2023洋画トップテン #2023外国映画トップテン #2023洋画ベストテン #フェイブルマンズ #スピルバーグ
恒例、大江戸時夫の年間映画トップテン。
2023年の公開作の中から、まずは外国映画篇を発表します。
( )内は監督名。
1.フェイブルマンズ(スティーヴン・スピルバーグ)
2.EO イーオー(イエジー・スコリモフスキ)
3.TAR タ―(トッド・フィールド)
4.小説家の映画(ホン・サンス)
5.ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE(クリストファー・マッカリー)
6.マイ・エレメント(ピーター・ソーン)
7.VORTEX ヴォルテックス(ギャスパー・ノエ)
8.ファルコン・レイク(シャルロット・ル・ボン)
9.バービー(グレタ・ガーウィグ)
10.ショーイング・アップ(ケリー・ライカート)
次点.ザ・キラー(デイヴィッド・フィンチャー)
<その他の記憶すべき作品> 非常宣言 モリコーネ 映画が恋した音楽家 FALL フォール バビロン 逆転のトライアングル ソフト/クワイエット あしたの少女 ポトフ 美食家と料理人 ナイアド~その決意は海を越える~ M3GAN ミーガン アシスタント 私がやりました aftersun アフターサン AIR エア Pearl パール キリング・オブ・ケネス・チェンバレン
監督賞:スティーヴン・スピルバーグ(フェイブルマンズ)
脚本賞:スティーヴン・スピルバーグ、トニー・クシュナー(フェイブルマンズ)
撮影賞:ロジャー・ディーキンス(エンパイア・オブ・ライト) ミハウ・ディメク(EO イーオー) フロリアン・ホーフマイスター(TAR タ―)
美術賞:トム・ハモック(Pearl パール)
音楽賞:パヴェウ・ミキェティン(EO イーオー)
主演女優賞:ケイト・ブランシェット(TAR タ―)
主演男優賞:ブレンダン・フレイザー(ザ・ホエール)
助演女優賞:ペ・ドゥナ(あしたの少女)
助演男優賞:デイヴィッド・リンチ(フェイブルマンズ)
新人賞:シャルロット・ル・ボン監督(ファルコン・レイク)
怪演賞:トビー・マグワイア(バビロン) ミア・ゴス(Pearl パール)
トンデモ賞:キラーカブトガニ プー あくまのくまさん テリファー 終わらない惨劇
昨年は(いや、ここ数年)不振で、テンを選ぶのに難儀した外国映画ですが、今回は「普通」に戻りました。まだ、コロナや米国のストの影響で、本数は少ないと思うのですが、1~3位はどれをトップにすべきか迷いましたし、下位も充実しております。本来なら、ここに『オッペンハイマー』が入っているところだったんでしょうねえ。
次点まで入れた11本中8本がアメリカ映画。そんな中、『小説家の映画』(ホン・サンスの円熟!)、『非常宣言』『あしたの少女』など、韓国映画の幅の広さとパワーはやはり大したものです。 そして『デッドレコニング PART ONE』は、シリーズ最高作であるばかりか、娯楽アクションの最高峰として『007』や『インディ・ジョーンズ』をも凌駕しました。
それにしても、昨年のアカデミー賞で『フェイブルマンズ』ではなく『エブエブ』に票を入れた人、ケイト・ブランシェットではなくミシェル・ヨーに票を入れた人って、ほんとバカじゃないの?と思います。見る目なし! ああ、『フェイブルマンズ』ラストのジョン・フォード(デイヴィッド・リンチ!)の登場とその言葉は、奇跡のようにこの作品を高みに引き上げました。あのオフィスの外へ出た時の多幸感ときたら! やっぱりスピルバーグは、映画の神様です。
日本映画篇はこちら ↓
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