すれば『カニ!』ですね。(以降少々ネタバレあり) このカブトガニが、ひたすら狂暴でエイリアンみたいな奴らで…と思っていたら、実際に「第二形態」では二足歩行になっておりました。なんで? いや、たぶん「なんで?」と聞いてはいけないのでしょう。“Don't think. Feel.”の世界なのでありましょう。
(以降ますますネタバレあり) そして終盤には「第三形態」として、巨大化します。一方では手作り巨大ロボット(手作りできるわけないだろー!!)も出て来て、怪獣バトルや巨大ロボットものの世界になっていきます(そういえば第三形態は『エヴァンゲリオン』っぽい造形だったりしますね)。そしてそして、ラストカットは日本への深いオマージュです。 まあ、原発事故の放射能によって狂暴化、巨大化したってとこからして『ゴジラ』なわけですけどね。
『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』×おバカサメ映画+怪獣+巨大ロボットの世界with青春映画のニュアンスでした。今年一の珍品かも知れません。カブトガニの造形や動きなんか、ほぼ『さかなのこ』でしたもんねー。
入場者特典で、こんなポストカードをくれました。
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