閉館後の飯田橋ギンレイホール #ギンレイホール #飯田橋ギンレイ #名画座 #佳作座
昨年の11月27日をもって閉館した飯田橋の名画座「ギンレイホール」。1974年以来48年の歴史だったそうです。昨年、最後に行くことは結局なかったのですが、そして実のところ何十年も行ってなかったのですが、その昔はずいぶんお世話になりました。で、先日どうなってるかと思って見に行ったら、まだそのままの外観で存在しておりました!
Wikipediaによりますと、この地には往年「銀鈴(ぎんれい)座」という映画館があり、1960年に今に至るこの銀鈴会館ビルが竣工し、1Fに銀鈴ホールが入ったのだそうです。「ギンレイホール」への改称は1974年で、そのタイミングで名画座になったのだそうです。
裏手の地下1階には、成人映画の「飯田橋くらら劇場」(2016年閉館)ってのもありました。
ギンレイそばの表通りには飯田橋佳作座があり、どちらも洋画2本立ての名画座として人気を誇りましたが、佳作座は早々と1988年に閉館してしまいました。佳作座の看板は、JR中央線や総武線から見ることができたので、映画ファンは電車の窓から見るのが楽しみだったんです。
それと比べると、ギンレイは地味な場所に地味に存在した映画館です。映画館単体の建物が多かった時代から、ビルの中の劇場だったわけですし。でも、プログラム(上映作品)の良さやこだわりに関しては佳作座よりも上でしたし、それが魅力のコヤとしてずっと続いていました。後年は(小生が行かなくなってから)、好きなだけ見放題の年間パスを発行していることでも有名でした。
正面左手の券売所跡もそのまま残っておりますし、ポスターが貼られていたガラスケースもそのままです。で、ガラスケースの中にはこんな貼り紙が…。閉館のお知らせと、現在の連絡先(千葉県成田市)でした。
閉館時の報道では、「今後移転先を見つけて、再開館する」ような話でしたが、どうなるんでしょうかねえ。都内で再開したら、ぜひ行ってみたいと思います。
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