« 桜のスイーツでーす    #桜のスイーツ #桜餅風味パン #小田原桜のモンブラン #ふわもちロールこしあんアンド桜ホイップ #さくらミルクプリン #さくらもこ | トップページ | 「変な家」:キャッチーだけど…    #変な家 #雨穴  »

2023年3月30日 (木)

「しあわせはどこに」(1956年) :不幸と困難のつるべうち    #しあわせはどこに #芦川いづみ #葉山良二 #薄幸顔 #神保町シアター

Dsc_12456_copy_768x621 神保町シアターの芦川いづみ特集で、『しあわせはどこに』(1956年/モノクロ・スタンダード)を観ました。監督は西河克己。共演は葉山良二です(この人、この特集で大江戸が観た作品の中で4作連続いづみちゃんと共演しています)。

とにかく芦川さんがかわいそうなのです。薄幸顔の彼女ではありますが、とにかく次から次へと不幸や困難が襲い掛かってきて、中盤以降は「もうやめてー!」と心の中で叫びながら観ておりました。何しろ男の部屋で襲われそうになったり、身内に売り飛ばされそうになったり、ぬれぎぬを着そうになったり、拉致監禁されたり、もう散々なのです。

(以降ネタバレあり) それでも、葉山良二や二本柳寛という良心の塊みたいな人たちのおかげで、何とかハッピーエンドを迎えられてめでたしめでたし。あー、良かったと胸をなでおろした大江戸でした。いろいろと偶然の多い脚本ですが、まあ許しましょう。

それにしても殿山泰司と宍戸錠が、実にムカつく悪人っぷりでした。宍戸錠なんか、まだ頬をシリコンで膨らます前なので、中盤にようやく気づいて「おお!」と驚きましたもん。

芦川さんの純情で可憐な個性と、愁いの表情を堪能できる一作です。

 

 

|

« 桜のスイーツでーす    #桜のスイーツ #桜餅風味パン #小田原桜のモンブラン #ふわもちロールこしあんアンド桜ホイップ #さくらミルクプリン #さくらもこ | トップページ | 「変な家」:キャッチーだけど…    #変な家 #雨穴  »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 桜のスイーツでーす    #桜のスイーツ #桜餅風味パン #小田原桜のモンブラン #ふわもちロールこしあんアンド桜ホイップ #さくらミルクプリン #さくらもこ | トップページ | 「変な家」:キャッチーだけど…    #変な家 #雨穴  »