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2023年2月13日 (月)

「レジェンド&バタフライ」:東映70周年記念失敗作    #レジェンドアンドバタフライ #レジェバタ #織田信長と濃姫 #木村拓哉 #東映70周年

1_20230212215801 映画『レジェンド&バタフライ』は、東映70周年記念の大作時代劇。それにしても、このタイトルは何なんですか?  まあ、今どき「信長と濃姫」とかでは客が呼べないってのもわかりますけど、だからといって『レジェバタ』で客が呼べるわけでもないでしょうに。東映らしくもない、かなり恥ずかしいタイトルです。

セットや衣装にも、今の東映の総力と過去からの伝統が感じられる力の入れようです。そこに大友啓史監督お得意のスピーディーな殺陣やアクションが加わって、・・・でもさほど感心もしないし、面白くないんです。2時間48分もかけた割には、人間信長や濃姫のこと、この二人の間の感情などがさほどしっかりとは描かれていないんです。いわんや他のわき役たちに関しては、みんなステレオタイプ。こんな長い時間、人間を描かずに何をやっていたのかというと・・・、当世風に男尊女卑をひっくり返すジェンダー時代劇みたいなことは熱心にやってました。そして前半における(現代劇的な)コメディ要素の多さ。でもそれが何だと言うのでしょう? 成功してません。「東映70周年大作時代劇」というパッケージと、(脚本)古沢良太の持ち味とが水と油だったと言うしかありません(古沢良太は大河ドラマ『どうする家康』の方も、今までのところはあまりうまくいってないような気がいたします)。

終盤の「あっと驚くような展開」の部分も、「ちょっとカンベンしてくれよー」って感じでした。こんなの作って失敗するんだったら、新解釈の『忠臣蔵』作っといてほしかったなあと、『忠臣蔵』好きの大江戸は思ったのであります(『ワンピース』と『スラダン』で大儲けしたんだから、チャレンジしてもいいんじゃないですかあ?)。

斎藤工が演じた徳川家康が、特殊メイクだかVFXのおかげで、えらく太ったタヌキ親父になっていて、びっくり。斎藤ファンが見たら泣いちゃうんじゃないでしょうか? それはそうと、序盤の木村拓哉! 五十路に入ったというのに、16歳を演じて、瞳キラキラしてました。あれはスゲーな(こっちもVFX入ってるのかな?)。

 

 

 

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