「碁盤斬り」:草彅剛の渋カッコよさ #碁盤斬り #草彅剛 #白石和彌
映画『碁盤斬り』は、白石和彌監督初の時代劇。妙なタイトルですが、正統派で堂々たる出来の作品。そして狙い通りというか、草彅剛を見る映画になっています。
草彅剛が、現代劇やってる時より安定して渋カッコいいのです。時代劇顔なのです。品があります。まげ姿も似合いますし、後半のひげを蓄えた姿などは、『荒野の用心棒』のクリントイ・イーストウッドのようでした。映画賞の男優賞をいくつか受賞しても、ちっとも不思議ではありません。
碁を打つ場面がやたらと多い映画です。大江戸は囲碁のことはさっぱりわかりませんが、鑑賞には問題なし。純粋に白石監督の「碁というもの」の撮り方がうまいなあと思いました。その碁敵(ごがたき)を演じる國村隼さん(ちょっと久しぶりかな)の熟練の演技はさすがでした。娘役の清原果耶も、柄に合った役で悪くありません。 ただ、仇敵を演じる斎藤工が力量不足というか凄み不足。ここは、その昔の仲代達也のような人が欲しかったところです。
落語『柳田格之進』がもととなっているのだそうですが、小生は不勉強にして知らない噺です。ただ、特に終盤など、「人情噺」ならではの良さが出ていました。ちょっと泣かされましたよ。
ベテラン福本淳による撮影も、室内も屋外も落ち着いて品のあるルックで統一し、良い仕事でした。
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