「Mr. Children GIFT for you」:ミスチル30周年ムービー #MrChildren #ミスターチルドレン #ミスチル映画 #GIFTforyou
『Mr, Children GIFT for you』は、ミスターチルドレンの結成30周年を記念したドキュメンタリー映画。2022年コロナ禍におけるライブツアーの様子や、ミスチルファンの方々からのメッセージなどで成り立つ作品です。
大江戸はもともとMr. Childrenのファンでして、なんだかんだ2008年の『SUPERMARKET FANTASY』までのアルバムは全て持っております。ただ、それ以降はとんとご無沙汰しておりました。みんな五十路を超えたんですねえ。
思えばミスチルの映画『【es】Mr, Children in FILM』(1995)はサイコーでした。映画館で2回観たし、レーザーディスクも買いました。それに比べると、本作は映画としてはかなりぬるく甘ったるいものでした。なにしろ、30年を共にしたファンたちとミスチルとの絆を描くような作品なのですから。「私にとってミスチルとは?」みたいな、市井のファンたちへのインタビューがかなりの分量で出て来て、正直なところちょっとうんざりしちゃいます。それを観たかったわけじゃないんだよなー。でも、製作者側のコンセプトはそういうことだったんでしょうから、何をかいわんやでありますが…。
ジェン(鈴木さん)の派手なドラムは健在でした。ザ・フーのキース・ムーンに次いで、世界で二番目に目立つドラマーではないでしょうか? (桜井さんは他のメンバーより尺が長いのは当然ですが)田原さんや中川さんと同じ割合でジェンのカットが入っていても、インパクトが強いので一番多く映っているような気がしちゃうんですよねー。
ベースの中川さんは、髪型や顔が「西島秀俊のジェネリック」のようでありました。
そして、世界有数の地味ギタリスト田原さんは、相変わらず存在感を消していました。若い頃の写真だとほんとに「ハマちゃん」ですね。
桜井さんは、やっぱりMCやスピーチがうまくないなー。
小林武史さんがいた頃も、いなくなってからも、ミスチルの曲って、なんだかみんな同じように聴こえちゃうんですよね(まあ、いくつかのパターンはありますが)。大江戸の場合、それで飽きちゃったところも正直あります。この映画も、やっぱり中盤以降は飽きてしまいました。ファンのインタビューや人生紹介が多いってこともありますしね。まさにファン・ムービーでありますが、映画作品としての高みは得られませんでしたね。 でも『イノセント・ワールド』と『エソラ』は、サイコーでしたー。
小生が観たTOHOシネマズ池袋では、写真の大型スピーカーをスクリーン下の左右に置いて、「轟音上映」ってことでやっておりました。まあ、ライブとまではいかないけど、良き音圧でありました。
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