「ミステリと言う勿れ」:なんで大ヒット?? #ミステリと言う勿れ #久能整 #菅田将暉
映画『ミステリと言う勿れ』は、中ヒットTVドラマの映画版。大江戸はドラマ版を見ていなかったのですが、本作の公開に合わせてオンエアされたスペシャル版は見ました。そのスペシャル版は本作のエンドロール後のシーンとつながっているのですが、あまり面白いとは思いませんでした。
で、本作を観た感想としてもあんまり面白くは感じませんでした。横溝正史ミステリーのように古風な設定はまあいいとして、その一つひとつの場面がゆったりと長過ぎて…。現代の娯楽映画として、どうなんだ?って感じです。これだと、配信されたら倍速視聴されちゃうんじゃないかって感じがいかにも漂っております。なんでこんなに大ヒットしてるんだろ?
菅田将暉演じる久能整(ととのう)って、同じモジャモジャ頭でも金田一耕助ほどの面白さは感じないのですが、フェミニズムやポリティカリー・コレクトネスの体現者だってところが実に当世風ですね。
汐路役の原菜乃華って、『すずめの戸締まり』のすずめの声の人なんですね。うーん、なんか役者としての魅力を感じませんでした。例えばこれが同じ年頃のの浜辺美波や橋本環奈や上白石萌音or萌歌だったらと想像すると、きっともっといろんな情感を揺さぶってくれたと思うのです。
音楽(主題歌じゃなくて)もありきたりなものばかりで、あーあって感じ。この場面にはこういう音楽っていう笑えるほど典型的な当て込みでありました。こういうことだから「劇伴」とか言われちゃうんだよなー。
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