「猿の惑星 キングダム」:本当の面白さはこの次? #猿の惑星キングダム #猿の惑星
映画『猿の惑星 キングダム』は、山崎賢人や吉沢亮や大沢たかおが出て来るわけではありません(ましてや、ラース・フォン・トリアー監督作品ではありません)。原題は、“Kingdom of the Planet of the Apes”。
前作『猿の惑星 聖戦記(グレート・ウォー)』(2017年 ↓ )から7年もたったのですね。
http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-c592.html
「猿の惑星」のシリーズ(リブートを含む)としては、第10作目だそうです。今回はよりアクション・シーンに力が入っているように思えます。そして、アクション描写は的確で迫力たっぷり。人間狩りの場面とか、1968年の第1作を思わせる描写もいくつかありました。
チャールトン・ヘストン的な役柄のノヴァ(フレイヤ・アーラン)に、いろんな??があったのですが、観終わってみると合点がいくように説明されていました。 (以降ネタバレあり)ラストは、「つづく」でした。これもまた三部作になるようです。そんなわけで、いろんな工夫もあって、2時間25分が長くは感じられませんでした。でも、文句なく面白かったわけでもありません。本当に面白くなるのはこれからなのでしょうね。
それにしても、獰猛なゴリラは残虐です。画面の外(下部)にいるエイプの長老に襲いかかったかと思うと、変な音がして、次の瞬間にはなんか一つながりの骨格みたいなものを下から引き上げて吠えてました。あれって、鮎の骨をきれいに身からはがすみたいな感じで、長老の骨を素手と馬鹿力で抜き取ったってことですよね。唐突にえぐい残虐描写が出たので、驚いちゃいました。
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