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2024年12月31日 (火)

「モアナと伝説の海2」:映像は完璧なんだけど…    #モアナと伝説の海2 #大江戸時夫の東京温度 

Moana2 映画『モアナと伝説の海2』は、第1作が2016年公開。日本公開は2017年だったから、7-8年もたったんですねえ。びっくり。

(前作のレビューはこちら ↓ )

「モアナと伝説の海」:モアナのキャラが弱いなあ: 大江戸時夫の東京温度

映像、色彩の美しさと動きには圧倒されます。前作以上のダイナミックさと滑走感で、ディズニーの実力を見せつけます。また南国の日差しとヴィヴィッドな色彩には、思わず多幸感を感じてしまいます。

アニメーションで難しいと言われる「水の表現」も見事! 動きや反射や飛沫や波が、最高の技術で表現されていました。

ただ完璧な映像に比べて、物語が弱いんです。あっても無くてもどうでもいいような物語なんです。だから、心に残らないんです。てか、かなり眠かった。まことに残念なことです。

モアナのキャラも前作よりは立っていました。でも、「そこそこ」です。もっと圧倒する何かがほしかったですねえ…。

時間の関係で、日本語吹き替え版を鑑賞。やはり原語版で観たかったです(でも、本当に少ないんですよね、字幕版の上映って)。

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本年も『大江戸時夫の東京温度』をご愛読くださいまして、ありがとうございました。来たる2025年が、皆様にとって素晴らしい年となりますようお祈りいたします。これからも大江戸時夫と『東京温度』をよろしくお願いいたします&拡散希望。

 

 

 

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2024年12月30日 (月)

最近のコーヒー飲料    #コーヒー #コスタコーヒー #ベルベットフラットホワイト #ノンスイートラテ #ジョージアザブラック #ひとやすみプレッソ #ファミマのハニーラテ #セブンカフェ #ブルーマウンテンブレンド

Dsc_19782_copy_600x1034コンビニや自販機で買える各種コーヒー類のご紹介。

まずは「コスタコーヒー」の『ベルベットフラットホワイト』。フラットホワイトってのは、カフェラテよりもミルクの割合が少なくてコーヒーの割合が多い(4:1と3:1)のですが、大江戸はよりミルキーなカフェラテの方が好きなのです。こいつもこれまで出ていたコスタのカフェラテと比べて、スッキリしているけど、コクが足りないのです。まあ、そこがフラットホワイトなんです。

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一方こちらは、同じ「コスタコーヒー」でもカフェラテ系統の『ノンスイートラテ』。はい、砂糖不使用です。甘いものに合わせるときなどは、いいですよね。コスタはやや高めですが、それに見合うクォリティがあるので、けっこう愛飲しております。この時期はもちろんホッとで。

 

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ジョージアも、ボスやワンダなどに較べて、一番だと思っております。こちらは『ザ・ブラック』。ああ、ちゃんとしたブラックコーヒーです。酸味と苦みと甘みとコクのバランスが良いのです。量もたっぷりで、リーズナブル。

 

Dsc_17962_copy_800x685で、こちらはポッカの『ひとやすみプレッソ』。185gと小ぶりサイズのミルク入りエスプレッソ。うーん、まあそこそこです。

ところで、ポッカという社名の由来を知ってますか? びっくりしますよ、これ ↓

【ポッカサッポロフード&ビバレッジ】 - 社長のミカタ

 

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チルドカップのこちらは、ファミリーマートの『ハニーラテ』。大江戸はローソンのハニーラテをほめまくっておりますが、こちらはファミマ版。うーん、やっぱり似て非なるものですね。カフェラテとハチミツのバランスがイマイチなのです。決してダメではないのですが、大江戸はやっぱりローソンの方がいいなあ。

 

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そして最後にセブンカフェの『ブルーマウンテンブレンド』。税込250円と、贅沢な小品です。カップも黒で、ゴージャス感を醸し出しております。

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まあ、おいしい気がします。香りが良いし、甘みもほのかに感じられて、とにかく上質(な気がします)。大江戸は年末の「自分へのごほうび」として飲みました。何せ普通のコーヒーの倍以上の価格ですもんね。ほんの百数十円分の贅沢であります。

 

 

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2024年12月29日 (日)

「動物界」:差別、分断、移民問題…    #動物界 #映画動物界 #ザフライ

Doubutukai 映画『動物界』は、タイトルも奇抜ですが、奇想をシリアスに映画にしました。でもそこに描かれているのは、極めて今日的な問題です。

(以下少々ネタバレあり) 人間が動物になることのある世界を、家庭や学校での日常と共にリアルに描き、そこに寓意を浮かび上がらせています。差別や分断といった今の世界を表す問題をすぐに連想するわけですが、フランス映画だけに移民問題とのダイレクトなつながりを考えないわけにはいきません。もちろん戦争やパンデミックとの関連も、容易に想像できます。

そういった意味では、非常に重くて胸苦しい作品です。観ていてずっと気が滅入ります。やっぱりフランス映画的ですね。親子関係へのこだわりも、フランス的なのです。なので、基本的にフランス映画とは(体質的に)あんまり合わない大江戸としては、どうにも好きになれなかったのです。とはいえ、ラストあたりは妙に感動させられましたけど…。

動物のバリエーションとしては、鳥、トカゲ、イカ、アルマジロみたいなやつなどなどが出て来ます。何だかよくわからない、でかくてコワイのなんかも。

でも「変身」の恐怖と苦悩を描いたボディ・ホラーの金字塔である、約40年前の『ザ・フライ』(1986年)の荘重さには遠く及びませんね。あれはやっぱり傑作でした。

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2024年12月28日 (土)

「アット・ザ・ベンチ」:オールスターキャストのオムニバス    #アットザベンチ #奥山由之 #オムニバス映画 #今田美桜 #吉岡里帆

Atthebench 映画『アット・ザ・ベンチ』は、奥山由之監督による5つのエピソードのオムニバス。この監督、父親は奥山和由プロデューサー(&監督)、兄は奥山大史監督なんだそうです。大史監督の『ぼくのお日さま』は今年の秀作ですし。和由監督の新作『奇麗な悪』は来年2月公開と、すごいな奥山ファミリーの躍進!

