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2024年7月15日 (月)

「メイ・ディセンバー ゆれる真実」:意地悪なトッド・ヘインズ    #メイディセンバー #メイディセンバーゆれる真実 #トッドヘインズ #ジュリアンムーア #ナタリーポートマン

1_20240715231201 映画『メイ・ディセンバー ゆれる真実』は、アメリカでは有名な事件をもとにしたフィクション。ただ、監督がトッド・ヘインズなので、単純に事件を描くとかではなく、かなり曲者的な作りになっています。

ジュリアン・ムーアとナタリー・ポートマンの女優対決で、人間の内部に迫るというか迫れないというか、そんな作品。観ていて、かなり居心地が悪いのです。この先どうなっていくのかが読めずに、二人とも腹にいろんなものを抱えながら、仮面をつけて相手に対峙するという、なんとも意地悪な雰囲気が全編を覆っているのです。でも、面白いんですけど。

鏡を使った印象的なシーンがいくつかあるのですが、二人でメイクアップをする鏡の前のシーンなどは、まるでベルイマンの『仮面 ペルソナ』のよう。このポスターもそれを意識してますね。ただ、その方向に話が進まないあたりもまた意地の悪い所です。

(以降少々ネタバレあり) 終盤からラストにかけても、ジュリアン・ムーア演じるグレイシーの意地の悪さや、監督トッド・ヘインズの意地の悪さ(映画撮影シーンをいかにも陳腐に描いている)が炸裂しています。結局、女優がやってきたリサーチって何になったの??って感じの描き方で…。 そんなわけで、好きになれる映画ではありませんね。面白くはありましたが。

 

 

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