「坂東玉三郎 衣裳展 四季・自然・生命」 #坂東玉三郎 #坂東玉三郎衣裳展 ##四季自然生命 #セイコーハウス銀座ホール
銀座最大のシンボルと言える建物といえば、和光。ところが、この6月10日に「セイコーハウス銀座」という名前になったのだそうです! びっくりですね。
でもまあ考えてみれば、「和光」だとセイコーとの関係がわからないってことなんでしょうね。特に外国人観光客の来店も多い中、この建物はSEIKOのものだと明確に表しておいた方が、ブランディング上好ましいはずですもんね。
で、その6階のセイコーハウス銀座ホールで開催中の展覧会『坂東玉三郎 衣裳展 四季・自然・生命 ーー時の移ろいと自然美ーー』(~6/18 入場無料)に行ってきました。
ウインドーに飾ってあったのは、実物大の衣装の写真パネルでしたが、けっこう目立つと見るか、チープと見るか…
この展覧会は、SEIKOの「時と日本文化プロジェクト」の第一弾展だそうで、坂東玉三郎丈の愛蔵衣裳10点が展示されています。玉三郎のサインって、何とも面白いですねえ。読みやすいけど、独特の味があります。
暗い会場の中に作品が配置され、中央のモニター前には数十人分の座席。そこには、玉三郎が展示作品1点1点を解説する動画が流れております。
作品は、バラエティに富んでおりますが、絢爛豪華なものが多かったですね。
そんなに知識はありませんが、中には「あの作品のあの役の衣裳ね」ってものもありましたし。
これだけの質感と、これだけの細かい手仕事が入っているのですから、舞台を遠くから見ても、映像で見ても、なかなか伝わらないものがあると思います。そういった意味で、貴重な機会です。
揚巻の衣裳とか葵上の衣裳とか扇谷夕霧の衣裳とか、みんな一体どんだけ手間がかかっているのか、何万針かかっているのかと、驚愕するしかありません。
場所柄と題材柄で、中高年の女性が圧倒的に多かったのですが、皆さん熱心に写真を撮ったり、モニターに映る玉三郎を見たりしていました。作品10点で、入場無料の割には、なかなか見ごたえのある展覧会でした。
和光、いやセイコーハウス銀座の中はこれまでとほとんど変わらず、建築の素晴らしさは健在なのでしたー。これこそ時と文化を守る姿勢の顕現で、いいですよね。
| 固定リンク
« サッカー日本代表のゆるーい大勝 #サッカー日本代表 #日本対エルサルバドル #日本ゴールラッシュ | トップページ | 「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」(1975年):傑作ですが… #ジャンヌディエルマン #シャンタルアケルマン #映画史上第一位 »
コメント