「コヴェナント 約束の救出」:恩義ある戦い #コヴェナント #コヴェナント約束の救出 #ガイリッチー #恩義
映画『コヴェナント 約束の救出』は、原題が“Guy Ritchie’s The Covenant”です。なんかスゴイですね。ガイ・リッチー初の戦争映画でもあります。
いつものガイ・リッチーとはまるで違って、VFXたっぷりのポップで派手な絵作りは封じています。古典的なしっかりした映画。昔ながらの映画らしい映画です。なーんだ、ガイ・リッチーこういうのも作れるんですね。あるいは、「成長」と呼ぶべきか。
アクション描写の迫力やキレの良さはさすが。で、話としては実にシンプルに「恩義」を返す物語なのですね。義理人情ではなく、自分のために命懸けの行動をしてくれた人への、返すべき「恩義」。そのために、命の危険を承知で突き進む主人公。かなり胸アツなのです(『キネマ旬報』に秋本鉄次氏が『米軍残侠伝・アフガン仁義』と書いていたのには、笑いました)。
でも、いろいろ政治的に考え出すと楽しめない作品でもありますけどね。ゲームのように、良心の呵責なくどんどん人を殺していきますし。タリバンは、昔の西部劇のインディアン扱いですし。まあ、割り切って娯楽映画として鑑賞するのがよろしいのではないでしょうか。
アフガン人通訳を演じたダール・サリムが、リーチ・マイケル風で、頼りになって、なかなかの儲け役でした。
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