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2023年1月12日 (木)

2022邦画トップテン    #2022日本映画トップテン #2022邦画ベストテン #愛なのに #ハケンアニメ

1_20230112230801 大江戸時夫の2022映画トップテン。昨日の洋画篇に続いて、邦画篇です。(  )内は監督名。

1.愛なのに(城定秀夫)  2.ハケンアニメ!(吉野耕平)  3.窓辺にて(今泉力哉)  4.神は見返りを求める(吉田恵輔)  5.流浪の月(李相日)  6.すずめの戸締まり(新海誠)  7.シン・ウルトラマン(樋口真嗣)  8.恋は光(小林啓一)  9.THE FIRST SLAM DUNK(井上雄彦)  10.メタモルフォーゼの縁側(狩山俊輔)  次点.さがす(片山慎三)

<その他の記憶すべき作品>  麻希のいる世界  ちょっと思い出しただけ  やがて 海へと 届く  マイスモールランド  PLAN75  ヘルドッグス  SABAKAN サバカン  手  線は、僕を描く  猫は逃げた  夜を走る  この子は邪悪  の方へ、流れる  ケイコ 目を澄ませて  かがみの孤城        ある男 

監督賞:城定秀夫(愛なのに)  脚本賞:今泉力哉(愛なのに)  撮影賞:大内泰(やがて 海へと 届く)  VFX賞:シン・ウルトラマン  主演女優賞:倍賞千恵子(PLAN75)、吉岡里帆(ハケンアニメ!)  主演男優賞:ムロツヨシ(神は見返りを求める)、岡田准一(ヘルドッグス)  助演女優賞:森田望智(さがす)  助演男優賞:酒向芳(ヘルドッグス)  新人賞:嵐莉菜(マイスモールランド)

広告コピー賞:見返りを求める男と恩を仇で返す女の心温まりづらいラブストーリー (神は見返りを求める)

歌唱賞:池田エライザがフルコーラス歌った『Misty』(真夜中乙女戦争)

ドイヒー賞:ブラックナイトパレード        おそ松さん  “それ”がいる森  百合の雨音  天間荘の三姉妹

 

不作の外国映画に較べて、日本映画はすっごく頑張っています! 圧倒的な1位作品こそなかったものの、いつもならテンに入るレベルの秀作が20本以上あって、本当に選ぶのが大変でした。

1位の『愛なのに』は今泉力哉の脚本が見事で、笑って感心して感動。クライマックスの「愛を否定するな!」には、打たれましたね。 2位の『ハケンアニメ!』は、メジャーの東映が今、実写でこの作品を作ったことの意義を大いに湛えたい、お仕事映画の傑作です。 吉野耕平や狩山俊輔といった新鋭には、今後への期待しかありません。

主演女優賞は倍賞、吉岡の他に、岸井ゆきの(神は見返りを求める)、田中裕子(千夜、一夜)にもあげたかったです。同様に、助演女優賞は広末涼子(あちらにいる鬼)、白鳥玉季(流浪の月)、助演男優賞は三浦友和(線は、僕を描く)、新人賞は日高麻鈴(麻希のいる世界)が獲ってもおかしくないと思っています。

名前を挙げた作品の中で、女性監督は川和田恵真(マイスモールランド)と早川千絵(PLAN75)だけ。数年前よりむしろ後退してしまった感があるのは、なぜなのでしょうか?

 

(洋画篇はこちら ↓ )

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2023/01/post-fa735e.html

 

 

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