「スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース」:視覚情報の洪水 #スパイダーマン #スパイダーマンアクロスザスパイダーバース
映画『スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース』は、2019 年の『スパイダーマン スパイダーバース』(レビューは ↓ )の続編。
「スパイダーマン:スパイダーバース」:賑やかで新しいけど・・・ #スパイダーマン #スパイダーバース: 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)
この後に『ビヨンド・ザ・スパイダーバース』が控えているようで、三部作の真ん中なのですね。なので、終わり方も「つづく」なのです。
2時間20分と長尺のアニメなのですが、とにかく視覚的情報量がめっちゃ多くて、動体視力使いまくりで、観るとくたびれます。色もカラフル&ポップだし、絵のトーン、タッチも様々な種類が同居していて、もうごった煮というかカオスというか…。でも絵の凝り方、完成度、アート度にはただならぬものがあります。すっごいクリエイションです。
でも好きにはなれません。実写版『スパイダーマン』はどのシリーズも好きな大江戸ですが、このアニメ版シリーズはどうもダメなんです。なんかリミックスとか変奏曲とかサンプリングみたいな感じで、作品自体の持つ骨太な物語が描かれていなくて、心をつかまれることがないのです。目まぐるしい視覚スペクタクルにも、途中から飽きちゃいました。
それにしてもアメリカのアニメは今、何を作っても全方位的に「多様性」ってもんを入れまくらなくちゃいけないみたいで、…大変ですねえ。
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