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2024年9月23日 (月)

「侍タイムスリッパー」:良くできた脚本と時代劇愛    #侍タイムスリッパ― #安田淳一 #山口馬木也 #カメラを止めるな #時代劇

Samuraitimeslipper 映画『侍タイムスリッパー』は、『カメラを止めるな!』の奇跡再来と評判の自主映画。単館公開からスタートして、シネコン100館超に拡大と話題の作品です。

確かに面白い! 笑えて!ちょっぴり感動して、映画作り(時代劇作り)への愛があるって点でも『カメ止め』に通じています。何と言っても脚本が良くできているのです。こちらの期待のちょっと上を行ってくれます。安田淳一監督が、脚本、撮影など11役を務めた自主映画。

そして、ほとんど見たことのないような俳優たちが健闘しています。主演の山口馬木也をはじめ、小生も覚えていないような役者さんたちが(最初のうちこそ低予算を感じさせるものの、すぐに目が慣れて)、しっかりハートに迫る芝居を見せてくれるのです。ただ助監督役の沙倉ゆうのだけは、最後まで違和感(「この人じゃないんだ」感)をぬぐえませんでしたねえ。それはそうとこの人、本作の実際の助監督でもあるそうで、びっくりです。

(以降少々ネタバレあり) 感動的な台詞もいくつかあります。中でもタイムスリップしてきた主人公がいちごショートケーキを食べて、あまりのおいしさに衝撃を受けて、「日の本は良い国になったのですね。普通の人がこんなにおいしい物を口にできるなんて」というようなことを言うのです。泣きながら。最高です。

このような自主映画に、「脚本が面白かったから」ということで東映京都撮影所さんが撮影させてくれたってのも、いい話じゃありませんか。カツドウ屋の魂は共鳴するのですね。そしてそれは私たち映画ファンの心をも捉えるものなのであります。 

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