「帰ってきたあぶない刑事」:さらに5年後、10年後を見たい #帰ってきたあぶない刑事 #舘ひろし #柴田恭兵 #ローリングストーンズパターン
映画『帰ってきたあぶない刑事』は、前作『さらば、あぶない刑事』( ↓ )から8年後の復活。定年退職した二人が私立探偵事務所を立ち上げて…という話。なのにタイトルは「刑事」なんですけど…(笑)
「さらば、あぶない刑事」:チョイワルおじさんたちのフィナーレ: 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)
舘ひろし74歳、柴田恭兵72歳ですかあ。ほとんど奇跡ですよね。断続的とはいえ、38年も同じ役をやり続けているそうで、びっくり。しかもそんな高齢者主演の映画が初登場週の興行成績1位だなんて!
大江戸は『あぶ刑事』には何の思い入れもないのですが、タカ&ユージの相変わらずのカッコよさにはホント驚いちゃいます。体形、シルエットが変わらないし。恭兵さんが最近出たドラマ『舟を編む』での、メガネが素敵な渋くて知的な日本語学者役とはずいぶん違いますが、こちらの軽妙さもいいですよねー。
彼らと敵対するヴィラン役の早乙女太一は、ちょっと釣り合いませんねー。小物感があるし、ビジネスで財を成した人とは思えぬ言動で、ただただクレイジーなサイコ野郎。こんなヤツ、とっくに捕まってるはずですよ。
そして、浅野温子がすべてをぶっ壊します。すごい破壊力です。タカ&ユージよりもだいぶ若いのに、痛々しいほどの老け方で、それ以上にやることすべてがイタイ。うんざりします。
こうなったら、あぶ刑事二人のあと5年後、10年後も見てみたいですよね。今が限界かと思ったら平気で続けていたという、ローリングストーンズ・パターンが当てはまったら、痛快ではないですか。
| 固定リンク
« 日本、シリアに圧勝 #サッカー日本代表 #サムライブルー #日本対シリア | トップページ | 「男女残酷物語 サソリ決戦」(1969年):奇妙奇天烈ヘンテコ映画 #男女残酷物語サソリ決戦 #トンデモ映画 »
コメント