キース・ヘリング展@森美術館 #キースへリング #キースへリング展 #森美術館
きのう、六本木ヒルズの森美術館で『キース・ヘリング展 アートをストリートへ』(〜2/25)を観ました。時間指定制のチケットなので(当日券もあるようでした)、会場内は混んでおらず、とても見やすい状況。単に集客が芳しくないのかも知れませんが…。
キース・ヘリングも、今や忘れられかけているんでしょうかねえ? 大江戸は1980年代のブームから知ってますし、当時青山にあったPOP SHOPにも行ったことがあります。なんて書くと、トシがバレますが。
まあ、でも近年でもユニクロのTシャツやバッグになってたり、そのデザインは今もって広く受け入れられているように思えます。
展覧会は、総合的にキースの全容を紹介しています。地下鉄構内のグラフィティアート時代から、ポップアートの寵児としての活躍。広告での活躍や様々なメッセージ。そして31歳での死まで。ほんの十年程度のアーティスト人生でしたが、バスキアと双璧をなす1980年代アートのアイコンでした。
会場内には小さなお子さんがそこそこいたり、入口に子供向けのリーフレットがあったりもしたのですが、キースの作品ってけっこうセクシャルなものも多いんですけどね。まあ、あの画風なので、いやらしくはならないからいいのかな? 子供向けの絵なんかもあったりしました。
最後の日本コーナーだけが撮影禁止。キースが来日した時の写真や動画、墨と筆で描いた作品、POP SHOPで売っていたグッズなどが展示されていました。POP SHOPの紙袋や缶バッジは当時購入して今も持っているので、それがこういう展覧会に展示されているのを見るってのはちょっと不思議な気分でした。
珍しい立体作品などもありましたし、これだけ大規模なキース・へリング展ってのは、記憶にありません。確か1990年代に新宿の三越美術館で展覧会やってたような気がするのですが、ちょっとおぼろげな記憶です。
会場出口のグッズショップには、さまざまなアイテムが勢ぞろい。ただポストカードが220円なのには、ちとビビりました。100円、150円が常識だったポストカード、ついにここまで来ましたかあ。
長野県に中村キース・へリング美術館ってのがあって(行ったことないんですけど)、今回の作品もそこの収蔵品が多いようです。オンラインショップもあるようなので、もともとグッズは豊富なんでしょうね。キース・へリング作品って、ポップで商品化しやすいですし。
展覧会場を出れば、眼下に広がる快晴の東京! この美術館の大きな魅力なのであります。
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