「独裁者たちのとき」:夢じゃ、夢でござる #独裁者たちのとき #ソクーロフ #わたしまけましたわ
映画『独裁者たちのとき』は、ヒトラー、スターリン、チャーチル、ムッソリーニが主演の異色作。まあまあ「主演」といっても、ニュースフィルムなどから抜き出してきて合成・加工しているのですけれど…。加えて、キリストやナポレオンが助演してたりもします。
モノクロ・スタンダード画面に展開する煉獄の光景は、まさに夢のよう。まあ、悪夢でしょうね。そして夢なので、断片的で、脈絡がなく、なんだかよくわかりません。そして眠気を誘います。監督はアレクサンドル・ソクーロフ。
よくわからなかったのは夢だからなのでしょうか。それとも大江戸に近代史の読解力が欠けているからなのでしょうか。何かを読み取るでもなく、ただただ夢を見ているように変な光景が眼前を流れていくばかりでした。そういった意味で、無力感を感じた映画です。
で、わからないなりに面白いのかというと、そんなことはなく、ただ退屈でした。…なんていうと、バカを白状しているようなものですけど、うーん、この作品には負けましたね。わたしまけましたわ。逆さに読んでも同じです。
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