「SUPER HAPPY FOREVER」:あの恋の初めの日を… #SUPERHAPPYFOREVER #五十嵐耕平 #ひとかけらの純情
映画『SUPER HAPPY FOREVER』は、なかなか評判が良いようなので観てみましたが、うーん、悪くないけど微妙ですね。
「喪失」を真ん中に据えた恋愛の物語。というと、村上春樹作品のようですが、観ていて村上作品を想起することはまったくありませんでした。寓意ではなく、記憶と執着に寄っているからでしょうかね。
「SUPER HAPPY FOREVER」というバカバカしくもおめでたいタイトルが逆説的にあぶり出す喪失の痛みと苦さ。 南沙織『ひとかけらの純情』の歌詞にある「あの恋の初めの日を 誰かここに連れてきてほしいの」ってやつですね。まさに。
伊豆の観光地がどこか異国(台湾とか?)のようにも思える、夢のような撮影。やや白っちゃけた映像の中に、くすんだ赤いキャップと水色の海。絵になりますねえ。
(以降ネタバレあり) いくら妻が死んだからって、主人公の男が大人げなく暴走し過ぎ。それを納得させるべく、後半はみずみずしい恋の初めの日をじっくり描いていくのですが、…でもあの荒れ方は好きじゃないなー。
ベトナムから出稼ぎに来てホテルで働いているアンが作品の重要ポイントのはずなんですけど、ここが今一つしっかり機能しきらなかったような気がするんですよねー。何を言いたいかが伝わらない。そこは残念でした。
| 固定リンク
« 「僕はイエス様が嫌い」:ささやかで聖なる映画 #僕はイエス様が嫌い #奥山大史 #ぼくのお日さま #聖なる映画 | トップページ | 日本、サウジを下し、3戦で14-0 #サッカー日本代表 #サムライブルー #アジア最終予選 #サウジアラビア対日本 #上田綺世 #守田英正 »


コメント