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2023年11月 8日 (水)

「春画先生」:内野聖陽と北香那を見る映画    #春画先生 #塩田明彦 #内野聖陽 #北香那 

1_20231108222801 映画『春画先生』は、『月光の囁き』『ギプス』など初期の「異形の愛」路線(もしくは変態純愛路線)に戻ったかのような塩田明彦監督作品。達者な映画となっておりました。

近年の塩田明彦は『どろろ』(2007年)からの不振期を経て、『さよならくちびる』(2019年)、『麻希のいる世界』(2022年)、そして本作と完全復活を遂げた感があります。しかも、現在の彼は昔と違って、安定してクォリティの高い映画を作っています。描写も、ショットも、カメラ位置も的確なのです。映画として貧相ではない豊かさがあるのです。

春画を鑑賞する際に、みんな口元にハンカチをあてています。きっと会話の際の唾液飛沫とかが作品に飛ばないようにという配慮(マナー)なのでしょうが、台詞では一切説明なし。それでいいんです、想像がつくんですから。なのに説明しちゃう貧しい映画が多すぎます。えらいぞ、塩田。

で、突き詰めれば内野聖陽と北香那を見る映画でした。二人の演技が見事。ひげを蓄えた変人の内野が見せる余裕といびつさ。 そして北香那の表情と声と全身の芝居がどれも素晴らしかったです。彼女が漏らす吐息の音声(おんじょう)が、実に何とも言えません。『バイプレイヤーズ』(TV版)のジャスミン役以来彼女を買っていただけに、ここで決定打が出たことはご同慶の至りであります。それにしても、彼女が走る場面でのスピードとランニング・フォームが見事でした。陸上とかやっていたのかしらん?

 

 

 

 

 

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