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2024年5月31日 (金)

アルコール入りのお飲み物    #檸檬堂鬼レモン #-196 #極み仕立て #氷結モッタイナイ浜なし #晴れ風 #缶チューハイ

Dsc_0975_copy_589x854 昨日はノンアルだったので、今日はアルコール入りの缶飲料。

まずは昨日からのつながりで、コカ・コーラの『こだわりレモンサワー 檸檬堂 鬼レモン』。レモン2個分の果汁が入ってるそうです。まあ良くできてますよね。でも大江戸はすっぱいの苦手なもんで、レモンを2倍にしなくてもいいかな。

 

Dsc_0000_burst20240509200615747_cover 続いては、サントリー『-196 無糖4% オレンジ&レモン』。「-196」は「イチキューロク」と読むそうです。無糖なので、ちょっと物足りなさがある反面、スッキリ系で食事には合いそうですし、何より健康志向。アルコールも低めなので、時代に合ってよろしいんじゃないでしょうか。

 

Dsc_1241_copy_560x800 で、こちらはキリンの『極み仕立て グレフルサワー』。芳醇でまったり系です。フルーツ感が濃くて、良いです。ビール酵母で発酵させたレモンから搾った果汁がうまみたっぷりのようです。上質ですね。

 

Dsc_1335_copy_800x600_20240531231401 そしてこちらは、サントリー『氷結 mottainai 浜なし』。SDG’sな切り口の商品です。フードロスの削減や農家支援につながるのだそうです。規格外で捨てられる果実を利用した商品。まあ、昔からそういうことはやっていたんじゃないかと想像しますけど、それを大きくフィーチャーしたってことでしょうね。ちなみに「浜なし」というのは、横浜のブランド梨なんだそうです。知らなかった。大江戸は梨のサワー、けっこう好きです。

 

Dsc_1244_copy_600x854 最後にビールも紹介しないとねってことで、はい、キリンの『晴れ風』です。今春のキリンの勝負作というか、もっと大きな意気込みで、キリンラガー、一番搾りに次ぐ柱として育てようとしてる商品だそうです。実際、絶好調の売れ行きみたいです。でも、そんなにおいしいかなあ? 癖はないけど、個性もない、なんてことのない頼りなげな味だと思いますけどねえ(ライトなビールを好む層にはウケるのかもです)。

 

 

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2024年5月30日 (木)

ノンアルコールのお飲み物    #ノンアルコール #ノンアル #オールフリー #グリーンズフリー #アサヒゼロ #濃い搾りレモンサワーノンアルコール #よわない檸檬堂

Dsc_1277_copy_434x653 ノンアルコール、いわゆる「ノンアル」の市場って、どんどん広がっているのでしょうね。まあ、大江戸なども成人病検査の前日とか、不定期たまーにの休肝日とか、アルコールはもういらないけどお食事のお供が欲しいときとかに、飲みますノンアル。

例えばこれ、サントリー『オールフリー』。ノンアルコールに加えて、糖質0、カロリー0、プリン体0って書いてありますね。これは今シーズン、深津絵里さんがCMに出てるので、好意的に捉えたい大江戸です。実際、お味の方も悪くありません。

 

Dsc_1336_copy_600x835 『オールフリー』には、更に健康志向のお仲間がありまして…その1は『からだを想うオールフリー』。「内臓脂肪を減らす」のだそうです。なかなか良いではありませんか。

 

Dsc_1315_copy_600x658 そしてこちらは、『あしたを想うオールフリー』。なんと!「記憶力を高めるのに役立つ」のだそうです。だったらこれ、中高年ばかりじゃなくて、受験生にも良いのでは? ノンアルだし。 うーん、いろんなの出してきますねー。びっくりだ。

 

Dsc_1187_copy_600x752 さて、こちらはキリンでございます。『グリーンズフリー』。3種のホップが香ると書いてありますね。ノンアルにしては、コクがあるような気がいたします。まあでも、普通かな。

 

Dsc_1313_copy_514x653 そしてアサヒの『アサヒ ゼロ』。これが割といいんですよー。普通のノンアルはいろんなものを加えてビールに近い味を再現しようとしているそうですが、これは「ビールと同じように作ってから、アルコールを取り除いていく製法なんだそうです。なるほど。確かにビールにより近い気がします。悪くないです。

 

Dsc_1060_copy_450x600 ノンアルはビール風ばかりではなく、チューハイ風なものもございます。 はい、サッポロの『濃い搾りレモンサワー ノンアルコール』です。王道ですね。果汁は1%。でもレモン味濃い目です。

 

Dsc_1335_copy_600x811 そして最後にご紹介するのが、コカ・コーラの会社が出してる『よわない檸檬堂』。檸檬堂って「レイモンド」ですよね。酔える方の檸檬堂はレモン感が濃厚で、大江戸も高評価なのですが、こちらもアルゼンチンレモンの果汁を「10%未満」使っていて、良き。「甘さを抑えたレモンスカッシュ」って感じであります。これで焼酎を割れば、おいしいレモンサワーになります。って、それじゃ意味ないじゃん!

 

 

 

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2024年5月29日 (水)

「青い山脈」(1963年):芦川いづみが美しい!    #青い山脈 #芦川いづみ #吉永小百合 

Aoisanmyaku 映画『青い山脈』(1963年)は、全部で5作ある映画化の3本目(1962年作品とする例もありますが、1963年1月3日公開だそうなので、当ブログでは1963年作品とします)。西河克己監督×吉永小百合主演のカラー作品です。神保町シアターの特集「1960年代ーー吉永小百合と私たちの青春」の1本。でも小生の場合、芦川いづみさん出演作なので観に行った次第。初見です。っていうか、『青い山脈』自体、初めて観ました(今井正監督×原節子主演なども観ていません)。有名作の観落としは結構あるものです。

戦後すぐの石坂洋次郎原作は、当時としては画期的に進歩的だったようですが、今の目で観るとむしろ古臭くて、女性の扱いとかなかなか難しいものがあります。時代が違うからしょうがないんですけど、苦笑、失笑してしまう場面がかなりあるのです。まあ、でも王道の大衆娯楽作の作劇を守ってますから、ちょっとハラハラモヤモヤしながら、最後は正義が勝ってハッピーエンドで気持ち良く終わるのです。かなり笑わせてくれますしね。いいなあ、明朗娯楽作。

いつもながらの藤村有弘の小悪党が憎ったらしく、でも最後にはコテンパンにされることで、観客は溜飲が下がるという図式。いいなあ、勧善懲悪。 主人公(吉永)と敵対するメガネ女子も憎ったらしいのですが、最後に突然改心するあたり、唐突過ぎて理解不能です。でもハッピーエンドのためなら、何がどうあってもかまわないというような作品づくりが爽快でもあります。

島崎先生を演じる芦川いづみさん、本作では最高に美しいのです。見とれちゃいます。そして最高に吉岡里帆度が高いのです(似てます)。まじめな先生役が柄に合ってます(一方では『あした晴れるか』みたいなコメディーもいいんですけどね)。むしろ彼女が本作の主役と言ってもいいのですが、この頃は吉永小百合がのしてきて、芦川さんは主演から助演への移行期だったこともあり、ポスターでも小さな扱いになっております。

 

 

 

 

 

 

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2024年5月28日 (火)

「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章」:期待のハードル上げ過ぎたかな?    #デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション #デデデデ #浅野いにお 

1_20240528220201 映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章』は、公開を待ち望んでいた作品。 (前章のレビューはこちら ↓ )

「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」:なめちゃいけない傑作    #デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション #デデデデ #浅野いにお : 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

うーん。でも正直、かなり上がりまくっていた大江戸の期待値には届かなかったのですよ。とにかく時制の交錯が多くて、何がどうなっているのかがわかりにくい。何とかわかっても、満足のいくストーリーではなかったような気も…。

(以降ネタバレあり) まあ「セカイ系」なわけですが、それでも「友情」と「世界の滅亡」を天秤にかけるってのはねえ。どうなんでしょ? まあ、そういう話を作っているのでしょうから、文句を言えはしないのですが…。ラストもきちんとキマらなかったなあ。

とはいえ、東京の終末描写は一見に値します(ラース・フォン・トリアーの『メランコリア』を連想しました)。大江戸も、ああやって一瞬で死ぬのなら楽でいいと思います。あの東京からまっすぐ伸びた光の塔が、…エヴァじゃん。

前章同様「おんたん」と「門出」のキャラが魅力的。「はにゃにゃふわ~」な日常が素敵なのです。もちろん、あのと幾田りらの声も魅力的。 ついでに言えば、正直な総理大臣も人間くさくて魅力的なのでした。

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2024年5月27日 (月)

