「ゴールデンカムイ」:堂々と期待をつなぐ第一作 #ゴールデンカムイ #キングダム #山﨑賢人 #山田杏奈
映画『ゴールデンカムイ』は、人気漫画が原作のスケールの大きなアクション・エンタテインメントってこと&山﨑賢人が主役ってことで、『キングダム』を連想してしまいます。実際、同じ制作プロダクション(CREDEUS)が手掛けていて、脚本(黒岩勉)、音楽(やまだ豊)、アクション監督(下村勇二)、衣装(宮本まさ江)、VFXスーパーバイザー(小坂一順)らが両作に共通しているのです。これからは1年ごと(半年ごと?)にかわりばんこで続編が公開されていくなんてことになるのかも知れませんね。
この手の娯楽作として及第の出来。原作を知らずとも十分に理解できて、楽しめます。多様なキャラクターもそれぞれに立っているし、アクションも合格点。VFXはやや粗いかな。当然のごとく「つづく」なのですが、まあ1本の映画としてもまあまあ成り立っています。
『キングダム』においてもそうですが、山﨑賢人って無香性の主人公というか、匂いや主張がないので、何にでもなれるって感じ。おかげで周りの奴らが思いっきりクセ強に演じられます。ギラギラした悪役の玉木宏を筆頭に、矢本悠馬や舘ひろしや眞栄田郷敦らが愉し気に演じてます。
そして紅一点(って言い方は今よろしくないんでしたっけ?)的存在(回想場面に高畑充希は出て来ますが)の山田杏奈がアイヌの娘に扮し、その素朴で凛々しい個性がピッタリはまってました。さすがは「山女」です。
原作は31巻まであるのだそうですが、映画はやはり3本ぐらいで終わらせていただきたいと願います。それ以上だと飽きちゃうんですよ。
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