「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」:あの世界が復活! #インディジョーンズと運命のダイヤル #インディジョーンズ #ジェームズマンゴールド #ハリソンフォード #戸田奈津子
映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は、『クリスタル・スカルの王国』(2008年)以来15年ぶりのシリーズ第5作。80歳のハリソン・フォードが堂々の主演! 監督はスピルバーグからジェームズ・マンゴールドにバトンタッチしました。
ああ、ハリソンのジョーンズ博士が出てきて、あのテーマ曲が流れれば、もう『インディ・ジョーンズ』の世界です。ジェームズ・マンゴールドはとにかくその世界の再現をしっかりやり遂げました。情報がなければ、スピルバーグが撮ったと言われても信じてしまいそうです。それぐらいシリーズをよく勉強して、画角からカメラの動かし方から照明の当て方まで、映像的にもきっちり再現しています。
もちろん、鞭や肉体を駆使したアクションもインディ・ジョーンズ流。人間の生身の肉体が苦労しながら走ったり、痛い目に遭ったり、滑ったり転んだりするアクションです。パレードから地下鉄へと続く乗馬アクションなんて、サイコーでした。モロッコでのカーチェイスも、いかにもインディ・シリーズで、良かったです。
でも2時間34分もかけなくてもいいのにね。さすがに中だるみがありました。それと、インディと「喧嘩友達」的バディを組む女優さんの顔と体がやけに長くて…。あまり魅力を感じないというか、むしろイラっとさせられることが多かったです。この人、額のあざ(に見えました)を隠そうともせず堂々と出していて、「うーん、映画の世界もいろいろ変化しておりますね」と思った次第。
(以降少々ネタバレあり) 冒頭、ハリソン・フォードの顔がやけにつるんと若くて、つまりCG処理を行っているわけですが、その後は年齢を重ねたインディを演じて、時々味わい深いものが漂います。そうはいってもアクションはできるし、並の80歳ではありませんけどね。そしてラストには「あの人」も出てくるので、感慨深いものがありました。
(以降ネタバレあり) 終盤になかなかのトンデモ展開が待っているのですが、『クリスタル・スカル』といい本作といい、「そういうことうやらない方がいいのにねえ」と思いました。荒唐無稽の方向性が違う。『テルマエ・ロマエ』かよっ!
それはそうと、この「絵」のポスター。懐かしい感じですね。’70年代あたりまでは絵のポスターの方がむしろ上等な作品でして、テニエルなんて名人がいたものです。 あ、それと最後に「日本語字幕 戸田奈津子」と出て来ましたけど、今は年に1-2本、厳選した仕事だけをやってるみたいですね。『インディ・ジョーンズ』の新作とあらば、やらぬわけにはいかないですもんね。
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コメント
懐かしい感じのポスター、きた!って感じしますもんね〜
往年の洋画パターンを踏襲したデザインが秀逸でした!
<なかなかのトンデモ展開
これを読んで覚悟して行ったせいか、観客の期待を大いに
裏切る展開にあえて行っているあたり、それはそれで面白
かったです
インディのコメント、そしてその後の彼女の行動も納得
いくものでしたし(笑)
投稿: onscreen | 2023年7月 4日 (火) 08時48分
onscreenさん、どうも。これをきっかけに、また絵のポスターが流行したりしませんかね? いや、むしろAIが描いたりしちゃうのかな?
投稿: 大江戸時夫 | 2023年7月 4日 (火) 22時16分
映画といえば、映画館の看板にもなるような
こういった絵がいいですよね!
AI?
とんでもないですね(涙)
投稿: onscreen | 2023年7月 9日 (日) 11時37分