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2024年1月20日 (土)

「サン・セバスチャンへ、ようこそ」:3年半ぶりのアレン作公開    #サンセバスチャンへようこそ #ウディアレン 

1_20240120231701 映画『サン・セバスチャンへ、ようこそ』は、ウディ・アレン監督の2020年作品。日本公開作としては、『レイニー・デイ・イン・ニューヨーク』(2020年7月)以来3年半ぶりとなります。規則正しく毎年1本のペースで製作・公開していたアレン作品なのに、例のすったもんだの影響です。まずは公開されたことを喜びたい大江戸です。

本作も実に安定のウディ・アレン作品。自虐風味の男と女のすったもんだ。アレンらしい、シニカルに笑える台詞もいろいろあるし、スペインの明るい陽光を捉えたヴィットリオ・ストラーロの撮影も、いつもながらの音楽も、「ああ、アレン映画だなあ」って感じ。

なにしろ主人公(ウォーレス・ショーン)が明らかにウディの「代理人」です。以前はもっとイケメン俳優に代理人をさせていたりしましたが、ここに来てチビ・デブ・ハゲと三拍子揃ったウォーレス・ショーンを持って来ました。着てる服なんか、まさにウディご本人です。だから観てる間ずっと、彼をウディの姿に脳内自動変換しておりました。

で、本作の特色は映画愛全開ってこと。映画祭を舞台に、いろんな監督名、作品名が飛び交います。そして、ゴダール、フェリーニ、ベルイマンらの作品からパクったそっくり場面に主人公が入り込んでいる夢や妄想が、随所に出て来るのです。オーソン・ウェルズ『市民ケーン』、フェデリコ・フェリーニ『8½』、フランソワ・トリュフォー『突然炎のごとく』、ジャン=リュック・ゴダール『勝手にしやがれ』、クロード・ルルーシュ『男と女』、イングマール・ベルイマン『仮面/ペルソナ』『野いちご』『第七の封印』、ルイス・ブニュエル『皆殺しの天使』ってところです(あと一つ二つあったかな)。ベルイマンだけは3作も使ってるあたり、さすがはベルイマン好きのアレンです。大江戸的には、最初に出て来る『市民ケーン』に大いに興奮しました。 主人公が稲垣浩の『忠臣蔵』と黒澤明の『影武者』に言及するシーンもあって、びっくりでしたね。

でも現代の一般的映画ファンで、これらをわかる人ってあんまりいないんでしょうねえ。それだと、本作の楽しさも半減してしまうのですが…。

 

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