「スオミの話をしよう」:三谷幸喜→長澤まさみへのラブレター #スオミの話をしよう #三谷幸喜 #長澤まさみ
映画『スオミの話をしよう』は、三谷幸喜5年ぶり9本目の映画作品。でも、フィルモグラフィーを見て「なるほど」と思いましたが、結局大江戸が好きな作品って、『ラジオの時間』しかないんですよね。なので今回もさほど期待はしませんでした。
それでよかったと思います。まあ、つまらなくはないけれど、中ぐらいのぬるい面白さでした。オールドスタイルなのはいいけど、所々妙に古臭いしね(『太陽にほえろ』パロディーなんか出したって、若者は??でしょう)。
一にも二にも長澤まさみのための映画というか、言ってしまえば「三谷幸喜が長澤まさみに贈ったラブレター」みたいな作品です。本来なら、三谷さんがお金出して我々観客を招待してくれてもいいような性質の映画です。だから、特に長澤まさみファンではない大江戸としては、いろいろと物足りなく感じたわけであります。
彌十郎さんだけは良かったなあ。さすがです。 一方、宮澤エマの役って何? ソウルメイトって何? こうするのなら、長澤、宮澤の二人が恋愛関係にあったことにでもしないと成立しないんじゃないでしょうか?
それにしても、「スオミ」って聞きなれない名前だなあ。どう書くの? 周防美?などと思っていたけど、なかなか謎解きがされず、最後の方でやっとわかります。(以降ネタバレあり) フィンランド語で「フィンランド」っていう意味だと言われたって、だからそれが何?って話ですよ。しかも締めくくりのミュージカル・ナンバーが『ヘルシンキ』というオリジナル曲。どんだけフィンランド好きなの??(この作品、フィンランドのヘルシンキ国際映画祭に招待されたようですね。)
ところで今、三谷幸喜をwikiで見てびっくりしたのは、身長が174cmあるってこと! 小柄というか、160cm台だとしか思っていませんでした。あー、驚いた。
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