名盤ライブ「SWEET 16」の上映会 #SWEET16 #名盤ライブ #佐野元春
以前、名盤ライブ『SOMEDAY』by佐野元春@Zepp東京ダイバーシティ に参加した感想を当ブログに書きました( ↓ )。アルバム一枚をそのままの曲順で最初から最後まで、生で通し演奏するという企画。もう10年も前のことなんですね。びっくり。
名盤ライブ・佐野元春『SOMEDAY』: 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)
で、その第2弾・名盤ライブ『SWEET 16』が昨年11月に横浜と大阪で行われたそうです。小生は全く知りませんでした。その大阪ライブをBlu-rayにして売り出すにあたって、「一夜限りのプレミアム上映」(5.1chサラウンド版)を行うってのが、今晩の趣旨。大江戸はT・ジョイPRINCE品川で鑑賞しました。
『ミスター・アウトサイド』に始まり、『また明日…』で終わる全12曲。そこにアンコールで『約束の橋』と『ヤング・フォーエバー』がついた構成。佐野元春の半世紀近い音楽活動を支えたいろんなバンドからの選抜メンバーによる「THE SWEET 16 GRAND ROCKESTRA」を従えてのライブです。このアルバム、結構好きなんです。シングル曲も目白押しですし、大江戸の好きな曲もいろいろあります。好きな順に、『スウィート16』『誰かが君のドアを叩いてる』『ボヘミアン・グレイブヤード』『また明日…』『ポップチルドレン』ってあたりかな。その上、アンコールに『約束の橋』まであるわけですし。
ただ、このアルバムって意外とトータリティに欠けるというか、楽曲の方向性がバラバラな印象です。多様性ともいえるのかも知れませんが、「名盤ライブ」としてやるのならやはり『SOMEDAY』の方が合ってますね。なんならトータル・アルバムって意味では『Visitors』が一番合っているのかもです。
古田たかしのドラムが相変わらずマイティだとか、コーラスのおねえさんの一人がえらく年季が入ってあたかもアフリカ系のコーラスシンガーみたいだとか、Dr. kyOnがアンコールでギターひくところが楽しそうだとか、バンドの皆さんが醸す風雪に耐えた一流のプロの雰囲気もなかなかです。
そして佐野さんは相変わらず若々しく、いや、あまりに変わらないので、撮影時66歳とは思えません。体型も、声や動きのキレも維持してます(もっとも50代後半ぐらいからちょっと声が衰えてはいるのですが…)。 ライブ構成的には『約束の橋』を最後に持ってきた方が素晴らしい終わり方になったと思いますが、やはり「ヤング・フォーエバーだぜ」というメッセ―ジだったんでしょうね。
CM・予告編なしの約70分で、3,300円。映画と比べちゃうと高いんですけど、9月の東京国際フォーラムのチケット争奪戦に敗れたので、まあその分だと思えばってことで…。
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