そういうわけで、この作品もなかなか面白かったです。とにかく「何コレ?」って思っちゃうような充実のキャスティング。第1&第5エピソードが広瀬すずと仲野太賀、第2が岸井ゆきのと岡山天音と荒川良々、第3が今田美桜と森七菜、第4が草彅剛と吉岡里帆と神木隆之介ですもん。旬な俳優だらけのオールスター戦の趣き。新人監督のデビュー作でこれってどうよ?

で、ベンチをめぐる人々の会話劇なのですが、バリエーションに富んでいて、単調にならないのが良いですね。そこに旬の役者たちの魅力が加わって、なかなかの作品に仕上がっています。ただ、1話から5話へと徐々にダウンしていきます。特に第5話は1話と同じコンビなのに、1話に較べてずいぶん散漫なものになってしまい残念でした。

役者では、今田美桜がああいう芝居ができることを知って、意外でした。意外と言っては失礼でしょうが、この人、アイドルっぽく見られがちな割に演技はしっかりしているのです。それは、吉岡里帆に関しても言えることで、彼女の演技力とその幅については今更言うまでもないことです。 なんか草彅氏だけは、この作品のトーンに合わなかった気がいたしております。

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2024年12月27日 (金)

クリスマスの後に…    #シュトーレン #京王プラザホテル #カントリーマアムひとくちシュトーレン #まけんグミ

Dsc_2057_copy_640x860 クリスマスの名残りを留めるものをご紹介。

はい、先日もご紹介したシュトーレンです。 (先日のシュトーレン記事はこちら ↓ )

クリスマスの前に・・・    #シュトーレン #成城石井 #エイタブリッシュ #TokiTokyo #バウムクーヘン: 大江戸時夫の東京温度

じゃーん。京王プラザホテルのシュトーレンなのです。本格派です。お値段も本格派でした。

Dsc_2058_copy_932x559_1 やっぱりそれなりにしっとりしてますし、スパイスも濃過ぎず薄過ぎずちょうどいい塩梅です。主張し過ぎないけど、端正な感じがいたしました。

 

Dsc_20902_copy_711x872_20241227223801 そしてこちらにご注目。なんと、不二家『カントリーマアム』の「ひとくちシュトーレン」です。確かにドライフルーツやナッツがいろいろ入っています。でもこれって・・・そうだ、シュトーレンっていうよりは月餅に近い! そりゃあカントリーマアムの皮ですから、そうなりますよね。まあ大江戸の場合、月餅は大好きなのでいいんですけどね。

 

Dsc_20962_copy_957x750 で、こっちの写真は『まけんグミ』。カルディコーヒーファームのクリスマス商品ですが、なんということでしょう。大江戸は何となくぼーっとしていて、普通に袋を開けて中身を出してしまいましたー。これ、開ける前にじゃんけんの手を(グーかチョキかパーか)考えておいて、勝負するんですよね。ダメじゃん。 それよりも、「まけんグミ」って、「ハケンアニメ」的だよねなんて考えていたのでありましたー(「ありましたー」って、「アリ・アスター」的だよね←わかるやつだけわかればいい)。

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2024年12月26日 (木)

中延の自販機ゾーン「ピッポン」    #ピッポン #自販機 #自動販売機 #オモシロ自販機 #自販機村

Dsc_2044_copy_1024x768 先日、都営浅草線の中延駅あたりに行ったときに見かけた光景。環七の向う側から、不思議なエリアが見えたのです。

Dsc_2045_copy_1024x768 なんだこれ?歩道の奥に、屋根付きの十数メートルが展開されておりました。どうやらこれは、自動販売機の集合ゾーンのようですね(細長い自販機村?)。となれば、大江戸が紹介しないわけにはいきますまい。

(前回の自販機はこちら ↓ )

久々のオモシロ自販機    #オモシロ自販機 #自動販売機 #アニマルマカロン自販機 #リンガーハット自販機 #コーワ栄養ドリンク自販機 #ねこんぶだし自販機 #能登物産自販機 : 大江戸時夫の東京温度

Dsc_2053_copy_576x768 まず左端にあったのが、ジェラートの自販機。写真見にくいですね。すみません。まあ雰囲気だけ味わってください。

Dsc_2054_copy_576x768 隣は、焼き芋自販機なんですよね、これが。

Dsc_2052_copy_576x768 以下ランダムにまいります。これ、よくわからないけど「いちじく」って書いてあるのでドライフルーツか何かでしょうか?

Dsc_2046_copy_576x768_20241226214301 そして、お好み焼きです! なかなか惹かれるものがありますね。

Dsc_2047_copy_576x768 一方でこちらは、牛肉売ってます。3000円自販機です。

Dsc_2050_copy_576x768 こちらは対抗して、馬肉! 馬刺しスライスです。

Dsc_2049_copy_576x768 それらに較べると、普通にポピュラーなギョーザでございます。共和国でございます。

Dsc_2048_copy_576x768 デザートには甘い物をどうぞってことで、名店のおいしいケーキです。スコーンも売ってます。

Dsc_2051_copy_1024x768 デザートの後になんですが、最後にハングルが目立つ韓国の味自販機。カルビキムチチムとかトッポギとか牡蠣キムチとか骨付きカルビとか売ってます。

Dsc_20552_copy_549x768 そんなわけで、ここは「ピッポン」というユニークなお店?のようです。経営しているご夫婦の思いや志を書いて、貼り出してありました。近所だったら利用しちゃうけど、ちょっと遠くてね…。

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2024年12月25日 (水)

どうしょくぶつしりとり:その8    #どうしょくぶつしりとり #冬の風物詩しりとり #ぽいんせちあんこうめきゃべつちいなごみみずくりすますろーずわいがに #明石幼稚園 #聖路加国際病院旧館

Dsc_2076_copy_1000x750 季節もすっかり冬になり、恒例の明石幼稚園前の植え込みで展開される動植物しりとりも、冬の陣を迎えました。

(前回のはこちら ↓ )

どうしょくぶつしりとり:その7    #どうしょくぶつしりとり #秋の風物詩しりとり #きんもくせいくらっかせいせえびよどりんごおろぎんなん #明石幼稚園 #聖路加国際病院旧館: 大江戸時夫の東京温度

Dsc_20752_copy_630x500 で、今回はというと・・・

 

ぽいんせちあ→

 

Dsc_20742_copy_716x560 あんこう(みどりふさあんこう)→

 

Dsc_20732_copy_719x550 うめ→

 

Dsc_2072_copy_625x471 めきゃべつ→

 

Dsc_2071_copy_564x408 つちいなご→

 

Dsc_20702_copy_590x445 こみみずく→

 

Dsc_2069_copy_520x383 くりすますろーず→

 

Dsc_20682_copy_506x364 ずわいがに

 

以上です。今回もワンブロック内にコンパクトに収まっています。これまでのものはすべてイラストレーションでしたが、「こみみずく」にはおともだちの「ふくろう」もついていて、二つとも写真でした。新機軸ですね。

次は春なのか、それとも冬後半なのでしょうか?

