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2024年6月 4日 (火)

「美しい暦」(1963年):あまりにも雑    #美しい暦 #石坂洋次郎 #吉永小百合 #芦川いづみ 

Utukushiikoyomi

映画『美しい暦』(1963年)を、神保町シアターの特集「ー1960年代ー 吉永小百合と私たちの青春」で初鑑賞。先日の『青い山脈』(同年の作品)同様、吉永小百合というよりは芦川いづみさん目当てで観に行きました。

石坂洋次郎原作ってところも『青い山脈』と同じですが、出来はだいぶ違います。相当珍妙な作品というか、あまりにも雑で、全てのバランスが破綻しているような作品。原作のせいなのか、脚本のせいなのか知りませんが、あまりに行き当たりばったりな展開で、ほったらかしエピソードや唐突な解決エピソードも多くて、あきれちゃいます。こんなの、シナリオ教室だったら確実に落第でしょうね。

でも吉永小百合は若い勢いたっぷりで、小動物っぽいかわいさがあります(『あまちゃん』の時の能年玲奈と共通するものがあります)。まあ、あくまでも彼女を見せるための映画なのですね。友だちとお酒を飲んで酔っ払う彼女の(ちょっとわざとらしい)演技がかわいいですね。

一方またも先生落ち着いた先生役の芦川さんは、『青い山脈』の方が魅力的。彼女はおでこを出さない髪型の方がいいですね(なので、本作でも後半の髪型の方が素敵です)。 (以降ネタバレあり) でも彼女が惚れちゃうぐらい長門裕之の鹿児島弁美術教師が魅力的かというと、うーん、配役的にも、描写としても、物足りないですねー。「ありえねー」って思っちゃいますもん。 その後の小百合&浜田光夫のラストもモヤモヤ。なんか残念な作品でした。

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