「カーリングの神様」:神様、ドイヒーです! #カーリングの神様 #カーリング ♯本田望結 ♯市川美余
映画『カーリングの神様』は、タイトル通り、ビジュアル通りの作品ではありますが、うーん、かなりドイヒーでした。映画をなめてるし、カーリングもなめてるように見えてしまいます。ベテラン職人の元木克英監督だし、カーリング界もいろいろ協力しているし、別になめてるつもりはないのでしょうけれど、これはちょっと・・・ないわー。
カーリングを扱った映画は過去にも『シムソンズ』(2006年)、『素敵な夜、ボクにください』(2007年)などがありますが(古くはビートルズの『ヘルプ! 四人はアイドル』にも出てきます)、久しぶりですね。カーリング好きの大江戸としては、それなりに期待していたのですが、残念な結果に終わりました。
脚本のあまりの弱さ、ひどさに、観ていて頭を抱えてしまいました。あまりに説得力のない展開、あまりに凡庸なエピソードが続いて、しかも演出も演技も…(以下自粛)。今年の大江戸のワーストワン候補です。
主演の本田望結の演技力が、うーむ、ちょっとなかなか見られないレベルでしたね。解説役で出てた市川美余さんの演技もかなり・・・でしたが、これは市川さんに演技させる方が悪い。
でももっとひどいのは、カーリング映画でありながら、この「元はへたくそだったチームが、大事な試合で…」という定番の筋立てでありながら、彼女らの練習シーンがほとんど描かれないこと。ほぼ練習しない奴らなのに、突然うまくなってるってどうよ。しかもほんの数か月の準備期間でトップレベルのチームと伍して戦えるって、そこに何の秘密も理由もないって…いくら何でも安直すぎるー。
キーとなる役柄(『ロッキー』でいえば、ミッキー=バージェス・メレディス)の柄本明も途中で消えて、試合シーンには絡まないというあり得ない扱いですし(予算の関係?)。
エンドロールも途中からSTU48のライブ映像に代わって、「え、これ何??」って感じ。STUって瀬戸内のグループだそうじゃないですかー。長野が舞台の本作に何の関係もないし。なのに、最後がそれでしめくくられるって・・・あまりに意味不明過ぎてくらくらしました。
| 固定リンク
コメント