「鬼平犯科帳 血闘」:ザ・正統派の時代劇 #鬼平犯科帳 #鬼平犯科帳血闘 #松本幸四郎 #中村ゆり #松本穂香 #時代劇
映画『鬼平犯科帳 血闘』は、昨年の『仕掛人・藤枝梅安』2作品に次ぐ池波正太郎生誕百年記念企画(池波先生は1913年生まれ)。でも、この松本幸四郎版鬼平の続きは映画ではなく、テレビでやるみたいですよ。
鬼平ファン、池波ファン、幸四郎ファンには悪いですけど、小生の場合、中村ゆり&松本穂香が出てるという「盆と正月状態」なので観た次第。「おまさ」役のゆりさんは登場場面も多く、彼女の代表作の一つになったかも。本当はもっと笑顔を見たかったところですが、きりっと毅然としてました。 松本さんは登場場面こそ短かったものの、威勢のいい啖呵なども印象的な役柄でした。なお、松本穂香と松本幸四郎は、何の関係もありません。
幸四郎さんが、叔父の中村吉右衛門の代表作でもある「鬼平」を演じたわけですが、48歳になった幸四郎さん、けっこう吉右衛門に似て来ました。でもまだまだかなあ。本物の貫禄が出て来るのはこれからでしょうね。そして幸四郎の息子の市川染五郎が若き日の鬼平を演じるってあたりも、なかなか歌舞伎的です。
正統派の時代劇らしい時代劇で、チャンチャンバラバラの場面もかなり多いのですが、着物を着てあんな大立ち回りするのって大変ですよねー。羽織さえ脱がずに斬り合いになったりしてますもん。しかも何十人も相手に! あれは疲れる。そしてあそこまで勝ち続けられるわけがない。 まあ、ちょっとファンタジーですよね。
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