「湖の女たち」:詰め込み過ぎて共倒れ    #湖の女たち #大森立嗣 #吉田修一 #福士蒼汰 #松本まりか 

1_20240527135401 映画『湖の女たち』は、吉田修一原作の映画化。これまで吉田作品というと李相日監督のイメージが強かったのですが(『悪人』、『怒り』、そして『国宝』を製作中)、今回は大森立嗣監督(脚本も)です。でも大森監督って、『さよなら渓谷』も吉田作品だったんですね。でも小生は吉田作品って、映画も小説もノれないんですよねー。

うーん、かなり変な作品でした。文芸調のタイトルに惹かれて観た人は、相当戸惑ったのでは? 大江戸としては「あまりにもいろんなものを詰め込み過ぎ」だと感じました。人間の内奥(変態性とか)を描きながら、冤罪、職業差別、命を生産性で判断すること、石井731部隊、政治・警察・マスコミの腐敗などなど、ちょっと欲張り過ぎでは? 結果として掘り下げが中途半端になって、どのテーマも共倒れになったような…。もしかして原作小説だと成り立っているのかも知れませんが、それを141分の映画にすると、どうしても描き切れないのです。小説と映画の媒体特性の違いによるものです。

(以降少々ネタバレあり) 変態的性愛で惹かれ合っていく福士蒼汰と松本まりかですが、正直なところ今一つ。特に最近は石原さとみ(『ミッシング』)とか草彅剛(『碁盤斬り』)とかの圧倒的な芝居を目にしているだけに、どうしてもハードルが高くなってしまいます。まあ、まりかさんの個性は貴重だと思っていますし、福士くんも「ずぶん先輩」からは随分成長したと思うのですけれど。

それにしても、ちょっとバイオリン鳴らし過ぎじゃないですかね?

 

 

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2024年5月26日 (日)

「碁盤斬り」:草彅剛の渋カッコよさ    #碁盤斬り #草彅剛 #白石和彌 

1_20240526225501 映画『碁盤斬り』は、白石和彌監督初の時代劇。妙なタイトルですが、正統派で堂々たる出来の作品。そして狙い通りというか、草彅剛を見る映画になっています。

草彅剛が、現代劇やってる時より安定して渋カッコいいのです。時代劇顔なのです。品があります。まげ姿も似合いますし、後半のひげを蓄えた姿などは、『荒野の用心棒』のクリントイ・イーストウッドのようでした。映画賞の男優賞をいくつか受賞しても、ちっとも不思議ではありません。

碁を打つ場面がやたらと多い映画です。大江戸は囲碁のことはさっぱりわかりませんが、鑑賞には問題なし。純粋に白石監督の「碁というもの」の撮り方がうまいなあと思いました。その碁敵(ごがたき)を演じる國村隼さん(ちょっと久しぶりかな)の熟練の演技はさすがでした。娘役の清原果耶も、柄に合った役で悪くありません。 ただ、仇敵を演じる斎藤工が力量不足というか凄み不足。ここは、その昔の仲代達也のような人が欲しかったところです。

落語『柳田格之進』がもととなっているのだそうですが、小生は不勉強にして知らない噺です。ただ、特に終盤など、「人情噺」ならではの良さが出ていました。ちょっと泣かされましたよ。

ベテラン福本淳による撮影も、室内も屋外も落ち着いて品のあるルックで統一し、良い仕事でした。

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2024年5月25日 (土)

ベレーザ、最終戦は悔しいドロー    #日テレベレーザ #ベレーザ #beleza #レッズ対ベレーザ #北村菜々美 #WEリーグ

Dsc_1328_copy_724x903 毎年「早いなあ」と思うのですが、今日で3年目のWEリーグが最終節。都/県境いの関所を通って(←ジョーク)、アウェイの浦和駒場スタジアムで三菱重工浦和レッズレディースvs.日テレ東京ヴェルディベレーザを観戦。そういえば、アウェイでベレーザの試合を観るのは、初めてのことです。

Dsc_1330_copy_800x633 スタジアムは浦和駅のパルコ側の口から徒歩15分ぐらい。道沿いに出ているこの旗をたどって行けば着くのです。ここには大昔、湘南対浦和の(天皇杯だったかも?)試合を観に行って、いわゆる「出島」に押し込められて、ベルマーレが劇的な勝利を遂げたことを覚えています。レッズサポに因縁つけられないように、速足で駅まで帰ったものです。

Dsc_1332_copy_1024x693 今日は周囲をがっつり赤い人たちに固められているわけでもないし、そんなに出島感はありませんでした。いわゆる普通のアウェイです。それにしても、ピーカンでした。

Dsc_1334_copy_1330x921 前節の終盤に脚を痛めた藤野あおばはメンバー外でした。残念! そして、前十字と半月板で全治9か月の大けがと発表された池上聖七もいません。池上の25番のユニフォームは試合前のメンバー撮影の時に村松キャプテンが掲げていましたし、その後はベンチの横に吊り下げられていました。

Dsc01571 試合はベレーザが鈴木陽、村松の得点で2点先行。その後、清家に1点返されたものの、菅野のゴールで前半を3-1とリードして折り返します。

Dsc01570 今のベレーザは点が取れます。WEリーグが始まって3年、レッズレディースには勝ったことのないベレーザが、いよいよ初勝利できそうな流れです。

Dsc_1336_copy_1024x598 しかし終わってみれば、3-3の引き分け。清家の本日2点目で同点にされたのは90+1分。実に悔しい、あまりにも残念なドローです。なんでいつもレッズとの戦いではこうなってしまうのか!?

Dsc01576 うーん、藤野がいたら、池上がいれば、勝てた試合だったと思います。はい、タラレバです。悔しいもんで。まあ、浦和の方も猶本、安藤を欠いているわけですからねえ。さすがはアジア・チャンピオンってことなんでしょう。

Dsc01577 それにしても今日の2ゴールで、清家貴子選手は今期20得点ですと! 代表でも点取ってるし、いったいどうしちゃったんでしょう?ってぐらいの凄さです。

Dsc01566 今日の北村菜々美選手は、フル出場。ぜひ背番号の数だけ点を取ってほしかったのですが、残念ながら一つたりないまま「6」で終わってしまいました。

Dsc01578 浦和との試合だと、特に彼女のインテンシティがもの足りなく感じてしまいます。いつも通りパスやクロスでは精度の高い素敵なプレイを見せてくれるのですが…。

Dsc01579 でも今シーズンは2試合欠場したものの、それ以外は大きなけがもなく、コンスタントに活躍できて良かったです。お疲れさまでした。更なる成長を期待いたします。そして、来期もベレーザに残ってね。

 

Dsc01581 ベレーザはウインターブレイク明けは3月にアウェイで新潟に1敗しただけで、あとは13試合負けなしでフィニッシュ。でも5連勝を6にすることはできなかった今日の試合です。本当にウインターブレイクでの補強(鈴木陽と神谷千菜)がハマって、「強いベレーザ」になって来ました。でも前半戦での不振がたたって、結局WEリーグ1年目、2年目と同じ3位。しかし、今のチームを見てると、来シーズンへの期待が非常に高まります。一方ではまた海外移籍の選手とか出て来そうで(藤野あおばを筆頭に)、そこが永遠の悩みの種です。

Dsc01572 あとはホーム西が丘の観客動員の伸び悩みも、悩みの種。来シーズンこそは、「強いベレーザ」を見に来るお客さんでいっぱいになってほしいものです。

 

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2024年5月24日 (金)

最近の菓子パン・おかずパン    #菓子パン #おかずパン #パイナップルあんぱん #薄皮ナポリタンパン #ハムカツポテトサラダロール #生もちっカスタードアンドホイップ #ミニスナックゴールド

Dsc_1322_copy_800x709 最近食べた菓子パン、おかずパンのまとめ。

まずは、木村屋総本店の『パイナップルあんぱん』。いやー、珍しいです。しかも老舗中の老舗である木村屋さんが出すとは! 

