「私がやりました」:後半、ユペールが全部持ってく #私がやりました #フランソワオゾン #イザベルユペール
映画『私がやりました』は、フランソワ・オゾン監督によるウェルメイドな犯罪コメディー。1935年のフランスを舞台に、オールドファッションドな雰囲気、なんならアメリカ映画的なテイストを放つとも言える佳品です。
1時間43分の作品の1時間までは、「やけに古めかしい作品だなあ。#MeToo的なフェミニズム要素を現代的スパイスとしてふりかけまくっているけど…」って感じでした。ところが1時間を過ぎてイザベル・ユペールが出て来ると、作品が別物になっていきました。映画が弾んで、いきいきと活力、面白さを放出するようになったのです。
やっぱりユペール、すごいですね。今回はコミカルに大仰な芝居を、余裕たっぷりに見せています。彼女の芝居としては大したことないんですけど、やはりその存在感は別格です。もう、一人でこの映画のすべてを持って行っちゃいました。
近年ではこういうタイプの古典的ウェルメイドな映画はほとんど見られなくなりました。だから、こうして作られて日本の映画館で公開されるだけでも僥倖としなければいけないのかも知れませんね。人が死んでる犯罪ものなのに、気分の良いラストを迎えられます!
| 固定リンク
« 福原義春さんのお別れの会 #福原義春お別れの会 #福原義春 #資生堂 | トップページ | 変わり種自販機三題噺 #変わり種自販機 #おもしろ自販機 #ゴジラ自販機 #海苔自販機 #守半海苔店 #くじらストア #くじら自販機 »


コメント