バターのお菓子とその周辺 #バターのお菓子 #ふんわりバターオムレット #ラッキーバターチップス #贅沢ラングロール #あんバター
本日のご紹介はローソン「Uchi Cafe」の自信作と思われる「ふんわりバターオムレット」から。ハムレットじゃないよ、オムレットだよ。オムレツケーキに使われているスポンジ生地の間にバター風味のクリームがたっぷり入っているって、これは期待せずにはいられないじゃないですか。
うーん、オムレツケーキみたいなスポンジ生地はいいんですよ。でも肝腎のクリームがねえ…。こちらとしては当然バタークリームを期待するじゃないですか。でも、あの濃厚で硬めのバタークリームではなくて、あっさり味で軽めのクリームなんです。なんか大したことないんです。これはバタークリーム好きとしては、物足りないですねえ。なんでもあっさり味になっちゃう現代日本スイーツ界の問題が、ここにも現れております。もちろんそれなりにおいしいんですけど、もっと濃いものを求めていた大江戸にとっては、ちょっと残念なのでした。
ちょっと方向を変えまして、千葉県のサンシンという会社の「ラッキーバターチップス」です。これじゃあ、千葉ロッテ三振!みたいですよね。ロッテじゃないけど。ラッキーでもないけど。
原材料は米(タイ産)、甘藷パウダー、バター、砂糖、食塩、加工デンプン。で、チップスっていうからポテトチップスみたいなものを想像したのですが、そうではなくもっと厚みのある四角い焼き菓子。一番近いのは、瓦せんべいです。瓦せんべい程度に淡い甘みがあって、隠し味程度に塩も振ってあります。まあそんなことなので、あまりおつまみっぽくもないし、お菓子っぽくもないという謎の商品でした。白地でシンプルなパッケージデザインは、魅力的だと思うんですけどね。
さてまた気分を変えて、ブルボンの「贅沢ラングロール」。大江戸なんかは、「肺(lung)を巻いたもの??」と思ってしまうのですが、フランスのお菓子「ラング・ド・シャ(tongue of cat=猫の舌))」のラングですよね。昔、ジェシカ・ラングという女優さんがいたことまで思い出してしまいました。
これ、商品名にバターとは入っていないものの、パッケージ右肩に「濃厚バターの味わい」と入っており、「北海道産バター36%使用(製品中)」とのことです。で、まあヨックモックのジェネリック版なんですけど、健闘してます。味は違うんですが、こちらもちゃんとおいしいと思います。やっぱりブルボンは、低価格でなかなか良い物を出してきますねー。
そして最後に、久世福商店の「パンにぬるスイーツ あんバター」。調べてみたら、長野県に本社を持つ全国展開の食品製造&小売会社なんだそうです。で、トーストに塗るために小豆あんとバターを最初から一緒に混ぜてある商品です。名古屋名物のあんトースト、おいしいですもんね。ケチらないでたっぷり塗るのが、おいしく食べるコツです。まあ、でもバターを塗ってからあんこを置いた方がよりおいしいことは確かだと思います。素直な感想です。あしからず。
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