Dsc_1324_copy_800x556 ご覧の通りびっくりするような黄色あん。へその部分には、パインゼリーがトッピングされてます。確かにパイナップル風味。でもどうでしょか? あんまりリピート買いしたいとも思いませんでしたけどねー。

Dsc_1323_copy_786x709 シールには、「牛乳の相方総選挙 第1位 あんぱん」と書いてありました。さすがは木村屋さんです。でもある意味あたりまえというか、「じゃあ、ほかに何があるんですか?」って思ったりもします。やっぱり煎茶でも紅茶でもコーヒーでもコーラでもジュースでもポカリスエットでもなく、牛乳ですよねえ。

 

Dsc_1256_copy_800x469 続いてこちらもびっくり。ヤマザキの『薄皮ナポリタンパン』。「薄皮」のそばに「グルメ」とありますが、これはどう読むのでしょうか?「薄皮グルメナポリタンパン」? いずれにせよ、こんなチープな小品に「グルメ」なんて使っちゃいけないと思います。世の中どこでも「グルメ」の大安売りですからね。

Dsc_1257_copy_687x486 このシリーズの薄皮あんぱんは大好きなのですが、これはちょっと…。ケチャップ味とピーマンの苦みと頼りないスパゲッティ。ナポリタンらしいといえばらしいんですけど、パンにいれても特段おいしくはないです。これなら、焼きそばパンの方がいいなあ。

 

Dsc_1255_copy_800x486 そして100円ローソンの『ハムカツポテトサラダロール』。100円ローソンですけど、120円(税込130円)です。まあ、そういう時代です。ハムカツ×ポテサラ・・・ある年代の男性には、強くアピールする組み合わせですね。最強です。ま、お味の方は想像の通り。それほど大したものではありませんが、こういうものが世の中にあってもいいですよね。

 

Dsc_1318_copy_800x6003100円でない普通のローソンに移ります。『生もちっ カスタード&ホイップ』です。このパン生地がやけにもちっとしているのです。で、中には黄色と白のカスタードとホイップ。はい、商品名通りの商品です。

Dsc_1319_copy_800x6003 お味的にも商品名の通りです。期待を裏切らないととるか、予想を超えて来ないととるかは、その人次第。

 

Dsc_1275_copy_669x653 そして最後に控えしは、トリにふさわしいド定番のロングセラー商品。ヤマザキの『ミニスナックゴールド』。なんと1970年販売だそうですから、すでに半世紀オーバー。これ、大江戸は数十年ぶりに食べました。なんか最近妙に、あのシンプルな白砂糖甘パンの味が気になっていたのです。

うん、記憶通りというか、想定通りの味。「原点」って感じで、時々この初心に戻って来たい、そんな製品です。 これ、テレ東でやってる宮藤官九郎脚本のドラマ『季節のない街』で、ホームレスの子が好きなやつなんです。 でも、こんなに大きいのになんで「ミニ」なんだ?と思ってネットで調べたら、大して面白くない話でした。気になった方は、自分で調べてみてください。

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2024年5月23日 (木)

今日の点取占い327    #点取占い #点取り占い 

Dsc_1326_copy_800x463 君に物を預けても大丈夫ですか   6点

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2024年5月22日 (水)

丸の内TOEI閉館のニュース    #丸の内東映 #丸の内TOEI #東映 

Dsc_1316_copy_761x1010 ついに来ましたか…。東映城本丸の落城です。先日のニュースで知った「丸の内TOEIが2025年夏で閉館」という悲しい知らせ。まあ、この東映会館というビルが取り壊し→建て替えになるのです。1960年の開館だそうですから、来年で65歳。ちょうど多くの企業の定年退職の年齢で、お役御免となるわけです。

もう、ここ十年ぐらいは「時間の問題」だろうと思い続けていました。いつ行っても、1階の劇場(①)も地下の劇場(②)もガラガラ。東映のバルト9もTジョイもそれなりにお客さんが入ってるのに、ここだけは別世界なので、「いつまでもつんだろう?」「東映直営館最後の砦の意地だな」などと思っていたのです。Dsc_1317_copy_1280x1010

今や東京のどこにも、シネコンじゃなくて、これだけ大きくて(①511席、②360席))、映画館メインの劇場(1Fが映画館の入口)って、なくなっちゃいましたから。

写真でも見えるように、たぶん5年ぐらい(?)前までは正面の2‐3F部分に近日上映作品の大広告が出ていたものです。もっと言えば、その昔の大作は、この外壁に巨大な懸垂幕がかかっていたものでした(あれはたぶん条例違反ぐらいの大きさだったと思うのですが、それが成り立っちゃうあたりが、さすが東映ってところです←違ってたらすみません)。

Dsc_1318_copy_1280x800 地上の①は、本当に立派な劇場でした。何と言っても、天井がハンパなく高い。得難い空間でした(現在のバルト9の所にあった新宿東映も、天井高かったですもんねえ)。2階席があるのも、大江戸的にはポイント高いのです。数年前にはこの2階席から、『みをつくし料理帖』公開記念舞台挨拶で角川春樹監督や松本穂香を見ましたっけ。

この建物、再開発ではホテル・店舗を中心とした商業施設になってしまうようです(開発期間は2025年~2029年の予定)。映画館は入らなさそうですねえ。寂しいなあ、東映本社も京橋のエドグラン内に移転するそうですし。

来年になって閉館が近づくと、きっと「東映名作選」みたいな特集上映やるんでしょうね。その時ばかりは満員になったりするんでしょうねえ、きっと。

 

 

  

 

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2024年5月21日 (火)

「異人たち」:大林版とは全くの別物    #異人たち #異人たちとの夏 #ジェイミーベル 

1_20240521134701 映画『異人たち』。日本では山田太一の原作小説を市川森一脚本で大林信彦監督が映画化した1988年作品『異人たちとの夏』が名作かつ怪作として名高いわけですが、本作はテーマからテイストから全くの別物でした。

ゲイの男性のアイデンティティとか葛藤とかがメインテーマであり、大昔に亡くなった両親が…って部分は、二の次になっています。両者はなんとかつながっているのですが、細い線でつながっているだけなので、どっちかというと両親部分が「つけ足し」に思えてしまうのです。

『異人たちとの夏』の美点だった「ノスタルジア」に関しては、さほど色濃く表現されていないのが残念。そして両親の味わいだって、絶対に片岡鶴太郎&秋吉久美子の方が上です。まあ、それを中心に描こうとはしていないってことですね。

それはそうと、この父親がジェイミー・ベル。つまり、映画『リトル・ダンサー』(2000年)でビリー・エリオットを演じたあの少年(現在38歳)だと知ってびっくり! うーん、人間は年を取るのですねえ。

(以降少々ネタバレあり) ということで、かなりしんねりむっつりした映画であり、大江戸的には結構がっかりでしたし、眠かった。でも大林版で終盤唐突にぶっこまれた、あの悪名高いホラー場面がなかったことは何よりでした。まあ、普通ああはしませんもんね。

 

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2024年5月20日 (月)

「猿の惑星 キングダム」:本当の面白さはこの次?    #猿の惑星キングダム #猿の惑星 

1_20240520135001 映画『猿の惑星 キングダム』は、山崎賢人や吉沢亮や大沢たかおが出て来るわけではありません(ましてや、ラース・フォン・トリアー監督作品ではありません)。原題は、“Kingdom of the Planet of the Apes”。

前作『猿の惑星 聖戦記(グレート・ウォー)』(2017年  ↓ )から7年もたったのですね。

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-c592.html

「猿の惑星」のシリーズ(リブートを含む)としては、第10作目だそうです。今回はよりアクション・シーンに力が入っているように思えます。そして、アクション描写は的確で迫力たっぷり。人間狩りの場面とか、1968年の第1作を思わせる描写もいくつかありました。

チャールトン・ヘストン的な役柄のノヴァ(フレイヤ・アーラン)に、いろんな??があったのですが、観終わってみると合点がいくように説明されていました。 (以降ネタバレあり)ラストは、「つづく」でした。これもまた三部作になるようです。そんなわけで、いろんな工夫もあって、2時間25分が長くは感じられませんでした。でも、文句なく面白かったわけでもありません。本当に面白くなるのはこれからなのでしょうね。

それにしても、獰猛なゴリラは残虐です。画面の外(下部)にいるエイプの長老に襲いかかったかと思うと、変な音がして、次の瞬間にはなんか一つながりの骨格みたいなものを下から引き上げて吠えてました。あれって、鮎の骨をきれいに身からはがすみたいな感じで、長老の骨を素手と馬鹿力で抜き取ったってことですよね。唐突にえぐい残虐描写が出たので、驚いちゃいました。

 

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2024年5月19日 (日)

「ソイレント・グリーン」(1973年):現代を予測していたSF    #ソイレントグリーン #チャールトンヘストン #チャックコナーズ #シネマート新宿

Dsc_1322_copy_578x768 映画『ソイレント・グリーン』(1973年)の時ならぬ再公開を、シネマート新宿で観ました。ここの劇場は近年、『マッド・ボンバー』だとかフリードキン版『恐怖の報酬』だとか『未来惑星ザルドス』だとか『ザ・ドライバー』だとか『バニシング・ポイント』だとか、びっくりするような’70年代作品の単独リバイバル(新宿ローヤル的な作品群ですね)をやっていて(しかも23区内では単館で)、本作もそれに連なるもの。大江戸は(ずっと前から気になっていたのですが)初見です。

Dsc_1324_copy_573x768 舞台となっているのはなんと2022年の人口過密なニューヨーク。この半世紀前の作品が、半世紀後の未来を描いていたってことですね。今回の宣伝コピーも、「もう、人間がいっぱい…」。アパートの階段いっぱいに人が寝ていて、人間を踏み分けながら出入りするって…ほとんどギャグです。警察が暴動を制圧する車もショベルカーで、人間をすくって荷台に放り込むって、…やっぱりギャグにしか見えません。

