« 日本、バーレーンを下し準々決勝へ    #サッカーアジアカップ #サッカー日本代表 #サムライブルー #日本対バーレーン #毎熊晟矢 #三苫薫  | トップページ | どら焼き×4    #どら焼き #どらやき #小倉どら #日本橋どらやき #ふんわりどら焼 #どら茶ん »

2024年2月 1日 (木)

「奇跡の女優◎芦川いづみ」    #芦川いづみ #奇跡の女優芦川いづみ #日活 

Dsc_0720_copy_1024x768 昨秋刊行された『奇跡の女優◎芦川いづみ』倉田剛(鳥影社)を読みました。表紙の写真は、1956年の『死の十字路』(未見)だそうですが、芦川さんを代表する写真としてはちょっと大江戸好みではありませんね。

第一部=芦川いづみ論、第ニ部=芦川いづみ全映画作品、第三部=芦川いづみフィルモグラフィ から成り、ボリューム的には第二部が圧倒的。

第一部は「論」をつけるには少々あっさりしているのですが、著者(倉田剛)の視点で芦川いづみという女優の特質を分析し、コメディエンヌとしての彼女を評価しながらも、彼女の最高傑作は『硝子のジョニー 野獣のように見えて』だと断言しています。

第二部、第三部は資料的価値が高く、これから芦川さんの作品を観る時に必携の書となるでしょう。倉田氏はいづみさんの主演作108本のうち5本だけ未見なのだそうです(スゴイ!)が、作品数が「煩悩の数」と一緒だというのも、なんかスゴイです。小生はまだ25本しか観ていないので、まだこれからの楽しみががたっぷりあります。ふふふ。

著者の文章は、お年を召した方特有の癖があって、申し訳ないけどちょっと苦手なのですが、これまで意外なほど関連書籍が出ていなかった芦川さんに、『芦川いづみ 憂いを含んで、ほのかに甘く』(2019年)に続いて重要な本が刊行されたことを喜びたいと思います。

 

|

« 日本、バーレーンを下し準々決勝へ    #サッカーアジアカップ #サッカー日本代表 #サムライブルー #日本対バーレーン #毎熊晟矢 #三苫薫  | トップページ | どら焼き×4    #どら焼き #どらやき #小倉どら #日本橋どらやき #ふんわりどら焼 #どら茶ん »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 日本、バーレーンを下し準々決勝へ    #サッカーアジアカップ #サッカー日本代表 #サムライブルー #日本対バーレーン #毎熊晟矢 #三苫薫  | トップページ | どら焼き×4    #どら焼き #どらやき #小倉どら #日本橋どらやき #ふんわりどら焼 #どら茶ん »