Dsc_20772_copy_1000x750 道を挟んだ向かい側には、聖路加国際病院旧館の威容がでーん、なのでありました。

 

 

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2024年12月24日 (火)

東急本店跡地の今    #東急本店跡地 #東急本店跡地再開発 #Bunkamura 

Dsc_20602_copy_596x768 渋谷の東急本店跡地。東急本店通り(って今も言っていいんですよね?)から望むとこんな感じ。屹立した煙突(?)が目立ちますね。

Dsc_20622_copy_1024x663 今やまっさらです。違和感たっぷりの妙な景色です。歩道側のフェンスがピアノの鍵盤みたいだってのは、Bunkamuraセンスでしょうね。

Dsc_2063_copy_1024x768 商業施設やホテル、賃貸マンションなどが入る複合ビルが2027年度に完成すすのだそうです。何しろ164.8メートルのタワーが建っちゃうそうですからねー。

Dsc_2065_copy_1024x643 よく見ると左の方のBunkamura部分だけはまだ建物が残っています。で、フェンスにはこんな表示も。へえー。Bunkamuraオーチャードホールは日曜・祝日を中心にまだ営業しているのですね。びっくり。

Dsc_20642_copy_1024x727 てなわけで、Bunkamuraはこのまま残って、装いも新たに2027年に新開業となるのでしょう。現在の情報からはそうとしか読み取れない大江戸なのであります。

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2024年12月23日 (月)

「孤獨の人」(1957年):皇族の人権    #孤獨の人 #孤独の人 #芦川いづみ #学習院 #藤島泰輔

Dsc_20662_copy_535x768 映画『孤獨の人』(1957年)をシネマヴェーラ渋谷で観ました。いや、芦川いづみが出演しているレア作品だってことが主目的で行ったのですが、これはなかなか興味深い作品でした。だって、学習院高等部にいた頃の平成天皇(当時は皇太子)とそのご学友をめぐる物語ですから。

皇太子はみんなから「殿下」と呼ばれ、後ろ姿や腕と白手袋だけで描写されます。どうも製作中に右翼からの脅迫状が日活に届いたりしたそうで、その影響もあってのことのようです。それにしても、こんなに殿下、殿下と呼ばれている人って、ウメ星殿下と『太陽にほえろ』の“殿下”(小野寺昭)ぐらいしか知りませんです。

自由のないお立場の殿下の孤独な青春。前々から思っていたことですが、本当に哀れだと思います。こんなに自由のない人生って、普通の人にはとても耐えられません。少なくとも大江戸には一日二日であっても、無理ですね。そこを「立場として」こなしていくのがが立派なところであり、それ以上に残酷なところです。本当に人権問題ではないのでしょうか?

こんな映画、よく作れたものです。学習院が協力していないのに、大学正門前とかラグビーグラウンドでロケをしちゃってますし。当時の皇太子を扱ってるわけですし。ある意味、侍従とか大夫とかを批判していますし。今では考えられませんね。ま、ちょっとした『ローマの休日』みたいにしてあるので、素直に哀感のあるいい映画だと思いました。監督は安定の西河克己。

主演格は津川雅彦ですが、小林旭がまじめな学習院の学生役で出ていてちょっと笑っちゃいます。 芦川いづみさんは、実に添え物的な何てことのない役でした(小林の彼女役)。

それはともかく、この原作小説の作者の藤島泰輔って、なんとメリー喜多川の夫だったそうでびっくり! ああ、だから娘は「藤島」ジュリー景子なのですね。彼は学習院で昭仁親王殿下のご学友だったそうで、学習院大学を卒業して東京新聞の記者になり、すぐにこの小説を世に出したのだそうです。いやー、映画の内容を忘れちゃうぐらいインパクトのある事実でしたー。

(シネマヴェーラに貼ってあったこのポスターの下部の「値下断行」って、いったい何なんでしょうかね?)

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2024年12月22日 (日)

「推しの子 The Final Act」:荒唐無稽を超えるパワー    #推しの子 #映画推しの子 #齋藤飛鳥 #櫻井海音 #齋藤飛鳥

Oshinoko 映画『推しの子 The Final Act』は、ほとんど期待していなくて、あのちゃんを見ようかぐらいにハードル下げておいたら、意外と面白かったのです。原作マンガ、アニメ、アマプラの実写ドラマのどれも見ていませんでしたが、特に困りはしませんでした(まあ、見ていたらもっと楽しめたのかも知れませんが)。

齋藤飛鳥を使って、リアルなアイドルグループの歌唱シーンを入れ込むことによって、この世界がしっかりと構築できています。アイドルの世界にしても、映画製作の過程にしても、けっこう「それらしく」撮れていて、それによってもともとの荒唐無稽さをねじ伏せています。良く出来た実写化です。映画版しか知らないのですが、単体としてまずまず良く出来ています。

とはいえ、荒唐無稽には違いありませんし、アラを探せばいくらでもあります。でも虚構のパワーで突き進んで行くので、まあいいかと感じてしまいます。一番弱いのは、二宮和也の部分。あのキャラはさすがに無理あるなー。

櫻井海音がなかなか雰囲気のあるイケメン君で、何者?と思ったら、ミスチル桜井さんのご子息なんですってね! 知らなかったので、驚きました。来年の大ブレイク必至と見ました。

一方でルビー役の藤なぎさって、苗字が同じだから齋藤飛鳥の妹??と思ったのですが、こちらは違いましたー。よく見れば、「サイ」の字も違いましたー。

(追記) 妊娠3-4か月であんなにまあるいおなかってのはないだろー。 あと、冒頭に東映マークが出たのにもびっくりしましたー(東映っぽいイメージがぜんぜん無かったので)。 

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2024年12月21日 (土)

巳年を前に蛇窪神社へ    #蛇窪神社 #東京の白蛇さま #巳年 

Dsc_2033_copy_576x768 来年の足音が迫ってまいりましたね。2025年は巳年。ということで一足早く流行をキャッチ!すべく、品川区の蛇窪(へびくぼ)神社を訪れました。都営浅草線の中延駅から徒歩5分ぐらいの所にありまして、大江戸も初めての参詣です。

Dsc_2032_copy_800x600 途中にこんな建物がありました。4つ並ぶ板で封印されたファサードが不穏な空気を感じさせます。これ、夜見たらこわいでしょうねえ。

Dsc_2042_copy_1024x768 それはともかく、「東京の白蛇さま」こと蛇窪神社は鎌倉時代創建の由緒ある神社。正式名称は「天祖神社」とのこと。主祭神は天照大御神なのですと!