Dsc_1329_copy_485x765 それにしても、原題を予言している部分が多々あります。人口問題、エネルギー問題、地球温暖化、環境破壊、貧富の格差、食糧問題、安楽死などなど。アメリカのSF作家ハリイ・ハリスンの小説『人間がいっぱい』が原作なのだそうですが、確かに優れたSF は未来を予言しますからねえ。

Dsc_1327_copy_565x765 その割には、プロダクション・デザイン(美術)や衣装が雑というか、ちゃんと仕事してないというか、ほとんど’70年代感覚なので、「おいおい!」と思ってしまいます。

Dsc_1325_copy_1280x7653 “聖人”チャールトン・ヘストンがやけに生臭いダーティー・コップだし(イメチェンを図ったんですかね?)、温暖化とエネルギー枯渇のせいで庶民の家は常に暑くて汗だらだらだし、(知ってたけど)あの結末だし、何とも気分のよろしくないディストピアものでした。

Dsc_1326_copy_559x768 17日公開で19日に行ったら、すでに入場者プレゼント(まあ、ステッカーとチラシですけど)は終了してました。はえーよ! でも、「ソイレントなグリーンクッキー」(500円)は販売してました。買いませんでしたけど。

Dsc_1330_copy_1024x768 シネマート新宿さんは、いつも工夫を凝らしたディスプレイや企画で映画ファンを楽しませてくれますが、今回もなかなかでした。’70年代調の新聞広告を作って貼りだしてあるし、人間がいっぱいの写真パネルを掲出してるし、ソイレント・グリーンを胸に入れたTシャツも販売してるし。

Dsc_1328_copy_1024x663 中でも笑えるのはこれ。(たぶんプラスティック製の)ソイレント・グリーンが箱の中にたまってて、それを右脇のベルトコンベアーに置いて流せるという、映画のワンシーンの再現おもちゃ。それで?と言われれば、それだけのことでしかないんですけどね。その意味のなさが大好きです!

あ。この映画、チャック・コナーズも出ているのですが、ここの男性用トイレって、入口に彼の顔が出ているのです(下の記事参照)。何とも言えませんね。

「未来惑星ザルドス」:世紀の哲学的怪作    #未来惑星ザルドス #ショーン・コネリー #シネマート新宿 : 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

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2024年5月18日 (土)

「ミッシング」:石原さとみの凄さに震えよ!    #ミッシング #吉田恵輔 #石原さとみ 

1_20240518225701 映画『ミッシング』、想像以上に傑作でした。やっぱり吉田恵輔監督は、現在日本の映画監督の中で5本の指に入る才人、むしろ異才の人です。脚本も吉田恵輔。現代日本の抱えるさまざまな社会問題や人間の在りようへの問題をぶっこんで、観る者に突きつけて来ます。そのえぐ味、容赦のない飲み下しにくさもまた、彼の持ち味です。

とにかく石原さとみが、震えるほどに凄すぎます! 想像のはるか上を翔んでいました。ほとんどすっぴんで、これまでのかわいさを取り払った彼女ですが、過去にそのようにしてイメージチェンジや脱皮を図った女優たちの比ではありません(シャーリーズ・セロンや長澤まさみよりもスゴイ)。息が止まるほどの演技を見せてくれる場面が何か所かあり、観ているこちらも動揺して、感動して、激しく揺すぶられました。あの警察署に駆けつけた場面の圧倒的な凄まじさは、必ずや映画史に残るものです。 もう本年度の主演女優賞は、彼女以外に考えられません。

もちろん、それを引き出した吉田恵輔の脚本と演出手腕も見事です。そして、共演した俳優陣もまた素晴らしいのです。青木崇高の抑えた芝居からにじみ出る深い愛。中村倫也の誠実そうな芝居が放つ、多くの観客にとっての当事者感覚(観客に一番近いのは、たぶん複雑な心情を抱えたこの人)。そして森優作の個性を生かした曲者芝居。

(以降少々ネタバレあり) 『空白』同様、微かな希望の光が感じられるラスト(今回は本当に光が輝いていますが)。この空気、この塩梅もまた吉田恵輔らしさであり、映画だなあ、いいなあと感じさせるものでありました。

てなわけで、1,200円のパンフレットを買ってしまいましたが、これが表紙を含む100ページ(無線綴じ)の大充実パンフ。うち37ページは、シナリオ決定稿がまるまる載っています。これもまたある種の覚悟のようなものが伝わる、素晴らしい仕事だと思いました。

 

 

 

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2024年5月17日 (金)

「バウムクーヘン博覧会」@新宿・京王百貨店    #バウムクーヘン博覧会 #京王百貨店 #神戸牛のミートパイ #TokiTokyo #瑞宝軒 #龍の掌

Dsc_1328_copy_1024x765 先日、新宿の京王百貨店で開催された『バウムクーヘン博覧会』(5/8-13)に行きました。昨年秋に続いて、短いインターバルでの開催。それだけ人気があったってことですよね。今後もしばらくは続いていくのでありましょう。

(昨年秋の模様はこちら ↓ )

バウムクーヘン博覧会に行く    #バウムクーヘン博覧会 #京王百貨店 #エレンバウム #時のなる木 #ファイナルクーヘン総選挙: 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

バウムクーヘン博覧会・続報    #バウムクーヘン #バウムクーヘン博覧会 #京王百貨店 #バウムッシュ #西洋菓子俱楽部 #キングファーム #あいば塩ハードクーヘン #プレーンミニ: 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

Dsc_1333_copy_1024x648 今回も仕事帰りの夜7時前ごろに寄った会場は、そこそこの混雑。今回は『全国プリンコレクション』も同時開催です。

Dsc_1330_copy_595x768 前回同様、ブース出展している業者もあれば、全国から仕入れたバウムクーヘンがずらりと平積みにされているコーナーもあります。

Dsc_1331_copy_1024x768 バウムクーヘン総選挙の掲示板は、まさに選挙掲示板そのもの! 投票用紙に記入する台が選挙の時のアレそのもので、かなりのインパクトでした。好きですね、こういう洒落っ気。

Dsc_1316_copy_972x566 で、まず買ったのがユーハイムの「神戸牛のミートパイ」(@454円)。バウムクーヘンから買えよ(笑)って話ですが、そうすると売り切れそうだったんだもーん。それに、あのユーハイムさんが作ってるわけですし。

Dsc_1317_copy_749x785 まあ、風格のあるパイですね。お味にも風格があって、おいしゅうございました。 ミートパイといえばピーター・ラビットのお父さんって、つかまってミートパイにされちゃったんですよね。てなわけで、ピーターのお皿に乗せてみました(おいおい)。

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その後にはもちろんバウムクーヘンを買いましたよ。 まずは葛飾区新小岩の「Toki-Tokyo Baumkuchen」というお店のオーセンティックなバウムクーヘン。

Dsc_1337_copy_1024x768 国旗の色でわかるように、古典的なドイツスタイルです。外周へのアイシングとかも一切なしの、そっけないほど飾り気のないハードタイプ。お味の方も素朴そのもの。材料がしっかりしていることがわかりますし、少しポソポソ系に寄ってるかなぁってほどの武骨な感じ。甘さも淡い。うーん、ザ・素朴のおいしさです。

Dsc_1335_copy_576x7683 そしてもう一つ買ったのは、伊勢亀山の瑞宝軒さんのバウムクーヘン。こちらも当然、ハードタイプを買いました。何種類かあるここのバウムクーヘンをひっくるめて、「龍の掌」という商品名がついているようです。確かにパッケージに描かれた龍はバウムクーヘン持ってますね。

Dsc_1319_copy_600x620 伊勢神宮奉納米「結びの神」の米粉を使っているのだそうです。会場を歩いてると、米粉を使ったバウムクーヘン、多いんですよねー。 こいつも、ともすればポソポソと言っていいほどの水分の少なさ。でも、悪くないですよ。こちらも素朴においしかったです。

 

うーん、やっぱりみんなレベル高いし、奥が深いですねー。食べるこちらも、少しずつ勉強を重ねなければ!

