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2023年12月25日 (月)

「ポトフ 美食家と料理人」:食文化への敬意    #ポトフ美食家と料理人 #映画ポトフ #トランアンユン 

1_20231224221801 映画『ポトフ 美食家と料理人』は、約100年前のフランスを舞台にした料理をめぐる物語。いや、むしろ「食文化」をめぐる物語です。トラン・アン・ユン監督のフランス、いや人類の食文化に対する敬意が感じられる作品になっています。

冒頭いきなりの延々長い料理場面に圧倒されます。野菜を、魚を、肉を、丹念に調理していく過程を、人の動き、キャメラの動き 圧巻のスペクタクルとして描き出します。この長いシークェンスよりは短いけど、やはり見事で惹きつけられる調理場面は、その後も何度か出て来ます。料理が主役の映画・・・いやー、それってかなり素晴らしいことです。

でも、料理以外の場面との落差が大きいというか、ドラマ描写がやけに普通で躍動しません。そして残念なことに、後半が妙にたるくなってしまうのです。残念ですね。料理場面だけで言えば『バベットの晩餐会』以上なのに、名作になり損ねました。ただし、天才的料理センスを持つ少女の扱いは良いです。効いてました。

それにしても、ユーラシア皇太子がご招待した時のメニューの品目、分量の多さに啞然。ディナーが3部構成で、小生など第1部だけでも絶対に食べきれない量が出てくるようなのです。何かの冗談なのかと思いましたが、どうやらマジメなようで、「8時間かかった」なんて台詞もありました。ほとんど拷問です。でも8時間かかったにせよ、あんなじいさんたちがよく食べきれるものだと驚きましたけどね。あの人たち、日常的にこんな豪勢な料理をちょくちょく食べていて、よく太らない人もいるもんだと感心したのでありました。

 

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