Dsc_20432_copy_967x768手水舍の水に色とりどりの花が浮かんで、何ともカラフル・ビューティフル。ここで「心を洗う」のですね。

Dsc_20433_copy_738x768 でも水が出てるのは蛇じゃなくて、龍の口から。あ、考えてみれば蛇の口から出ていたら「蛇口から水が出ている」ことになりますもんね←笑う所

Dsc_2037_copy_1024x687 さてさて、お参りをして右手奥に進んで行くと、そこは「へびゾーン」。

 

Dsc_20362_copy_576x768 「白龍の滝」という滝もあります。白蛇は白龍になって滝を上ると言われているそうです。蛇と龍はいろいろとつながっているのですね。スネーク&ドラゴン…

Dsc_20412_copy_636x768 だから、こんなマンガチックな龍もいて、黄金の鳥居には「蛇窪龍神社」と書いてあります! なのに、下の方には白ヘビがいっぱい。

Dsc_2039_copy_1024x641 こんな松もあります。「蛇松」です。おそ松・トド松・・・蛇松ではありません。おお、確かに蛇がはっているような雰囲気の枝ぶりですね。

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そこかしこに白ヘビさんがいらっしゃいます。なかなか愛嬌のあるお顔です。

Dsc01897-1 で、「撫で白蛇」です。これ白蛇さまのご夫婦で、何と大きい方が女性、小さい方が男性なんですと!

Dsc_20402_copy_561x768 フィギュア棚?もありました。いやー、ほんとへび尽くしですね。蛇が苦手な人は、ちょっと危険なゾーンです。

 

Dsc_2034_copy_777x768 神社を出て商店街に入ると、街路灯のデザインが奇妙。なんかクエスチョンマークのようで・・・

Dsc_2035_copy_488x768 おー、これ、蛇が電灯をくわえているんじゃありませんか! おもろいおもろい。その下には「東京の白蛇さま スネークタウン」と書いた巳年用のバナーがひるがえっているのでした。

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2024年12月20日 (金)

年末のバウムクーヘン棚卸し    #バウムクーヘン #コンディトライバッハマン #銀座の蜂蜜バームクーヘン #発酵バター仕立てのリッチなハードバウム #昔ながらのばうむくーへん #無印の発酵バターバウム

Dsc01690バウムクーヘン好きの大江戸です。今年食べたバウムクーヘンをピックアップ。

Dsc01691 まずは以前にも紹介した平塚の名店「コンディトライ・バッハマン」のバウムクーヘン。このお店は平塚駅南西の住宅街にもあるのですが、最近は駅ビル「ラスカ平塚」の地下にも出ています。そこで買ったドイツ古典派のバウムクーヘン。

Dsc01692 うーん、ちょっと昔と味変わりましたかねえ。昔の方がもっとスパイスが効いていたような気がします。それにこちら、妙に水分が少ない感じでした、もっとしっとりしていてほしかったなあ。

(以前の記事はこちら ↓ )

バッハマンのバウムクーヘン: 大江戸時夫の東京温度

 

Dsc_17452_copy_747x600 お次は、こちらも紹介済みの文明堂『銀座の蜂蜜バームクーヘン』。銀座紙パルプ会館の屋上で飼っているミツバチの蜂蜜を使った商品です。ミニタイプです。

Dsc_1746_copy_636x600 これも実においしいはずなんですが、大江戸が口にしたときは(たまたまなのか)ちょっとパサパサしてました。もっとしっとりしていてほしかったです。

(以前の記事はこちら ↓ )

文明堂「銀座の蜂蜜バームクーヘン」: 大江戸時夫の東京温度

 

…と二つ続いちゃうと、「記憶の中で味が美化されていたのか?」と思わないでもないけど、ブログの記事が残っているということは、ちゃんとおいしかったのでしょう。

Dsc_0438_copy_768x576 てなわけで、次のは『発酵バター仕立てのリッチなハードバウム』。茨城県の花水木さんというお店の商品。北海道産発酵バター使用。マツコ・デラックスの番組でも紹介されたのだとか。

Dsc_0439_copy_768x1024 おー、これはさすがに名品です。こうして見ると、サザエみたいな形ですね。見事にハードタイプで、外はサクッと硬め。でも中はもちっとしていて、卵をはじめ「良い材料感」で満たされています。これは良いです。一つの規範みたいなバウムクーヘンですね。

 

Dsc_0998_copy_600x1067で、こちらは『昔ながらのばうむくーへん』と書いてあるのですが、うーん、けっこう前に食べたのとメモしてなかったのとで、どこの商品かわかりませんー。ネットでひっかからないぐらいレアな小品のようでございます。まあ、でも記憶に残らないぐらいの普通のお味だったような…。

 

Dsc_1338_copy_600x6872 そして最後に、無印良品の『発酵バターバウム』。たまたまテレビで絶賛されているのを見て、買ってみました。うーん、でもこれも普通ですねー。割とソフト系だし(大江戸はハード系が好き)、絶賛するほどの代物ではないと思いますがねえ…。

 

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2024年12月19日 (木)

クリスマスの前に・・・    #シュトーレン #成城石井 #エイタブリッシュ #TokiTokyo #バウムクーヘン

Dsc_20202_copy_620x480 クリスマスが近づいてきますねえ。この時期のお菓子といえば「シュトーレン」。菓子パンとフルーツケーキの中間みたいなドイツの伝統菓子で、12月頭からクリスマスに向けて、ちびちびと食べていくんですよね。日本でも近年はいろんな所から出ていますが、例えば去年カルディで買ったのなどはよろしくなかったですね。

