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2023年11月15日 (水)

「愛にイナズマ」:見たくないものを見せられる感じ    #愛にイナズマ #石井裕也 #松岡茉優 

1_20231115135501 映画『愛にイナズマ』は、問題作『月』がほぼ同時期に公開となった石井裕也監督作品。「イナズマ」と聞くと、成瀬巳喜男の『稲妻』と「イナズマ純也(サッカー日本代表の伊東純也選手の愛称)」を連想する小生です。

『月』は人間の心の闇に迫る、観るのが苦しい映画でした。でも本作も、(もっと大衆娯楽的に見えるのに)観ていて辛い気分、嫌な気分になる場面がかなり多かったのです。まあ、とにかくヒール役のMEGUMIと三浦貴大が憎ったらしくって、あいつらの言葉を聞いてるとムカついてたまりません。だけど、この人たち前半だけで全く消えちゃうんですよねー。そういう構成って、作劇上どうなんでしょう?

(以降少々ネタバレあり) タイトルの「愛」って何だ?と思うのですが、松岡茉優と窪田正孝の間のことかと思いきや、結局家族愛へとシフトしていくのでした。松岡、窪田に加えて、佐藤浩市、池松壮亮、若葉竜也といったキャストがどうにもこうにもハーモニーを奏でてくれません。それぞれの演技の方向性というかテイストというかがバラバラで、不協和音だよなあって感じました。

松岡の主人公がひどい目に遭うわけですが、この人にも結構問題があって、「うーむ」って感じなのです。悪役がドイヒーなだけに、一応かわいそうと思うし憤りを感じはしますが、多少の自業自得感も漂うのです。これってどこまで石井監督の経験を反映してるんでしょうかねえ。

ま、そんなこんなで、どんどん「社会派」になっていく石井裕也の作品は(初期を除いて)妙に飲み込みにくいえぐ味があるんですよねー。『月』同様に、「見たくないものを見せられる」感じがあるのです。そもそもこれで140分ってのは長過ぎですよ。

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