サッカー女子日本代表の欧州2連戦 #サッカー女子日本代表 #なでしこジャパン #池田ジャパン #北村菜々美
サッカー女子日本代表の欧州遠征=対ポルトガルと、対デンマークは、2-1と0-1で1勝1敗に終わりました。まあ、今夏のワールドカップまであと100日を切った段階で、メンバー発表前最後の強化試合ってことで、結果は二の次なんですけど、課題が色々出て来たことがむしろ収穫なんでしょうね。まあ、この2試合をNHK-BSが放映(深夜の生中継とその後の再放送してくれたことに関しては、ほっとしました。いや、2月のシービリーブズ・カップはテレビ放送も生配信もナシでしたからね(後からYouTubeにアップされましたが)。
2戦を通じて、日本代表の戦い方が世界に知られてしまいましたし、既にその対策を取られていた2試合でもあります。身長が低いだけに、長いボールを入れることはせず、とにかくつなぐサッカー。そして攻守の展開が速いサッカーです。ハード・プレスは今や多くの国が実行しておりますし、日本もそれほどのハード・プレスはかけていませんし、そこが武器にはなっていません。で、逆にハード・プレスに弱いサッカーになっちゃってます。GKからDF経由でつないでいくボールをことごとく狙われています。しかも、かなりの確率でミスをするという…。あんな低い位置でミスをしたら、すぐ決定機を作られます。日本のDFはそこで耐えられるほど強くありません。失点の方程式です。
2月の試合も今回の2試合も、DFでは三宅のミスが多過ぎて、安心して使えない状態だと思います。デンマーク戦では南もオウンゴールをやっちまってますし。3バックにしようが4バックにしようが、ディフェンダーは日本の大きなウイークポイントです。
また、岩渕の調子がずっと落ちてるのが気になります(本番で上がってくれればいいんですけど)。けっこうフィジカル負けすぐ場面も多かったし。 期待の選手では。長野風花は良いプレイもあるんだけど、フィジカル負けも気になりました。藤野あおばが押しも押されもせぬ主力に育ってきたことは頼もしかったです。技術的にも長谷川唯の次にうまいんじゃないでしょうか? また、浜野まいかの積極性や技の冴えにも期待が膨らみました。
デンマーク戦後半のチャンスに左から遠藤純が上げるクロスの精度の低さを見るにつけ、あるいは前半のバタバタと押されっぱなしの落ち着かなさを見るにつけ、北村菜々美がいたらなあと思わざるを得ませんでした。ガツガツ積極的に行く池田ジャパンの選手たちとは異なる彼女の個性が生きる局面が、ワールドカップ本番できっとあると思うんですよねー。大江戸が監督だったら、技術が確かでミスが少なく、決定的なスルーパスや正確なクロスを特徴とする彼女を一枚加えておくんですけど…。
それと今回は2試合ともアウェイ・ユニフォーム着用だったんですけど、薄紫と薄ピンクの難しい配色で、さすがに似合ってる選手がいませんでしたねえ。でも、北村さんなら似合うと思います。脳内で想像できてます。あのユニフォームのためにも、池田ジャパンに入れといてほしいんですけどねえ。
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