で、まずは成城石井のシュトーレン。いかにもなクリスマスパッケージですね。

Dsc_2021_copy_585x480 ま、オーソドックスです。ただ、ちょっとパンに寄りすぎで、パサパサしてるかな。もうちょっとしっとりしていた方がいいですね。スパイス香も抑え気味です。

 

Dsc_2022_copy_800x480 やはりこちらの方が格段に本格的です。8ablish(エイタブリッシュ)のクリスマス・シュトーレン。持つと「ずしり」と来ます。

Dsc_20252_copy_800x579 それは水分量が多いから。しっとりしているのです=生地の目が詰まっている。シナモン、カルダモンなどのスパイスも、クセ強のやつらがダイレクトに来ます。スパイスの香りが苦手な人だと、ちょっとしんどいかもです。でも、さすがの本格派風味です。このお店はヴィーガン系、グルテンフリー系なので、きっと体にも良いのでありましょう。

 

Dsc_20183_copy_363x480 さて、シュトーレン以外にもこんなのがありました。新小岩のToki-Tokyo Baumkuchenさんのクリスマス・バウムクーヘン。膨張剤・乳化剤不使用で、本場ドイツの製法を守るお店です。ヒイラギも、マジパンのサンタも乗ってます。

Dsc_20192_copy_496x480 これ、イチゴ味なんです。そうは見えないんですけど、や濃い茶色なんですけど、生地がほんのりイチゴ風味。別にプレーンで良かったのですが…、自分で買ったものではないので。まあでも、本物のイチゴ汁を使っているようで、香料の不自然な強さとかがないので許せます。

 

こうして、真打ちのクリスマスケーキの登場を待つわけです。 前座?

 

 

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2024年12月18日 (水)

ツナ王!    #ツナ王 #キングベルⅠ世 

Dsc_20242_copy_600x936 魚屋さんの店頭に、とんでもない方がいらっしゃいました。

王様です。 「ツナ王」です! 目がコワイです。

お召し物は赤基調で、けっこう派手です。頭がやけに「マグロのカマ」って感じですが、ちゃんと王冠かぶってます。

調べてみたら・・・「好きな食べ物=海鮮丼、お寿司」って…、共食いかいっ! しかも「サーモン閣下」って部下までいらっしゃるようで、びっくりです。

キャラクター紹介 | さかなや旬・鮮魚専門店・株式会社旬・株式会社旬フーズシステム

 

Kingbell_20241218223401 もしかしたら「海と王様」つながりで、キングベルⅠ世ともお友だちなのかしらん??

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2024年12月17日 (火)

「陪審員2番」の劇場公開に向けて    #陪審員2番 #クリントイーストウッド #ウルフズ #ネット署名 

しばらく前に、クリント・イーストウッド監督の新作『陪審員2番』(Juror #2)が日本では配信のみで劇場公開されないというニュースを見ました。マジかよ?!です。

あの生きるアメリカ映画史にして、名作しか作れないイーストウッド94歳のこの映画がミニシアターにすらかからないとしたら、日本の映画界っていったい何なんでしょう?  この秋にも、ブラッド・ピット×ジョージージ・クルーニーの『ウルフズ』が(映画館で予告編をやっていたのに)劇場公開中止=配信のみになるという事件がありました。あんなにスター・バリューがある娯楽作が映画館にかからないなんて、洋画不況ここに極まれりと嘆いたものでした。

劇場公開されないってことは、『キネ旬』ベストテンの対象外=映画史に残らないってことなのです。これまでもコロナ禍による配信オンリーになりかけながら、イニャリトゥの『ローマ』とかスコセッシの『アイリッシュマン』とかフィンチャーの『ザ・キラー』とかが(配信中心でありながらも)小規模に劇場公開された事実はあるので、『陪審員2番』の関係者にも最後まで粘っていただきたいのです。

などと思っていたら、ネット署名活動のサイト「change.org」で、この作品の公開に向けた署名を募っていました!

オンライン署名 · イーストウッド最新作『陪審員2番』の日本公開を希望します! - 日本 · Change.org

もちろんすぐに賛同(署名)しましたよ。皆様もよろしければぜひ!(「もう少しお金を出せば」云々という表示が出ますが、それは無視してもOKです) 拡散希望です。 これでも劇場公開されなかったら、世も末だと思ってしまうだろう大江戸です。大谷翔平が小学校に野球道具を寄付するみたいな具合に、本作の劇場公開に向けてご浄財を出してくれる篤志家はいないもんですかねえ。

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2024年12月16日 (月)

「六人の噓つきな大学生」:嫌な感じのゲームだけど…    #六人の噓つきな大学生 #佐藤祐市

6usotsuki 映画『六人の噓つきな大学生』の広告ビジュアルなどの「嘘」の字は「七」の部分が「六」に替えられております。

それはともかく、就活→他人を蹴落とすゲームという展開が、嫌な感じですね。でも最終的にはそこまで嫌な作品にはなっていませんでした。まあ、さすがに「爽やか」とはいきませんけどね。

予告編を見ての想像よりは面白かったです。さすがはあの上出来な密室劇『キサラギ』の佐藤祐市監督だけあって、まったく危なげなく交通整理ができてる演出で、テンポ良く進みます。 (以降少々ネタバレあり) ただ、何段構えかの終盤がそんなに出来が良いと思えないのです。一人、最後まで「無傷」な人がいるってのもどうなんだろ? なんか違和感。でもまあ、そこそこは楽しませてもらいました。

みんな24‐5歳の6人の俳優の中で、ダントツ年上の赤楚衛二(今年30歳!)が、ものの見事に大学生(就活生)でした。違和感ゼロ。そして、最近の浜辺美波は何を演じても安定してますねー。

それにしてもあの野球部くんは、1万人を蹴落として最終選考に進めないだろー、さすがに…と大江戸は思いました(ウザかったもん)。

 

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2024年12月15日 (日)

皇后杯、ベレーザ初戦勝利で準々決勝へ!    #皇后杯 #日テレベレーザ #ベレーザ #beleza #ベレーザ対千葉 #北村菜々美

Dsc_2024_copy_1024x637 第46回サッカー皇后杯は、いよいよWEリーグ勢登場の5回戦。日テレ東京ヴェルディベレーザ対JEF千葉レディースを、快晴のレモンガススタジアム平塚で観戦しました(寒かった!)。

Dsc_2019_copy_1024x730 何しろ「我が庭」レモンガススタジアムでベレーザを(というよりは北村菜々美選手を)見られる千載一遇の機会ですから、これを逃すわけにはいきません。

