特別展「首都東京の復興ものがたり」 #首都東京の復興ものがたり #関東大震災100年 #日比谷図書文化館
日比谷公園のはずれにある千代田区立日比谷図書文化館で特別展『首都東京の復興ものがたり ー未来へ繋ぐ100年の記憶ー』(~11/26・入場無料)を観ました。
関東大震災100年にあたる9月1日にスタートした展覧会。タイトルに示されているように、大正12(1923)年の大震災からの数年で復興を遂げた帝都東京の町や建築の復興にフォーカスした企画です。
いやー、正直地味です。文献、地図、写真、設計図など+所々の記録映像で、わずか数年間でしっかりと復興を遂げた東京、その当時の様子を我々に教えてくれるのですが、内容も展示物もかなり地味です。
いちばんの花形は、建築模型ですねー。復興小学校とか、橋梁の模型がいくつか出ていました。
お茶の水の聖橋とか、永代橋、蔵前橋の模型。聖橋に関しては、古い図面もありました。
永代橋、蔵前橋の模型は川崎造船所の制作で東京大学工学部の所蔵品。さすがに精巧です。
まあ、それにしても昭和5(1930)年までの6年半ほどで復興が成し遂げられたってことですから、昔は本当に仕事が早かったですよねえ。重機とかトラックとかほとんどなかったのに。
今はいろんな法的規制とか各方面への配慮とかで荒っぽい仕事ができなくなっちゃってますからねえ。どうしても時間がかかってしまうのでしょう。でも世の中には、結構荒っぽくても剛腕が必要なこともあると思うんですけどね(それができなかった東京オリンピック2020のような場合)。剛腕が振るえない(だれも責任を取らない)コンプラ時代だから、三陸や福島の復興だって、10年たっても12年たってもまだまだですもんね。
一番面白かったのは、区画整理のために家をそのまま引っ張って移動させる映像。いやー、そんなことやってたんですね。昔の家屋ならではですね。
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