 

 

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2024年5月16日 (木)

COMPLEX「日本一心」@東京ドーム    #COMPLEX #コンプレックス #日本一心 #吉川晃司 #布袋寅泰    

Dsc_1318_copy_1024x705 吉川晃司と布袋寅泰の伝説のユニット「COMPLEX」が二晩限りの再結成ライブということで、二日目のきょう東京ドームに行って来ました。COMPLEXの復活チャリティーライブは、2011年の東日本大震災の被災者救済のために行われ、13年後の今回は能登半島大地震へのチャリティーとして開催されました。タイトルは「日本一心」。大江戸の座席は、3塁側スタンドの2階席です。

2011年のライブの冒頭、『BE MY BABY』の前奏に乗って、吉川と布袋が舞台の上手と下手から現れ、真ん中でがっちりと握手。そして布袋のギターで、「ジャッ ジャーン!」という一連の場面は何度も動画で見て、そのたびに鳥肌ものでした。当時45歳の吉川と49歳の布袋でしたが、今回は58歳と62歳になっての登場です。感慨深いですね。

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で、オープニング・ナンバーはやはり『BE MY BABY』! 左右からの登場も、がっちり握手も同じ! いやー、興奮しました。そこからは一気呵成に、二度のアンコールを含む2時間半。序盤に吉川、次いで布袋が短いMCを入れただけで、その後は最後の挨拶までMCなしで演奏しまくるストロング・スタイル。まあ、COMPLEXの曲ってどれもこれも似たようなテイストになってしまうのですが(吉川のボーカルで、布袋のギターを立たせた曲ですからね)、ステージ両脇の巨大ビジョンのおかげで飽きません。でも、ドームってやっぱり遠いですよねー。スタンド2階席だったから、かなり小さな二人しか見られませんでした。双眼鏡持って行って、役立ちました。

力いっぱい歌って踊っての吉川はさぞしんどいと思うのですが、エネルギッシュでそんなことはみじんも感じさせません。ライブの迫力とかスピード感とかロック力とかが、とてもアラ還の二人とは思えないのです。てか、普通に20代、30代のバンドにぜんぜん勝ってるし。吉川さんは3回もシンバルキックやりました(3回目の1度目のジャンプは失敗)!

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いやー、吉川晃司、スゴ過ぎます。アスリートみたい激しい動きをしてるアーティストなのに、58歳でここまでできるって…あり得ません。このままいけば、ミック・ジャガー越えが目指せちゃいます。すごいなあ。 一方の布袋様も、まったく衰えるところなく、ひたすらカッコいいプレイを見せて(聴かせて)くれました。あの右足を何度も上げ続けるステップとか、サイコーです。あと、いろんな種類のギターを使ってるんですねー。布袋というと、あの黒字に白テープで迷路図みたいな文様を入れたギターばかりが浮かびますが、今日もずいぶん多くのギターを見せてくれましたし、2本のギターを重ねて弾いたりもしていました(それとは別にダブルネックのギターも弾いてましたし)。

吉川さんは時々ギターも弾くので、この二人が向き合うギターバトルの場面なんかはサイコー過ぎました! まさに!キングコング対ゴジラ!(どっちがどっちだ?)

 

そんなわけで、とってもとっても刺激とパワーをもらいました。あ、もちろん募金もしましたよ。そういう趣旨のコンサートですからね。

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2024年5月15日 (水)

ゴジラ・ストアTokyoのゴジラ像    #ゴジラストアトーキョー #ゴジラ #ゴジラ像 #ゴジラノート

Dsc_1322_copy_712x1024_copy_1200x1724 新宿マルイアネックス(バルト9のビルの1階)にあるゴジラ・ストアTokyoに巨大なゴジラ像が! どうも四月のリニューアル・オープンに合わせて登場したようです。

Dsc_1323_copy_701x1024 これはデカいです。もしも生きていたら、かなり困っちゃいます。絶対に勝ち目はなさそうですもんね。

Dsc_1324_copy_768x1024ゴジラー1.0』バージョンのゴジさんですね。下半身ががっしりしていて、脚は着ぐるみでは不可能な「獣脚(けものあし)」。背びれが立派なのです。

Dsc_1325_copy_760x1024 台座を入れないでも高さが2.3mもあるのだそうです。体躯ががっしりして幅も奥行きもあるので、とにかくデカいという印象です。迫力ありますよー。

Dsc_1316_copy_1024x767 あ、ちなみに大江戸が使用中のゴジラ・ノート(仕事用)がこちら(「こちら」でああって、「ごじら」ではありません)。以前このお店で買ったのですが、先日行った際にはノート類が見当たりませんでした。

Dsc_1317_copy_697x767 で、過去に購入・使用したロルバーンのゴジラ・ノートがこちら。シン・ゴジラ・バージョンですね。

また新バージョンを出していただきたいものです。ま、もっと欲しいのはガメラ・ノートだったり、ケムール人ノートだったりするのですけどね。

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2024年5月14日 (火)

「鬼平犯科帳 血闘」:ザ・正統派の時代劇    #鬼平犯科帳 #鬼平犯科帳血闘 #松本幸四郎 #中村ゆり #松本穂香 #時代劇

1_20240514134001 映画『鬼平犯科帳 血闘』は、昨年の『仕掛人・藤枝梅安』2作品に次ぐ池波正太郎生誕百年記念企画(池波先生は1913年生まれ)。でも、この松本幸四郎版鬼平の続きは映画ではなく、テレビでやるみたいですよ。

鬼平ファン、池波ファン、幸四郎ファンには悪いですけど、小生の場合、中村ゆり&松本穂香が出てるという「盆と正月状態」なので観た次第。「おまさ」役のゆりさんは登場場面も多く、彼女の代表作の一つになったかも。本当はもっと笑顔を見たかったところですが、きりっと毅然としてました。 松本さんは登場場面こそ短かったものの、威勢のいい啖呵なども印象的な役柄でした。なお、松本穂香と松本幸四郎は、何の関係もありません。

幸四郎さんが、叔父の中村吉右衛門の代表作でもある「鬼平」を演じたわけですが、48歳になった幸四郎さん、けっこう吉右衛門に似て来ました。でもまだまだかなあ。本物の貫禄が出て来るのはこれからでしょうね。そして幸四郎の息子の市川染五郎が若き日の鬼平を演じるってあたりも、なかなか歌舞伎的です。

正統派の時代劇らしい時代劇で、チャンチャンバラバラの場面もかなり多いのですが、着物を着てあんな大立ち回りするのって大変ですよねー。羽織さえ脱がずに斬り合いになったりしてますもん。しかも何十人も相手に! あれは疲れる。そしてあそこまで勝ち続けられるわけがない。 まあ、ちょっとファンタジーですよね。

 

 

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2024年5月13日 (月)

「不死身ラヴァーズ」:チャーミングでエモい佳品    #不死身ラヴァーズ #松居大悟 #見上愛 

1-1_20240513203501 映画『不死身ラヴァーズ』は、松居大悟監督によるチャーミングでポジティブなラブストーリー(&コメディー)。最上の出来ではないけれど、愛すべき佳品だと言えるでしょう。

これ、原作のマンガとは主人公の男女を入れ替えたのだそうで、びっくりです。何の無理もなく、ハマってます。それは何と言っても、見上愛(みかみあい)の好演あったればこそ。元気たっぷりで陽性の彼女が、この映画を明るく照らします(後半、ちょっとダウナーになる時がありますけど)。走るシーンが多いことからもわかるように、まさに恋の暴走機関車。でも、そこがいい所。見方によってはファニー・フェイスなんですけど、基本的に不死身の笑顔なんです、見上さん。

そして「中学・高校と3ピースバンドでギターを担当」していたという彼女だけに、ギターがめっちゃうまいのです。本作の中で披露するギターには、ちょっと驚きながら目と耳を奪われました。

じゅん役の佐藤寛太は可もなく不可もなくでした、むしろ青木柚の「田中」が、いい味出してます。髪型からわかるように、松居監督を投影させた役なんでしょうね。「思いを秘めて…」って感じが何ともやるせくって、良いです。

(以降少々ネタバレあり) 松居大悟らしいエモいシーンも多いのですが、一方でカラオケの場面が笑えたなあ。みんなでソファーの上でジャンプしながら熱唱してるのに、間奏になると座ってまったりと会話して、で、間奏が終わるとまたジャンプ熱唱が一斉に始まるってのが、サイコーでした。

 

 

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2024年5月12日 (日)

「水深ゼロメートルから」:脚本の弱さ    #水深ゼロメートルから #山下敦弘 #さとうほなみ 

1_20240512224401 映画『水深ゼロメートルから』は、高校演劇の映画化ということで、『アルプススタンドのはしの方』に続く…とうたっております。タイトル文字の「ゼロ」の「ロ」が「0」になっているのが(映画内のメインタイトルも、広告においても)、タイポグラフィー的には面白い所。

山下敦弘監督ってことで、『リンダ リンダ リンダ』とか『超能力研究部の3人』とかを思わせますね。それにしても山下さん、今年は1月に『カラオケ行こ!』、5月に本作と(31日の)『告白 コンフェッション』の公開と、やけにノッてます。

で、やっぱり山下敦弘らしいというか(もちろん脚本のせいなんでしょうけど)、ゆるーい空気感が流れています。でもね、結局この脚本(当時の女子高生が書いたそうです)が、あまり良くないのです。」ムカつくほど甘っちょろかったり、女子たちの言うことが夜郎自大だったりで、結構イライラしながら観てました。ことに終盤など、妙な強さでジェンダー問題を持ち出したりしてきて、なんだかなあ。高校生が自分たちのことを自分たちの尺度で語っているのかも知れませんが、それがこのような形で映画になると、ちょっとしんどいですね。

ほとんど水のないプール(内田裕也とは関係ナッシング)という限定空間で描かれているのに、映画として飽きさせないのはさすがに山下監督。でも、もし相米慎二だったらどういう作品にしただろう?って思いは、頭の中にしょっちゅう浮かんでました。

4人の女子高生役にもさほど魅力がなく、先生役のさとうほなみの(いつもながらの)うまさだけが際立っておりました。

それにしても、野球部が練習してるだけであんなに砂が飛んでくるって・・・。なのに、プールサイドには全然砂がないって・・・??