Dsc_2020_copy_1024x768 慣れたもんで、伊勢原駅から路線バスと歩きでスタジアム入り。総合公園西側の並木道は、見事に黄葉しておりました。 どっち側から見ても、きれいですね。

Dsc_2025_copy_1024x660 皇后杯は準々決勝までは入場無料。本日はメインスタンドのみの使用でしたが、1700人台の入場者数だったので、いつものリーグ戦より入ってるぐらいでした。

Dsc01881 試合は堅い展開で、ベレーザが押し込んではいるものの前半は0-0。後半も膠着状況が続きましたが、ゴール前混戦からの山本柚月の頭でベレーザが先制。

Dsc01886 するとその3分後に、坂部幸菜が追加点を決め、そのまま2-0でベレーザが勝利! 準々決勝に駒を進めました。リーグ戦で千葉に敗れた悔しさを晴らしました。

Dsc01874 本日の北村菜々美は、可もなく不可もなくの通常運転。惜しいチャレンジからのボールロストとかはありましたが、積極的なチャレンジの結果なので良しです。 

Dsc01876b やせっぽちの彼女はいつも寒さに弱そうな感じで、今日もけっこう寒そうに見えました。日陰のスタンドで寒さと戦っていた大江戸の目には「同志」と映りました。

Dsc01878 でもピッチ内ではますます「おねえさん」的に指揮をとっています。いつもながら松田紫乃とは頻繁に会話(というかコーチング)をしてますし、ハーフタイムに入る時には、(直前の決定機をものにできなかった)土方にいろいろと教えているような感じでした。まあ、多くの試合で村松キャプテンに次ぐ年長者(25歳)ですからね。

Dsc_2027_copy_1024x639 1つ勝っただけなのに、次は準々決勝! ただ皇后杯の常で、この後の会場は香川、京都、広島。ちょっと行けませんねー。なので、今日が本年のラスト生観戦でしょう。勝って良かった♪ 

Dsc01890 いずれにせよ、皇后杯とリーグ戦の二冠を獲りましょう! 今期のベレーザなら獲れますとも!Dsc01891

 

 

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2024年12月14日 (土)

「はたらく細胞」:おもしろくてためになる    #はたらく細胞 #武内英樹 #佐藤健 #芦田愛菜 

Hatarakusaibou 映画『はたらく細胞』は、売れっ子・武内英樹監督の新作。今夏の『もしも徳川家康が総理大臣になったら』はワースト級のドイヒー作品だったのですが、今回は悪くなかったですよ。良好なテンポで、最後までほぼ一気に見せ切りました(終盤の愁嘆場だけ、ちょっと長過ぎましたけど)。

奇想天外な設定というのは武内監督の得意とするところ。今回は何と言っても『ミクロの決死圏』ですからね(古い)。『ミクロ~』は美術担当がサルバドール・ダリでしたが、今回は特に高名な方ではないようです。でも、テーマパークのようなキュートな体内や、魔窟のようなやさぐれた体内が、きちんと武内ワールドとして構築されておりました。また、東京国際フォーラムやラーメン博物館をロケ地に使う発想も、なかなかでした。

原作マンガはちょこっとしか知らないけど、佐藤健(白血球)にしても永野芽衣(赤血球)にしても、かなりの再現度です。おまけに、健くんに関しては『るろ剣』ばりのアクションもあるし。

一方で阿部サダヲ・芦田愛菜(やけに丸かった)の親子役には、どうしたって『マルモのおきて』を思わざるを得ません。で、この親子パートにけっこう気持ちよくホロリとさせられるという…。

そして効用としては、体の仕組みについて無理なく学習できること。まあ、学べることには限りがありますが、けっこうためになるといえばためになります(マンガ版の方がもっとためになりますが、そこはまあ上映時間の関係もあるし…)。大江戸なんか、骨髄移植があんな輸血みたいなものだとは知りませんでしたもん。 劇場には小学低学年(へたすりゃ幼稚園)ぐらいの子供たちもけっこう来ていました。なんとなく学んで、気になったらそのうち図書室で調べてくださいね。

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2024年12月13日 (金)

シアターミックスポップコーン    #シアターミックスポップコーン #ポップコーン

Dsc_19302_copy_484x681だいぶ前にセブンイレブンで販売していた『シアターミックスポップコーン』。これ、塩味とキャラメルのポップコーンがミックスで入っているのです。そう、映画館で売ってるあのポップコーンを自宅で楽しめるという商品。なるほど、おうちで映画を見る層には絶好の企画ですね。

ところが大江戸の場合、家では映画を見ることがほとんどない野郎なので、こいつを買ってもなかなか出番がなく、ずーっと在庫品として機をうかがっておりました。で、結局賞味期限が来てしまいそうだったので、あわててサッカー中継のお伴にした次第。コカ・コーラを用意してね。

うん、ああいった味です。大江戸は普段映画館でポップコーンを手に鑑賞ってことがほとんどない人間でもあるので、なじみの味とは言えません。しかし塩味ポップコーンもキャラメル味のも当然食べたことはあるので、想像はつきます。でも、こんなもんミックスにして食べておいしいのかしらん?とは思っちゃいました。

Dsc_19312_copy_913x750 ところが、これがなかなかイケるのでした。変な違和感がなく、どっちもおいしいし、塩味に飽きたらキャラメル、キャラメルの甘さに飽きたら塩味…と、いくらでも食べ続けられちゃうという魔性のスナックなのです。

ああ、後から考えたら、これレンジで温めればもっと良かったですねえ。なんなら、溶かしバターなんかかけちゃったら、魔の「デブの素」になるんじゃないのかしらん。ジャンクだなあ。 これ、まだ売っていたり再発にになったりしたら、やってみたいと思います。そして今度はこそ映画と合わせたりビールと合わせたりするのであります!

