「ジャン=リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争」:さすがはゴダール #ジャンリュックゴダール遺言奇妙な戦争 #ゴダール
映画『ジャン=リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争』は、ゴダールの遺作となった20分の短編。このぐらいの長さの短編作品が、何かの同時上映ではなく単独で普通の映画館にかかるというのは、類例が思い浮かびません。初めてのケースかも知れません。さすがはゴダール。
観る前から「絶対ちんぷんかんぷんだろうなあ」と思ってましたが、予想の斜め上を行きましたねえ。ほぼ静止画や文字をつなげただけで、音も入ったり入らなかったり。何が何やらさっぱりわからず、わてほんまによう言わんわって、『買い物ブギー』ですね、ほとんど。さすがはゴダール。
仕事帰りに新宿の武蔵野館で観たのですが、予告なしでいきなり始まって、たったの20分。パッと短時間で観られて帰りも遅くならず、いいですね。なので、鑑賞料金も1,000円均一。でも考えてみると、20分だったら500円も払えば十分ですよね(入場者にはポストカードをくれましたけど、そんなのいらないし)。まあ、お香典代わりだと思って、自分を納得させました。
20分しかない作品なのに、残り3分ぐらいで入って来たお客さんがいて、びっくりしました。あの人はこの奇妙過ぎる3分間に何を思ったのでしょうか。まあ、20分観ても同じって考え方もありますけど。そう思わせるあたりも、さすがはゴダール。
最後まで大江戸とは相容れることのない、訳のわからない作品ばかり作る、でも世界中に多くのシンパがいる、唯一無二の映画監督でありました。さすがはゴダール。なむなむ。
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