 

 

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2024年5月11日 (土)

「青春18×2 君へと続く道」:ピュアな恋愛映画    #青春18×2 #seishun18×2 #君へと続く道 #藤井道人 #シューグァンハン #清原果耶

1_20240512002701 『青春18×2 君へと続く道』は、日本と台湾の合作映画。このタイトルを見て、予告編にも電車が出て来るので、てっきり「青春18きっぷ」を使った旅ものかと思ったら、ぜんぜん違いました。今36歳(18×2)の主人公が、18歳の頃の自分を回想する物語なんです。

監督は社会派からエンタテインメントまで、ラブストーリーからバイオレンスアクションまで、多ジャンルを手掛ける藤井道人。監督の父親は台湾にルーツを持つそうで、台湾での映画作りは自ら売り込んだそうです。どちらの国の人が観ても満足できるような作品になっていると思います。

非常に岩井俊二リスペクトな作品であり、露骨に『Love Letter』オマージュな場面もあります。黒木華が出てくるってことも、岩井オマージュでは? 台湾の映画館に『情書』っていう題名でかかっている場面があり、「へー!」と思ってしまいました。情書って言うんだー。

36歳と18歳を演じ分け、とても感じの良いシュー・グァンハン。これまでより少し大人になり、メイクも濃いめの清原果耶。二人ともなかなか良かったです。ピュアな恋愛映画をしっかり成り立たせていました。

(以降少々ネタバレあり) 終盤は思いのほか泣けます。通俗的なんですが、いちおう感動できます。テイスト的には、日本好きな台湾の監督が撮ったみたいな印象。みんないい人ばかりなのも、大江戸的にはプラスです。でも、道枝駿佑の場面って必要あったの? そんな気もいたしました。

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2024年5月10日 (金)

佐藤卓 展 TIME    #佐藤卓 #佐藤卓展タイム #TIME #奥野ビル #砂時計

Dsc_1316_copy_610x768 2021年の佐藤卓 展『MILK』に次ぐ『TIME』(~5/11)を観に、銀座一丁目の奥野ビル3FとB1のギャラリー「巷房(こうぼう)」へ。 (『MILK』のレポートはこちら ↓ )

佐藤卓 展 MILK   #佐藤卓 #佐藤卓展ミルク #MILK #奥野ビル : 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

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奥野ビルは変わらずに奥野ビルです。夕方はオレンジの灯がともって、美しいですね。

Dsc_1317_copy_560x768 中も栄えていて結構です。どこを撮っても、どこから撮っても絵になります。それが奥野ビル。ちなみに1932(昭和7)年に建ったそうです。築92年かあ…。

 

Dsc_1318_copy_594x768 まずは3Fに。今回の展示は、オリジナルで作った砂時計がいっぱい。

Dsc_1319_copy_1024x754 さすがに砂はどれも落ち切っていますが、砂が落ちるまではどれぐらいかかったんだろう?とか、これだけの数の砂が落ちる時にはどんな音が出ていたのだろう?とか、思うことしきり。

Dsc_1320_copy_1024x758 目測で高さ60㎝ぐらいでしょうか、砂時計の下には台座、上についているオレンジのようなボールが明るく楽しい雰囲気を醸し出しています。

Dsc_1321_copy_361x768 前回の『MILK』同様、今回の『TIME』も、コンセプチュアル。「時間」をテーマにしているだけに、よりコンセプチュアルだと言えるでしょう。

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地下の展示はこんな感じ。大小の砂時計の周囲を取り巻く12角形の木枠を転がして行けば、砂が落ちるのでしょうね。でも「展示品にさわらないでください」なので、砂は動きません―。時は止まったまま。

Dsc_1325_copy_1024x768 展覧会ポストカードに書いてある佐藤卓さんの文には、「使用している黒く輝く砂は、産業廃棄物を高熱で処理した後に残るスラグと呼ばれる物質を粉砕したものです。」とあります。

Dsc_1326_copy_1024x682 そして「流れるスラグをご覧いただきながら、時間というものに思いを馳せていただければ幸いです。」とあります。うーむ、やっぱり流れてるところを見たかったですね。

 

Dsc_13262_copy_546x768 地下のもう一室には、光源を隠れた奥に置いて、右壁面に影が映るこんな展示。で、そこに使われている砂時計が、見たことのないユニークな形。これこそ、どんなふうに流れるのか見たかったですね。二股に分かれるときには、どうも均等にはいかなかったようです。

 

Dsc_1322_copy_1024x732 まあ、「時の流れとその重さを体現しているのは、奥野ビル自体だった」というオチが、座りが良いような気がいたしました。

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2024年5月 9日 (木)

「悪は存在しない」:濱口竜介のたくらみ    #悪は存在しない #濱口竜介 

1_20240509141401 映画『悪は存在しない』は、世界の濱口竜介の新作。昨年のヴェネツィア国際映画祭での銀熊賞受賞も記憶に新しいのですが、賛否の分かれる作品でもありましょう。大江戸はちょっと戸惑いながらも、「賛」です。映画のほとんどが、実に面白かった。

映像は質が高く美しく、でもどこか不穏。石橋英子による音楽も同様で、特にゆったりと流し続けた楽曲をブツっと切る不快さをあえて複数回用いているあたりも、濱口監督のたくらみなのでしょうか。

きれいな水を特長(誇り)として持つ村の開発をめぐる物語ですが、いやー、やっぱり濱口監督作品って、すべての場面、すべての台詞が面白い。もう、ダイアローグのうまさにまいっちゃいます。中にはかなりベタな台詞も混ざってはいましたが(でも、いいこと言ってる)、なんでこんなに魅力的な会話を生み出せるのでしょうか。今回は車中の高橋と黛(グランピング施設開発担当者の二人)の会話が、めっちゃ面白かったです。笑えたし。 そういえば前作『偶然と想像』の第1話でも、タクシー内での古川琴音と玄理の会話が、スリリングに面白かったですもんねー。あ、当然『ドライブ・マイ・カー』にもあったかな。

(以降少々ネタバレあり) 面白さの先に待っていた唐突で不可解なラストに、誰もが戸惑うことでしょう(当然小生も)。でも、考えたって正解なんてないのだと思います(あるいは考えたことのすべてが正解)。しかしながら、この想像を絶する「えっ?!」って感覚はどこかで味わったことがあると思ったら、…そうか『寝ても覚めても』のあの唐田えりかの衝撃的場面と共通するものがあるのです。突然の理解不能な行動がもたらす、天地がひっくり返るほどのインパクト。なるほど、これが濱口竜介の一つの(重要な)側面なのでしょうね。むしろ「たくらみ」と呼ぶべきかも知れません。

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2024年5月 8日 (水)

「辰巳」:演出の力、役者の力、映画の力    #辰巳 #映画辰巳 #小路紘史 #遠藤雄弥 #森田想 #倉本朋幸 

1_20240508135601 映画『辰巳』は、小路紘史(しょうじひろし)監督によるハードな裏社会物語。熱量高く、ハードです。そして、極めて質が高い作品です。でも自主映画なんです。完成までに8年かけたのだとか。

この監督の第一作『ケンとカズ』は、評判が良かったようですが、大江戸は観落としてます。 でも本作を観ただけでも、あっと驚く才能であり、パワフルかつ緊密な演出力が見事です。よく考えればきっと低予算なのに、それをみじんも感じさせないクォリティの高さ。いやあ、凄いですよ、『辰巳』。

映像も音響も何もかもが高レベルなのですが、とりわけ役者たちがスゴイ! 俳優陣のツラ魂がハンパありません。辰巳役の遠藤雄弥がこんなに良い役者、カッコイイ役者だとは気づいておりませんでしたし、野獣のような少女役の森田想(こころ)には圧倒されました。しかし、一番驚愕したのは狂犬のようなチンピラ役の倉本朋幸。狂気と暴力性の塊で、マジ怖くて近寄りたくない感じ。観る者に「こいつを殺せ!」という暴力的衝動を抱かせるような、只ならぬ演技でした。そして、この人が実は劇団の主宰者にして演出家だと知ってびっくり。大江戸の今年の助演男優賞はほぼ決まりです。

