佐野元春と紅白歌合戦 #佐野元春 #紅白歌合戦 #時代遅れのロックンロールバンド
あけましておめでとうございます。今年も『東京温度』をよろしくお願いします。
昨夜の『紅白歌合戦』に佐野元春が出ました。もう、大江戸にとっては加山雄三よりもユーミンよりも安全地帯よりもずっと最大のニュースです。「きつねダンス」よりもかなり大きな(?)ニュースです。
あ、でもThe Last Rockstars(YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVI)はかなりカッコ良かったですけどね。
てなわけで、昨夏に同級生バンド・プロジェクトとして話題を呼んだ「桑田佳祐feat.佐野元春、世良公則、Char、野口五郎」による『時代遅れのRock'n'Roll Band』が紅白のトリ前を飾ったのです。MV同様、皆さん余裕の演奏、余裕の歌唱で、味わい深いオールド・ロックを聴かせてくれました。その前に他の4人が加山雄三の『夜空の星』を弾き語ってコント風に盛り上がってたのには参加しなかったのが、いかにも佐野さんらしかったですね。 ナイアガラ・トライアングルvol.2の『A面で恋をして』もそうでしたが、他の人と合同で歌う曲でも、佐野さんはあの独自の声と歌唱法で持ってっちゃいますから。さすがです。
佐野元春が紅白に出るなんて、意外といえば意外ですが、でも彼はもともと若い頃から「ヒット曲が欲しい」と言っていた人ですから、抵抗はなかったんじゃないかと思います。何しろ昨年は芸術選奨文部科学大臣賞をもらってましたからね(もっとも’21年のライブでは「国はあてにならない!」とか叫んでましたけど)。まあ66歳なんで髪は真っ白になってますけど、若々しく見えました。
そのほかに紅白で思ったこと・・・
・橋本環奈は司会としてまったく危なげなかったですね。妙にわざとらしい大泉洋よりも適任だと思います。
・(水森かおりのパート)「桜衣装」→「櫻井翔」には感心しました。
・むしろ「きつねダンス」を単体で楽しみたかった。
・ヒゲダン(Official髭男dism)にヒゲはやしてる人が1人もいないのは不当表示!
・Saucy Dogは「サウシードッグ」と本人たちが読んでいるわけですが、英語的には「ソーシー」(ソース(sauce)の形容詞ですから)なので、なんか許せないというか、困ったもんです。
・そんな勝手に発音変えていいんなら、King Gnuなんて「キングぐにゅ」です。
・Vaundyって、中学時代のあだ名の「バウンディ」(Boundy…バウンドボールから取った)のBをインパクトのあるVにしたそうですが、いやいや、意味のある英単語を勝手に文字変えちゃいかんだろ。
・MISIAは「紅白ウサ合戦」でした。
・真の流行語大賞はどう考えても「ブラボー!」なのに、それを拾えないタイミングで早々と発表しちゃうユーキャン…。
それにしても、サッカー天皇杯決勝のない元日は、物足りないなー(昨年と今年は変則開催のカタールW杯の影響で、早めに決勝を行いました)。
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