「変な家」:変な映画(ひどい映画) #変な家 #映画変な家 #佐藤二朗
映画『変な家』は、雨穴(うけつ)による小説(もとはネット動画)の映画化。約1年前に載せた小説版のレビューはこちら( ↓ )ですが・・・
「変な家」:キャッチーだけど… #変な家 #雨穴 : 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)
いやー、さすがは大江戸! いいこと言ってるじゃないですか。「これの映画化ねえ…。だいたいどんな感じか見えるようですね。作る人も、観る人も、お疲れさまです、と今から言っておきます」ですって。まさにその通りでした。いや、実の所もっと輪をかけてドイヒーかも。
これ、映画を観た後で大もとのYouTube動画を見たんですけど、出来の良さ順でいうと、動画>小説>映画でした。映画版はもともとの「不動産ミステリー」部分がほとんどさらっとした扱いになっていて、後半のおどろおどろしい(バカバカしい)展開をメインにしているという愚かな趣向。まあ、佐藤二朗をキャスティングした段階で、もう真っ当な映画にするのはあきらめたって事なのでしょうか。それにしても、この作品の一番マシな部分を申し訳程度にしか扱わないなんて、どうかしています。
(以降ネタバレあり) で、バカみたいな怪奇映画の様相を呈する後半は、ほとんど見るに堪えません。小説において(特に)ダメだった部分が、更に増幅されたと申せましょうか…。実写なんで、よけい「そりゃ、ありえないだろ」って感じに、噓っぽさが際立ってしまってます。根岸季衣がレザーフェイス化するに至っては…、嗚呼、いたたまれないほどのセンスなのでした。
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