「本心」:気が滅入る近未来 #本心 #石井裕也 #平野啓一郎 #三吉彩花 #社会派
映画『本心』は、AIとかバーチャル・フィギュアだとかリアル・アバターだとかの虚実の物語。原作は平野啓一郎。監督・脚本は石井裕也。それ以外にも、格差の問題やネットの悪意や人種差別や安楽死や…、とにかく現代のいろんな問題がごった煮になった作品なのです。
実力派の揃ったなかなかのキャスティングーー何しろ当代一二の売れっ子=池松壮亮と仲野太賀が出てるし、プラス妻夫木聡、水上恒司、綾野剛、それに田中裕子、田中泯のダブル田中ですもん。でもそれよりも驚いたのは、三吉彩花の役名が三好彩花(一字違いですね)だったこと。平野啓一郎の原作からそういう名前なのだそうですが、映画を観てる限りでは音声で「みよしあやか」というだけなので、「え?なんで??」と不思議でたまりませんでした。そもそ何で原作の中で「三好彩花」という人物が出てきたの?という謎。たまたまの偶然なのか、平野啓一郎が三吉彩花のファンだったりしたのか、いろいろ気になり過ぎて鑑賞ポイントがブレちゃいましたよ。その後もネットで調べたりCHAT‐GPTくんに聞いたりしたのですが、結局謎は解けずモヤモヤしてます。誰かご存じでしたら、教えてください(ついでながら、本作の三吉彩花はこれまでで一番良かったですよ)。
いやー、この映画、観ていて相当気が滅入りますよ。AIやデジタルの世界がここまで進化してくると、人間はもう滅ぶしかないというか、日本も世界も終わりだとしか思えません。悪意の渦巻くいやーな社会。 石井裕也って、本当に「ザ・社会派」になりましたねえ。
観ていて楽しくはないし、暗澹たる気分になる場面も多い作品ですが、考えさせられることは確かです。でも映画としてはとっ散らかっちゃってて、上出来とは言い難いのであります。
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