「江口寿史展 ノット・コンプリーテッド」@世田谷文学館 #江口寿史展 #ノットコンプリーテッド #江口寿史 #世田谷文学館
先日、芦花公園にある世田谷文学館で『江口寿史展 ノット・コンプリーテッド』(~2/24)を鑑賞。大江戸にとって、千葉、日比谷に次ぐ、ここ1年で3本目の江口寿史展です。
エントランスの自動ドアからして、オシャレに江口展仕様です。その横のお堀の鯉には、館の方が餌をやっているところでした。
日曜の午後に赴いた会場内はおじさんだらけ。普通いちばん展覧会には来ない層であるおじさんたちが、メイン観客となっております。みんな十代、二十代で、『すすめ!!パイレーツ』や『ストップ!!ひばりくん!』に出会った層なんでしょうね。
この展覧会は、イラスト中心の『彼女』展などとは違って、江口さんの「マンガ」業績にスポットを当てた構成。壁面に額装して、あるいはガラスの覗きケースの中に、原稿やら下描きやら色指定用紙やらがたくさん展示されております。
このひばり君はロイ・リキテンスタイン作品風。有名な一作です。
壁の色(と柄)もなかなかいいですよね。所々に大きく引き伸ばした絵があるのも、効いてます。
マンガの原稿は、どうしても読んじゃいますよね。セリフとかもけっこう覚えてたりして。
昔のカラー印刷ってもんは、コンピュータ―製販じゃなかったもんで、色指定はDIC やパントーンのカラーチップをつけたり、CMYKのインク比率で「C(シアン)100%・M(マゼンタ)20%・Y(イエロー)40%」とか書いて、デザイナーが指定していたのであります。本当のクリエイティブって感じですよね。
ギャグマンガと美少女画の両立。思えば難しいことをやって成功させたもんです、江口さん。CDジャケットとか本の表紙とかにも多く使われております。
でもご本人は、マンガへのこだわりがずっとあったようですね(イラスト仕事を断っていた時期もあったとか)。
未完の傑作『パパリンコ物語』。今もなおオシャレです。当時はメガネの女の子の絵って、希少で新鮮でした。ミスタードーナツのパパリンコ・グラスとか持ってますよ。ふふふ。
カンヅメにされていた神保町の旅館の部屋を再現したコーナー。いやー、昭和ですね。
若き日々からアイディアやネタを書き留めておいたノートの数々。ここから作品が生み出されていったのですね。
といったところです。思ったより見ごたえありました。江口さんの絵は、観る者をちょっと幸せにしてくれますね。
で、会場を出て階下に降りると、ホールには大きな女の子の顔が…。ああ、また素人モデルでライブ・ドローイングやってたんですね。「絵師」って感じだなあ。
グッズショップで、ポストカードを2枚だけ買って帰りました。
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