それにしても、シネコンのポップコーンって、なんであんなに犯罪的にデカいの?? あんなにたくさん食べる必要あるの? 明らかに塩分や砂糖の摂り過ぎなんじゃないの? 外見、バケツみたいだし。コーラもまたデカくて、そっちにも砂糖がわんさか入ってるわけだし。アメリカのまんまの量でやっていたりするとしたら、無理があるなあ。 あんなに食べたら、映画の後はしばらく食事なんかできなくなっちゃいますよねえ。一方で喉は渇くしね。あー、健康に悪いなあ。 でも年に2-3度は妙に食べたくなっちゃうんですよ。実際に食べるのは、数年に一度ですけどね。はっはっは。

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2024年12月12日 (木)

「私にふさわしいホテル」:山の上ホテルが美しい    #私にふさわしいホテル #山の上ホテル #のん #堤幸彦 #滝藤賢一 

Non_hotel 映画『私にふさわしいホテル』(12/27公開)を試写会で観ました。試写会なんてすっごく久しぶり。コロナ前にさかのぼりますもん。今日はホールではなく、新宿ピカデリーが会場。残念ながら舞台挨拶はナシです。

堤幸彦×のんということで期待しておりましたが、これは堤さんじゃなくてあくまでも「のん」の映画ですね。今回、堤さんの個性は抑制されており、職人的に撮っていました。一方ののんは、かなりのはっちゃけぶりで、この「性格の悪い主人公」を嬉々として演じておりました。

でも序盤は、あまりのおふざけトーンと寒いギャグに「これからどーなっちゃうんだ?」と思いましたが、だんだんこの世界に脳が慣れていき、映画も軌道に乗り、十分楽しませてもらいました。笑えました。

有名な小説家役の滝藤賢一さんがいいんですよ。芸達者だし、しかもカッコいい。彼とのんのバトルが実に面白くて、そここそがこの作品の勝因です。一方ののんの芝居は、ちょっとバランスを崩してるところもありましたが、こういうドイヒーな人をチャーミングに演じ切れるのは、やっぱり彼女ならではでしょう。 橋本愛とのんの共演シーンがあるっていうのも嬉しいじゃありませんか! 『あまちゃん』ファンとしては感無量です。 髙石あかりも出ていて、朝ドラヒロイン伝承の儀でもありますし。

冒頭とエンドクレジットに、山の上ホテルの美しい館内の映像が流れます。アタマの数分なので、ポップコーンなんか買って遅れて来るヤツらは見られないのです。ザマーミロ!

それはそうと山の上ホテル、明治大学さんが買い取ってくれてホテルとしても復活できそうだというニュースが先月流れましたけど、ホント良かったです。

(休館中の山の上ホテルを今夏見に行った時のレポートはこちら ↓ )

休館半年後の山の上ホテル    #山の上ホテル #ヴォーリズ #アールデコ建築 : 大江戸時夫の東京温度

 

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2024年12月11日 (水)

「正体」:エンタテインメントとして届けるメッセージ    #正体 #藤井道人 #横浜流星 #吉岡里帆 #松重豊

Shoutai 映画『正体』が、想像以上に面白かったのです。逆に言うと、宣伝うまくありませんね。ま、宣伝しにくいタイプの作品なのかな。

これは言っちゃって差し支えないと思いますが、「冤罪もの」です。で、藤井道人監督だから、きっちりと上質のエンタテインメントに仕上げてくれています。ただその一方で、社会性やメッセージをきちんと訴えかけてくるあたりも藤井道人。そのあたりに、良質なハリウッド映画の匂いが感じられます。ただその広く大衆から支持を得るためのわかりやすい娯楽性や、掘り下げの足りなさや、あからさまな政治的メッセージや、多少のご都合主義を難点だと感じる人もいるかと思います。アンチがそこそこいそうですよね。でも今の日本映画界で、こういう人の存在はとても貴重だと思う大江戸です。

『ヴィレッジ』でも藤井監督と組んだ横浜流星が、(いつも通り)すっごい演技です。5役分ぐらいに相当するキャラクター別人のようにを演じ分けています。まあ、でもあの程度の変装だとバレますよね、普通。

吉岡里帆もいつも通りしっかりと、全編のバランスの中で場面ごとの演技を構築しておりました。この人の演技は常にそういう計算ができているのです(もちろんいい意味です)。 あと印象的だったのは、松重豊のヒールっぷり。今回の役は「脱・井之頭五郎」として成功しておりました。こういう松重さんもいいですね。

いくつかツッコミたくなる場面もあるんですよ。そんな街中の川に飛び込んだって逃げられんだろ、とか。でも、ダレ場なしでぐいぐいと進んでいくので、あまり気にはなりません。力強いエンタテインメントとして成立させているから、許せちゃいます。終盤はかなり泣けましたしね。そして、これ観たらやっぱり死刑には反対となりますよね。だって冤罪の可能性があるわけですから。

あ、報知映画賞の作品賞、主演男優賞(横浜)、助演女優賞(吉岡)受賞だそうで、おめでとうございます。

 

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2024年12月10日 (火)

カステラっていいよね    #カステラ #オーガニック小麦の蜂蜜カステラ #箱根プレミアムバターカステラ #長崎街道カステラ蜂蜜風味

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はい。大江戸はカステラも好きです。カステラって素材の良し悪しがもろに出ますよね。やっぱり上質なカステラは実に滋味深くおいしいし、そうでもないカステラはそうでもないのです。

これはスーパーマーケットに売ってるお手頃品。ノースカラーズの『オーガニック小麦の蜂蜜カステラ』です。添加物不使用のシリーズだそうで、材料も鶏卵(国産)、てんさい糖(てんさい(遺伝子組み換えでない))、小麦粉、水あめ、はちみつ、(一部に卵・小麦を含む)とシンプルかつ古典的な良きもの。ただお味の方が、ちょっと健康志向過ぎるというか甘さ控えめで、ちょっと物足りない感じ。惜しいなあ。

 

Dsc_1974_copy_690x768 で、こちらはいただき物です。箱根土産です。しいの食品の『箱根プレミアムバターカステラ』。箱根登山鉄道が一枚かんでいるようです。こちらも、鶏卵(国産)、砂糖(国内製造)、小麦粉、水飴、バター、ザラメ糖、蜂蜜/香料とシンプルに昔ながらの原材料。間違いのないカステラですね。及第点。大江戸の好みから言うと、もっとインパクトがあってもいいんですけど、まあ上品なお味であります。

 

Dsc_1984_copy_1024x768 そして最後はやはりウマウマ王に出ていただかないと・・・ってことで、長崎は杉谷本舗の『長崎街道カステラ 蜂蜜風味』。これもお土産です。原材料は、鶏卵(長崎県産)、上白糖、小麦粉、グラニュー糖、蜂蜜、水飴、ザラメ糖、水飴加工品/トレハロースってことで、トレハロースがちょっと気にならなくもないけど、安全とされているものなので、まあ大丈夫。