これ、国際的にも評価される作品だと思います。タランティーノとかが観たら、熱狂するのでは? そしてテイストがインターナショナル。監督が日本的なものを排除していったそうですが、なるほどです。最後の1/4ぐらいは、なんかアメリカン・ニューシネマみたいなテイストがにじんでいました。あとはベッソンの『レオン』とかカサヴェテスの『グロリア』みたいでもありましたし。

ハードで、怖くて、揺るぎなく、美しくもある。実に「映画」です。今年の収穫とも言える1本でしょう。

 

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2024年5月 7日 (火)

「キラー・ナマケモノ」:つまらない、怖くない、笑えないの三重苦    #キラーナマケモノ #トンデモ映画 #ドイヒー映画 

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映画『キラー・ナマケモノ』の原題は、“
Slotherhouse”。Sloth(ナマケモノ)とSlaughterhouse(屠殺場)のミックスですね。『キラー・カブトガニ』『プー あくまのくまさん』『コカイン・ベア』なんかの流れをくむトンデモ作品です。カワイイものが怖いってことにおいては、『M3GAN ミーガン』(古くは『チャイルド・プレイ』)の線でもありますね。

いやー、これはかなりのドイヒー度。設定だけあって、ストーリーも何もあったもんじゃないってぐらい雑。それなら殺戮場面のアイディアとか残酷さが徹底しているのなら、まあそういう映画なんだろうなと納得もできるのですが、そうでもありません。逆に、おバカコメディーとして笑うこともできません。

で、ナマケモノがそうカワイイわけでもないし、学園ドラマ部分なんか使い古しの超凡庸。観る側としては、いったいどうすればいいのでしょうか? ナマケモノがスマホを操ったり自動車を運転したりするに至っては、もう呆れすぎて感想を書く気もなくなるってもんです。だからもう書きませんー。

あ、でも女子学生たち、みんな随分とトウが立っていましたねえ。そこらへんも、本作を好きになれない理由の一つです。

 

 

 

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2024年5月 6日 (月)

湘南、鳥栖に勝って降格圏脱出!    #湘南ベルマーレ #ベルマーレ #湘南対鳥栖 #湘南鳥栖 #渡邊啓吾 #田中聡 #福田翔生 #畑大雅 #ソンボムグン

Dsc_1308_copy_1024x791 ゴールデンウィーク最終日、レモンガススタジアムの湘南−鳥栖戦は前節から中2日の厳しい日程。現在Jリーグ最下位のベルマーレとビリから2番目のサガンによる裏天王山でもあります。絶対に勝ち点3を取らねばならない戦いです。 

Dsc_1309_copy_1024x663 先発メンバーを見ると、ルキアンがいません!ベンチ入りもしておらず、ムムムです。

Dsc01552 その代わりと言っては何ですが、来シーズンの入団が発表されたFW渡邊啓吾(桐蔭横浜大学)がベンチ入り。 そして、U23アジアカップ帰りの田中聡はベンチスタート。1試合しか出ていなかったとはいえ、カタールからの遠路帰還で時差ボケもあるでしょうから、まあこれは仕方がありませんね(鳥栖の木村誠二は先発でしたが)。

Dsc01553 試合前には、その田中選手、木村選手を祝福(日本のパリ五輪出場おめでとう)する花束の贈呈がありました。

 

Dsc_1312_copy_1024x718 今日は通常とは逆のエンドで試合開始。13分にCKから鳥栖が先制するも、25分に阿部浩之のクロスを福田翔生が頭で決めて、1-1で前半終了。

Dsc_1310_copy_1024x675 そして、後半開始早々に阿部がゴール右下隅に突き刺す今期初得点で逆転! 先発ツートップが躍動し、得点して、ルキアンの穴を埋めました。

Dsc01562 結局そのまま逃げ切った湘南が、今期ホーム初勝利にして、今期2勝目を達成(なんと12節目)。順位を3つ上げました。勝利のダンスも今期初めてということになります。やれやれ。

 

Dsc01554 田中聡は後半頭からの登場。相手にデュエルで勝ち続け、らしいプレイを見せてくれました。やはり彼がいると、チームが締まりますし、落ち着きます。

Dsc01559 82分からは特別指定の渡邊啓吾が出場。185cmの恵まれた身体を生かしたプレイで、将来を期待させてくれました。

Dsc01555 福田翔生はこれでここ5試合で4ゴール。ルヴァンカップも入れると6試合中5ゴールと、完全に覚醒しました。今日のプレイを見ても、とにかく走るし追うし、攻めるし守るし、どこにでも翔生がいるって感じの大活躍でした。常にゴールを狙う姿勢とか、迷いがなくなりましたね。相手に多くのファウルを誘ってくれるところも、頼もしい限りです。ケガや筋肉系の故障には気をつけてね。

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畑大雅も(2年ほどの)超長い低迷期を脱して、最近はぐんぐん進歩してます。今日は素晴らしかった! あとはソン・ボムグンがファイン・セーブ連発。彼に救われた勝利でもありました。やっぱりベルマーレの正GKは、彼であるべきだと思います。 てか、あれだけ決定機があったんだから、誰か3点目決めといてくれよー。もっと楽に戦えた試合なのに…。

 

順位も3つ上がって、20チーム中17位とひとまず最下位脱出というか、降格圏脱出。さあ、これから調子を上げてまいりましょう!

 

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2024年5月 5日 (日)

(番外編)草津よいとこ    #草津温泉 #草津の湯畑 #岡本太郎 #光泉寺 #遅咲如来 #となりのトトロ

Dsc_1284_copy_1024x768_1 せっかくの黄金週間なので、一泊で草津温泉に初めて行きました。「草津よいとこ 一度はおいで」が果たせたわけで、感無量であります(大げさ)。

草津温泉、たまたま先日部分的に見てたテレビ番組で、「外国人が好きな温泉地」の第1位に選ばれたりしていました。それよりも、朝日新聞の連載で横尾忠則さんが「帯状疱疹になったとき、医師の勧めで草津温泉に行ったら、半年間痛かったものが一回の入浴で治った。温泉は神様です。」と書いていたので、やはりミラクルな湯なんだろうな、と思い…。

Dsc_1286_copy_1024x649 でも、さすがはゴールデンウィーク。実は数日前に行くことを決めたので、行きの電車は席が取れず、高速バスで。これが4時間ほどで着くはずだったのですが、渋滞にはまって、結局6時間40分もかかりました。間にPAでの30分休憩(+戻らない乗客を待つ15分)がありましたが、到着が2時間半以上遅れてしまいましたからね。たまりませんわ。

Dsc_1304_copy_800x551 まあ、そうは言ってもやることがそんなにあるわけじゃないので、それでも問題なし。中心地の湯畑界隈を見て、でも「湯もみショー」とやらはパス(もともとパスする予定でした)。だって、YouTubeで動画を見ると、若い娘さんや昔の娘さんが民謡唄って、長いヘラみたいなものでお湯をバシャバシャかき混ぜるだけみたいだったので(真実のほどはわかりませんが)。そんなもの特に見たくないです。

Dsc_1287_copy_800x600 そうなると、もう温泉に入るしかありません。二日間で、宿の温泉その1とその2に入り、湯畑付近にある温泉施設AとBにも入りました。お湯は熱め。硫化水素の香りと、ちょっと塩味が感じられます。なんか濃厚で、効きそうな感じですね。あと、湯畑のデザインって、岡本太郎がやってるそうですね。びっくりです。この地面の滑り止め?のデザインも太郎っぽいけれど、これは違うのかなあ。

Dsc_1285_copy_789x600 デザインといえば、セブンイレブンもローソンも景観を守るために、モノクロというか濃いセピアというか、そんな抑えた色調でした。なかなか渋いのですが、入りにくいような気もしますね。Dsc_1307_copy_736x600

Dsc_1294_copy_450x600 あとは長い階段を登って光泉寺とやらに詣でて、昨年11月に完成したばかりの真新しい五重塔を拝みました。これだけ新しくてピカピカだと、なんかありがたみがありませんね。 

Dsc_12982_copy_721x600 境内には「遅咲如来」っていう茅葺き屋根(珍しい!)のお堂もあり、遅咲きの人やこれからもう一花咲かせたいって人に勇気を与えているようであります。Dsc_1296_copy_568x600

Dsc_1299_copy_636x600 あ、あと『となりのトトロ』のトトロ(コンクリート製)と七国山行のバス停もありました。よく見ると、トトロの頭上にはまっくろくろすけも。

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帰りは快適な電車です。温泉から30分ぐらいバスに乗って、長野原草津口駅へ。そこから特急電車で赤羽駅まで2時間15分。やはり道が混む時期は、電車でGO!ですね。

 

 

 

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2024年5月 4日 (土)

