アンリアレイジ20周年記念展覧会 “A=Z” #アンリアレイジ #ANREALAGE #森永邦彦 #アンリアレイジ20周年記念展覧会
表参道のスパイラルで開催中の『アンリアレイジ20周年記念展覧会 “A=Z”』(~7/2・入場無料)に行って来ました。
デザイナー森永邦彦が2003年にANREALAGEを立ち上げてから20年ってことです。デジタルでコレクションを発表したコロナ禍下の2020年から直近の2023年までのコレクションを中心に、これまでの歩みも紹介する展覧会です。
平日の夕方、お客さんはあまり多くなく、観やすかったです。大江戸は入口左の矢印に誘われて細長く暗い部屋の展示から観てしまいましたが、後から案内図を見たら、右側の階段をちょっと上がった方から観る方が一般的な順路のようですね。まあ、どちらでも構わない感じでした。
20年間のコレクション作品をずらりと写真で並べた壁面。その対面には、森永邦彦の示唆に富んだ言葉の数々。
大江戸が一番首肯したのは、「光が強ければ、影は深い。光が弱ければ、影は浅い。」という言葉。書かれている「日常と非日常」の関係に限らず、いろんな読み取り方ができる言葉だと思います。
両側の壁面の中央にはパッチワークなどの作品。いやあ、パッチワーク作品、きれいだし、手が込んでるし、お見事!
スニーカーまでパッチワークで、これがまたビューティフルなのです。
これらパッチワーク作品は、2023S/Sのコレクション。「原点回帰」ってことらしいのですが、素晴らしい出来ではありませんか。
会場内の作品は販売するとのことで価格表が置いてありましたが、ワンルック30万円台~180万円台でした。ムムム。こちらもさすがです。
で、細長く暗い部屋に展示されている作品と映像を観てから、奥の広いスペースに行くと、ゆっくり回転する展示が…。
これには驚きました。手前のロボットアームから光線が出ると、目の前の作品の色が変わっていくのです。白い作品は色つきに、色つきの作品は違う色に。そして、ぐるりと半周を過ぎたぐらいでまた元の色に戻るのです。これは2023-24A/W、つまり最新作です。いやー、お見事。ショー的要素がたっぷりで、もちろん服自体の完成度も高くて、センス・オブ・ワンダーの感銘を受けました。
まあ、大規模な展示ではないけれど、これで無料とはありがたや。さすがは森永さん! 『竜とそばかすの姫』のベルの衣裳を担当したり、パリコレでもコラボしただけのことはあります(そこ??)。あの映画では、森永さんの顔も描かれて登場してましたもんねえ。
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