「田名網敬一 記憶の冒険」@国立新美術館 #田名網敬一 #田名網敬一展 #田名網敬一記憶の冒険 #国立新美術館
国立新美術館で、展覧会『田名網敬一 記憶の冒険』(~11/11)を観ました。いやー、ナンダコレ?!?!って感じの凄まじさでした。
田名網さんのことはうっすら知ってはおりましたが、大江戸の感覚としては商業美術売寄りのイラストレイターって感じでした。
ところがここまでぶっ飛んでいて、ここまで膨大な作品を残していた人だったのですね。知りませんでした。いやー、オドロキでした。
この展覧会の初日が8月7日、それを見届けるように8月9日に88歳で亡くなったんですよね、この方(クモ膜下出血)。この展覧会の企画や準備に精力的に関わっていたそうですが、会場に来ることはかなわなかったそうです。いやー、この圧倒的な会場を見せてあげたかったですねえ。
最初から最後まで。極彩色のサイケデリック・パワーが爆発しているのです。
そして作品量がハンパなくって、多くの作品が床から天井までずらりと壁面を彩っております。壮観なのです。
グラフィック・アート作品のみならず、立体作品や映像作品もあります。見応えありすぎです。
印刷の指定紙などちう昔懐かしいものも、ずらりと壁面を覆ってました。DICの色見本が貼ってあって、鉛筆で指示が書き込まれているのです。コンピューターでデザインする前の時代のお話です。
この人の凄いところは、年とっても作品が一切枯れなかったこと。若い頃と同じ熱量で、タナアミ・ワールドを全うしました。
あまりの色彩洪水。あまりのサイケ爆撃に、気が狂いそうになります。こんな展覧会、ちょっとありません。
確かに再評価されてしかるべきアーティストだったんですねえ。お見それいたしました。
ただ、大江戸はそんなに好きではないんですよねー(笑) まあ、展覧会観る前よりはずっと好きになりましたけど。
2024年、つまり今年、つまり亡くなった年に描かれた作品もあって、それがパワフル。また、コロナ下にずっと描いていたというピカソ模写が多量にあったりもします。
赤塚不二夫やバービーやアディダスなんかとのコラボ作品もあって、あまりの密度にぐったり疲れた展覧会でした。
グッズコーナーには、これまたクセつよのタナアミ・グッズがあれこれ多種類あって、胸やけしそうでした。
あとはただただ写真をご覧ください。そして、よろしければ展覧会をご覧ください。話のタネには、なりすぎるほどなりますので…。
| 固定リンク
« 日本、サウジを下し、3戦で14-0 #サッカー日本代表 #サムライブルー #アジア最終予選 #サウジアラビア対日本 #上田綺世 #守田英正 | トップページ | ベレーザ、マイナビ仙台に圧勝! #日テレベレーザ #ベレーザ #beleza #日テレベレーザ対マイナビ仙台 #北村菜々美 »
コメント