「バビロン」:狂気、頽廃、乱痴気騒ぎ #バビロン #映画バビロン #デイミアンチャゼル #マーゴットロビー #トビーマグワイア
映画『バビロン』は、デイミアン・チャゼル監督が1920-30年代の狂騒のハリウッドを描いた3時間9分の大作。これまでの監督作のような品格を外れて、辟易するほどに下品で露悪的に、魔都でうごめく人々を描いています。
3時間9分を長過ぎると感じさせないほど、いろんな人々のいろんなエピソードをパワフルに描いていきます。特に、主役と呼ぶべきマーゴット・ロビー、ブラッド・ピット、ディエゴ・カルバは、濃すぎるエピソードの数々で、狂気と頽廃を塗りたくります。ちょっと胸やけがしそうですね。
「あえて」なのでしょうけど、あまり髪型や洋服で時代再現をする方向性ではなく、現代のようなテイストを残しています。今につながる物語だってことなんですかね。
マーゴット・ロビーは、またもハーレイ・クイン的な下品で頭がアッパラパーで暴力的なキャラを目いっぱい振り切って演じてます。彼女、実は相当な才女なんですけど、『アイ・トーニャ』とか『スーサイド・スクワッド』とか、こういう役を好んで演じますよね。自分のキャラってものをよくわかっていて、賢く演じているのでありましょう。本作も、彼女の映画になっておりました。
そして真の「乱痴気騒ぎ」ってものを拝める映画でもあります。冒頭のパーティーもそうですし、「ヘビとの戦い」あたりのクレイジーさ加減も。現代のようなコンプライアンスと自主規制の世の中を笑い飛ばし、「映画づくりってのは、そういうもんじゃないんだよ」とでも言っているようで、顰蹙を買うかも知れませんけど、なかなか見上げた姿勢にも思えたのであります。
それにしても、トビー・マグワイア、ヤバかったですねー。モザイクかけなきゃイカンような表情なのでありました。
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