展覧会「活字の種を作った人々」@本と活字館<前編> #活字の種を作った人々 #本と活字館 #市谷の杜 #活版印刷 #大日本印刷 #DNP #秀英体
昨日、市ヶ谷駅から徒歩10分ぐらいの「市谷の杜 本と活字館」に初めて行きました。いやー、いろいろと発見があって、地味に興奮しました。
市ヶ谷の北側に坂を登って行き、防衛庁の先に位置する一帯は静かで広々としたエリア。日曜なんで、ほぼゴーストタウンでしたし。いやー、新宿区にこんな所があったんですね。ノーマークでした。そしてこのレトロで美しい建物は、1926年に建てられたそうです。当時は大日本印刷の前身である秀英舎の印刷工場だったそうですよ。この周辺、かなり広い土地の中に大日本印刷=DNPの大きなビルやいくつかの関連施設が建ってたりして、すっごいスケール。いやー、恥ずかしながらDNPがここまで超・大企業だとは知りませんでした。
ここには『活字の種を作った人々』という小規模の展覧会(~2024年6月2日/入場無料)を観に来たのですが、その会場(2階)に着く前に、外観と1階でコーフンしてしまいました。あ、ちなみにここは土日祝は予約なしでも入れるのですが、平日は要予約のようです(月・火は休館)。調べてから行ってくださいね。
受付の方に「こんにちは」して1階フロアを見渡すと、むむむ、カフェもあるけど、活字や活版印刷のあれこれが展示してありますね。そしてパネルを見ると、おお、往年のこの建物の写真! 今と(たぶん)変わらぬ外観です。
どうやらこのあたりは印刷・活字関係の常設展示なのでしょうね。展示してあるものはいかにも古いのですが、その見せ方(サインとかキャプションとか映像とかデジタルとアナログを融合させた説明機械?とか…)は現代的で、もろもろのデザインも洗練されています。
そうかー、明朝体とかのフォントに「秀英体」ってのがあることは知っていたのですが、ここがもともと秀英舎だったからなんですね。知らないことがいろいろわかって、目からウロコが落ちていきます。
活字のもとを彫る機械とか、鉛を溶かして活字を造る機械とか、いろんなものがあるわけです。大江戸は確か30歳前後で気づいたのですが(遅い?)、印刷物の文字、活字って、もともとそこに存在するものじゃなくて、誰かが大元の文字を手で書いて(描いて)創り出したものなんですよね。考えてみればあたりまえなんですけど。それはコンピューターのフォントであっても同じことです。
鎮座している機械は、いかにも年季を感じさせるものです。重くて頑丈そうです。
一方で、木製のデスクみたいなのに、指定の位置にアクリルキューブを置くと、説明映像や動画が見られるというデジアナ・ハイブリッド解説マシーンもあったりします。そして学芸員なんでしょうか普及担当員なんでしょうか?親切な説明をしてくれる女性もいらっしゃいました。大江戸は時間の関係でパスしましたが、活版でしおりを作れる実演コーナーなんかもありましたよ。
ああ、鉛の活字がずらりと並んでいて、壮観です。
頻繁に使う語句は、2文字、3文字と合わせたものを用意してあったりもするのです。よく使う字はたくさんあるんですね、なるほど。1ページに何回も出てくるんだから、そうでなきゃ足りなくなっちゃいますもんね。
ルビ用の活字なんていう超絶小さいものもありました。びっくりしたな、もう。さすがに初めて目にしましたよ。驚異!
係の方の説明を聞くと、いろいろ驚くことだらけ。いやー、印刷の歴史の中で数多くの知恵と技術が生み出され使われ続けてきたのですねえ。人類の育んだ偉大なる文化です。もっとじっくりと見聞きしたい感じでした(当日の小生は時間制限があったのです)。
大日本印刷が作った本や雑誌も展示されていて、『キング』『平凡パンチ』などもありましたが、かの『ホトトギス』も展示されていて、漱石の『吾輩は猫である』のページが開かれておりました。なんか、歴史と伝統が凄すぎますわ、ここ。
思いのほかの面白さと充実ぶりにかなりアガりながら、後編へと続く・・・↓
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