「沈黙の艦隊」:いろいろと残念 #沈黙の艦隊 #大沢たかお #吉野耕平
映画『沈黙の艦隊』は、あの原作マンガの(今頃になっての)映画化。でも、いろいろとキナ臭い時代なので、ある意味タイムリーな企画かも知れません。大江戸は途中まで読んでやめちゃったので、結末は知りません。
海江田ってこんな人だっけ? 大沢たかお、けっこう王騎将軍が残ってるんじゃね? といった疑問はありますが、まあ大沢さん本人がプロデューサーも兼ねて、映画化のキー・パーソンになっているそうですから。
で、113分という上映時間も含めて、スケールが大きいんだかそうでもないんだか、面白いんだかそうでもないんだか、よくわからない作品に仕上がりました。昨年の『ハケンアニメ!』で見事な技量を見せてくれた吉野耕平が監督なだけに、なんか残念な気がします。ドラマ部が盛り上がらず、けっこう淡々としていますし、すごいアクションや大きな見せ場もないんですよねー。
(以降ネタバレあり) だから、「え?ここで終わるんですかい?!」ってラストには驚いたりガッカリしたりしました。続編ができるのかもしれませんが、いくらなんでもねえ…。『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』の終わらせ方の爪の垢でも煎じて飲んでいただきたい気がします。いくら原作マンガの一部分を描いたからって、一本の独立した映画なんですから。わくわくできずに、当惑するなあ。
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