「ビートルジュース ビートルジュース」:変な悪ふざけの珍作 #ビートルジュースビートルジュース #ビートルジュース #ティムバートン #ウィノナライダー #モニカベルッチ #ウィレムデフォー
映画『ビートルジュース ビートルジュース』は、1988年作品のセルフリメイク的続編。前作から36年後の今が舞台で、登場人物も(俳優も)同じ。マイケル・キートンがビートルジュースを、ウィノナ・ライダーがリディアを演じてるってわけです。36年後に同じ役を同じテイストで演じられるって…、二人ともすごいですねー。
実は大江戸、前作をあんまり気に入ってはおりません。ティム・バートンって、良い時と悪い時があって、前作は変な悪ふざけばかりが目立つ雑な珍作という印象。さて今回は…
はい。やっぱり変な悪ふざけばかりが目立つ雑な珍作でしたー。ティム・バートン変わんないなー。2019年の『ダンボ』以来5年ぶりと、彼にしてはかなりブランクがあったわけですが、やっぱり変わんないなー。まあ、彼に関しては「変わらない」は誉め言葉だと思いますけれど。
やけにグロい怪奇趣味と、レベルが高いとは言い難い「勢いまかせの」笑い。ああ、『ビートルジュース』だと古くからのファンは喜ぶのでしょうが、あんまり合わない人間にとっては、「はあ、そうですか」って感じ。反応に温度差が出る作品でしょう。
それにしても、本作にバラバラ美女役で出演しているモニカ・ベルッチが、ティム・バートンの現在のパートナーだと聞いて、びっくりしました。へーーー!
そして、この日は『憐みの3章』から本作へとハシゴしたので、両作に出てるウィレム・デフォーの濃さが胃にもたれました…とさ。
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