U23日本代表、アジアカップ優勝!    #サッカーU23日本代表 #U23アジアカップ優勝 #日本対ウズベキスタン #小久保玲央ブライアン #田中聡 

Dsc_1311_copy_800x574 U23アジアカップ・カタール大会の決勝=日本対ウズベキスタン。厳しい試合を勝ちぬいて、日本がアジアの頂点に立ちました。この試合は、日本時間深夜0:30のキックオフだったので、当然日本が勝つものと思って録画して安眠していたのです。

ウズベキスタンも進歩したものです。いいサッカーしてましたね。ただし、相手がいいサッカーをすれば、日本は勝てるのです。ひどいサッカーや奇想天外なサッカー、荒唐無稽なサッカー、極悪非道なサッカーに、日本は弱いんですね。

後半のアディショナルタイムの得点。しかも、その後にVARで敵のPKとなり、そこをGK小久保玲央ブライアンが止めるという劇的な展開。その後も何度かあったピンチを小久保のナイスセーブで防いで勝ちきりました。

大会MVPは藤田讓瑠チマが獲得。今大会を通して、藤田は常に倒的なプレイの質の高さで、レベルの違いを見せつけました。このメンバーの中で、A代表定着が一番早いかも知れませんね。あとは松木玖生も素晴らしかったし、小久保も決勝戦のMVPと言っていい活躍でしたし、毎試合良いプレイを見せてくれました。

さあ、前の試合のレポートで書いたように( ↓ )、パリ五輪のメンバー18人に入るのは「狭き門」をくぐるがごとし。いったい誰と誰が残るのでしょうね。

男子サッカーもパリ行き決定!    #サッカーU23日本代表 #U23日本代表パリ行き決定 #藤田讓瑠チマ #松木玖生 : 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

今大会、韓国戦1試合の出場(しかも63分まで)に留まった湘南の田中聡は、残念ながら何のインパクトも残せず。彼が留守の間、Jリーグを戦うベルマーレは勝つことができず、低迷しました。なので、オリンピック期間中チームを離れずに済むとしたら、サポーターにとっては嬉しいことです。本人は悔しいことでしょうけど、その悔しさをぶつけて「勝たせるプレイ」をしてもらいたいものです。

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2024年5月 3日 (金)

かにぱんでグー・チョキ・パー    #かにぱん #かにぱんでグーチョキパー 

Dsc_1247_copy_800x6003 「かにぱん」です。商品名としては「カニパン」ではなく、ひらがなです。乾パンでも海パンでもなく、「かにぱん」です。

Dsc_1248_copy_450x6003 ロングセラーです。50周年なんだとか。スーパーやコンビニに置いてあることが多いですね。

かにぱんだけど、カニは一切入っていません。逆に、入ってたら気持ち悪いですよね。あ、でもカニカマならアリかも。カニは入ってないけど、乳酸菌は105億個も入っているそうです。全人類の人口をはるかに上回る乳酸菌・・・大盤振る舞いですね。

Dsc_1250_copy_800x6003まあ、そんなわけで、カニの形状をしたパンだから、「かにぱん」なのです。浜松市の三立製菓という会社の商品です。「源氏パイ」で有名な会社ですね。それにしても、なんでカニの形になんかしたんでしょうねえ?

Dsc_1249_copy_800x6003 パッケージを見ると、ジャンケンのグー・チョキ・パーができると書いてあります。それなら、やってみましょう。レッツ・トランスフォーム!

Dsc_1251_copy_800x6003 まずはパーからですね。図を見てもこういうことだと思うのですが、なんか違和感が…。まあ、見方によっては6本指に見えなくもないってことですかね。

Dsc_1252_copy_800x6003 続いてチョキ。これはまあ、どう見てもチョキでしょう。でなければ、ピース。まあ、ウサギっぽくもありますが。

Dsc_1253_copy_1024x7683 そしてグー。最初は「え?指ないじゃん」と思ったのですが、チョキの指を外して、ちぎって、こうすりゃいいのです。今度はカニの腹の模様を親指に見立てるのです。

 

かにぱん、ほんのりと甘い味で、よく言えば「飽きが来ない」。悪く言えば、「パンチがない」「物足りない」ってところでしょうか。まあ、そういう個性の弱さがロングセラーの秘訣なのかもしれませんね。

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2024年5月 2日 (木)

ベレーザ、新潟に勝利!    #日テレベレーザ #ベレーザ #beleza #ベレーザ対アルビレックス #北村菜々美 #宮川麻都

Dsc_1279_copy_1024x665 ゴールデンウィーク谷間の平日開催(午後5時キックオフ)ですが、代休を半分取得して、味の素フィールド西が丘でWEリーグの日テレ東京ヴェルディベレーザ対アルビレックス新潟レディースを観戦。

Dsc_1283_copy_1024x612 現在3位のアルビと4位ベレーザの重要な一戦。この試合に勝ってもまだ順位は動きませんが、射程に捉えるためにも「絶対に勝つべき戦い」です。前節では大宮を7-0で撃破して波に乗るベレーザだけに、期待できそうです。

Dsc_1285_copy_1024x708 ところがなんとなんと、お目当ての北村菜々美選手が練習に出ておりません。今シーズンはこれまで全試合先発だったのに、なぜ?? そしてメンバー発表。やっぱり先発にもサブにも入っていません。前節は最後まで普通にプレーしていたのに、どうしたのでしょうか? 深刻なケガだったりしなければいいのですが…。 そもそも今日出場していたら、北村さんはWEリーグ50試合出場を達成したのです。そして、大江戸は5月18日のホーム最終戦には諸般の事情で行けないことが確定しているだけに、何とも残念かつモヤモヤした今日の観戦となりました。こうなったら、アウェイの最終節・浦和戦に駒場まで行ってやるっ!

Dsc01546 あ、ベレーザのベンチ入りしなかった選手たちは、いつもメインスタンド後方の特別席にいるのですが、北村さんもその中にいました(小さくてわからないでしょうけど、写真右から、木﨑、北村、西川、黒沢、宇津木)。後半に撮ったのですが、北村さん一人ベンチコートのフードをかぶっちゃってます。寒がりさんなのです。

Dsc01547 さてさて、試合はベレーザが優勢に進めながらも点が取れない展開。しかし、前半のアディショナルタイム最後のプレイで、坂部幸菜が豪快なシュートを決めて先制。 しかし後半、80分に新潟が同点に追いつきます。「また終盤の失点かよ」と嫌な空気が流れた中、PKで88分に2-1とし、なんとかベレーザが逃げ切りました。ただ、帰ってから映像であのシーンを見たら、あれでPKはちょっと新潟に申し訳なかった感じでした。

Dsc01544 そのPKを獲得したのは宮川麻都選手(キッカーは藤野に譲りました)。ケガで数か月離脱していた宮川が、後半に途中出場したのです。いや、めでたい。 それはそうと、今日のベレーザは交代枠を2人しか使いませんでしたね。

Dsc_1292_copy_1024x688 これでベレーザとアルビレックスの勝ち点差は2。しかもベレーザの方が、残り試合が1試合多いのです。何とかアルビを抜いて、3位までは順位を上げてください! そして北村さん、早く戻って来てください!

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2024年5月 1日 (水)

「秋立ちぬ」(1960年):やるせない子供映画    #秋立ちぬ #成瀬巳喜男 #1960年の東京 

Dsc_1274 映画『秋立ちぬ』(1960年)は、成瀬巳喜男監督の代表作の一つ。神保町シアターで開催中の「戦前戦後ー東京活写」の一本。大江戸は初見です。

今から64年前、戦後15年たった東京(銀座~築地界隈)のリアルな風景が残る記録としても貴重です。当時はまだここら辺にも、民家や空き地が普通にあったのですね。そして川と橋がやたらとあるのも、今との違いです

オープニングは、銀座四丁目交差点。6丁目の銀座松坂屋も何度か出てきます。ここの屋上遊園地で、子供二人が東京湾を眺める描写もあります。車で勝鬨橋を渡って晴海へ。そこから歩いて、東雲の埋め立て地あたりまで行ったりします。一面の空き地で、まだ何にもありません。

よくできた子供映画という印象。まあ、子供映画といっても、子供を通して大人を描き、大人と対比させて子供を描く映画なんですけどね。女の子の台詞なんて、耳年増だったりしてかなり笑えました。でも、辛い話なんですよ。生きていくのはタフだなあ、って話。

 (以降少々ネタバレあり) ラストは「えっ!これで終わるの?」ってぐらいに、救いがなく、やるせないものでした。成瀬巳喜男はその作風から「ヤルセナキオ」と言われたこともあったそうですが、まさにそんなラスト。でもこの少年の境遇は、成瀬の子供時代を反映させているのだそうです。うーん、だからやるせない作風なのかー。

79分なのに、十分な内容でした。映画って、70分~90分で十分ですよね。大江戸はそう思います。

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