「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」:実写版よりましだけど #ザスーパーマリオブラザーズムービー #スーパーマリオブラザーズ #任天堂
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、Nintendo+Illuminationの世界大ヒット作。でも大江戸が思い出しちゃうのは、ボブ・ホスキンスとジョン・レグイザモがマリオとルイージを演じた1993年の実写版=『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』。デニス・ホッパーがクッパを演じてました(!)。ドイヒーな作品だったって記憶しかないけど。
で、こっちの3DCGアニメーション版(字幕版を観ました)は、実に「スーパーマリオ」の世界に忠実な映画化。「忠実な」と言いましたけど、大江戸はゲームを(ほぼ)やらない人間なので、初期の「スーパーマリオブラザーズ」をやったことがあるだけ。それでも、「ああ、これは『ドンキーコング』ね」、「おお、『マリオカート』かあ」ってわかります。それほどまでに有名。
そういうわけで、ニューヨークの街中で横移動しながら「マリオ」のゲームを再現しているのに始まり、次々とゲームの再現シーンが出てくることに、ゲームファン、任天堂ファンなら、かなり興奮できたのではないでしょうか。各種効果音もゲームそのものですし。
ただ、そっちに引っ張られ過ぎて、一個の映画作品としてはアイディアや面白みに欠けますねえ。ゲームやマリオに思い入れのない大江戸にしてみればほとんど乗れなくて、93分の短さなのに退屈してしまいました。正直言えば、こんな作品に大ヒットしてもらいたくないなあ。「映画ってこの程度のもの」みたいに思われちゃうから。
ピーチ姫が強気で自立する闘士タイプになっているというのも、ディズニー作品のプリンセスたちが時代に合わせた変化を遂げていることに合わせたのでしょうね。そこらへんは、難しい「時代の事情」ですね。
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