いやー、これはさすがですよ。まさに芳醇。しっかりしたコクがあって、蜂蜜感もしっかりと。で、底面にはしっかり粒々のザラメが敷き詰めてあるのです。これぞ本来の長崎カステラです。福山雅治もおススメでしょう。たぶん。一人で一本食べきりたい、そんな思いが胸を駆け巡るのでありました(胸やけじゃないよ)。

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2024年12月 9日 (月)

ヴィザヴィの「特撰バターケーキ あまおう」    #特撰バターケーキあまおう #ヴィザヴィ #VISAVIS #カルピスバターサンド

Dsc_2001_copy_529x600 6年前に福岡県の「ヴィザヴィ(VISAVIS)」のバターケーキを絶賛していた大江戸ですが、また京王百貨店(新宿)の「福岡物産展」に出ていたので、買ってしまいました。

(6年前のバターケーキの記事はこちら ↓ )

ヴィザヴィの特撰バターケーキ: 大江戸時夫の東京温度

しかも、今度のは『特撰バターケーキ あまおう』です。あかい・まるい・あまい・おおきい です。福岡の誇るあまおうをどう生かしたのか、興味深いですね。

Dsc_2002_copy_644x600 しかーし、うーん、まさかの大失敗ー。だって、あまりにも人工的なイチゴの香りが強すぎて…。合成香料、着色料使用ってことだったので、まあ淡いピンク色の方は良いとして、香りはねえ…イチゴ果汁だけ使ってれば良かったのに…。

当然ながらスポンジとベースのバタークリームは、オリジナルと同じものです。層の間のイチゴジャムも問題ないと思います。クリームに混ぜたイチゴ要素だけが残念だったのです。うーん、どうしちゃったのいったい?

Dsc_20082_copy_536x586 気を取り直して…、併せてこちらも買っていたのです。ヴィザヴィの『カルピスバターサンド』。サブレ生地の間にバタークリームとラムレーズン。小川軒の『レイズン・ウィッチ』とか、あの手の商品です。 まあ、これは間違いのないところですね。バターケーキ同様、高級なカルピスバターを使用していて、想像通りのおいしさです。ただ、もう少しクリームたっぷりの方が大江戸は好きですねえ。さらに言ってしまえば、『マルセイバターサンド』の方に軍配を上げてしまう小生なのであります。

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2024年12月 8日 (日)

「ロボット・ドリームズ」:それでも人生は続く    #ロボットドリームズ #パブロベルヘル #出会いと別れと記憶 #September

Robotdreams 映画『ロボット・ドリームズ』は、スペインのパブロ・ベルヘル監督によるセリフなしのアニメーション。この広告ビジュアルは控えめで地味ですけど、いやー、名作でした。

舞台は1980年代のニューヨーク。まだワールドトレードセンターのツインタワーは健在ですし、ドッグが飲んでいるのはTabです。EW&Fの『September』、『シャイニング』の双子の女の子、『エルム街の悪夢』のフレディ、キングの『ペット・セマタリー』、ミュージカル『42ndストリート』などなど、あの時代のしるしがそこかしこにちりばめられております。大江戸も初めてNYCに行ったのは1985年のことなので、あの時代の空気が感じられて嬉しくなりました。ザワークラウトの入ったホットドッグの屋台、いいですねー(プレッツェルも置いてあるし)。

単純な線のかわいい絵が、とてもフレンドリー。落ち着いた色もきれいだし。でも、街を的確に描いたり、表情のポイントをしっかり押さえたりしていて、かなりレベルは高いのです。

音楽や音はあるけど、言葉がないだけに、世界中の子供からお年寄りまであらゆる人にダイレクトに届く作品。素晴らしいことですね。単純な面白さから人生の哀感までを繊細に表現して、心に迫って来ます。メロドラマでもあります。出会いと別れと記憶。それぞれの新しいパートナー。それでも人生は続く。「古典」と言っていい名作です。

『September』、こんな感動的な曲でしたっけ?

 

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2024年12月 7日 (土)

「雨の中の慾情」:奇天烈で面妖でパワフル    #雨の中の慾情 #片山慎三 #成田凌 #つげ義春 

Amenonakanoyokujou 映画『雨の中の慾情』は、『岬の兄妹』『さがす』の異才・片山慎三監督による骨太の力作にして怪作。このゴリゴリのパワーは、やはり片山監督ならではです。

映像の画力が只事ではありません。映画の絵としての良さ、そして美しさと異様さ、独特の色彩。台湾ロケをたっぷり行っているのですが、昭和レトロ感漂う美術と共に、圧巻の絵作りとなっております。

つげ義春の同名原作に、他のつげ作品を混ぜ合わせて作り上げたそうです。ただ、つげ義春テイストよりも明らかに片山慎三テイストの方が勝っています。やけに力強いのです。なので主役に成田凌を持ってきたのでしょう。この人の「力弱さ」でバランスを取るわけです。毒消しですね。

それにしても、かなりぶっ飛んだ奇天烈で面妖な映画です。中盤以降は時制が入り乱れ、終盤にはしっちゃかめっちゃかになっていきます。(以降少々ネタバレあり) そして圧巻の戦場描写も!あの移動撮影! これが効いて、作品が深く大きくなりました。 でも、恋愛映画にして犯罪映画にして戦争映画、ポルノ映画風でありながら純文学映画風でありながら娯楽映画風な芸術映画って…。いやー、様々なジャンルを行き来しながら、不可思議な地点に到達していく映画です。

この作品、年間ベストワンに推す人が多そうな気がします。それだけ超越したものがあるのです。でも、大江戸も一定の評価はいたしますが、さすがに第1位にはしないかな…。

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2024年12月 6日 (金)

わかるやつだけわかればいい    #座右の銘 #名言 #金言 #あまちゃん #花巻さん #宮藤官九郎

わかるやつだけわかればいい

          花巻さん

一昨日に続き、『あまちゃん』からの名セリフ。伝説(?)のイベント「海女(あま)ーソニック」で、漁協の花巻さん(伊勢志摩)がフレディ・マーキュリーに扮して登場した時に、こう言いました。これって花巻さんのセリフであると同時に、脚本の宮藤官九郎が視聴者たちに投げかけているメッセージでもあります。

そうですよね。人間一人一人その歩みやバックグラウンドが違うのだから、ある人には馴染み深くても別の人にはさっぱりわからないってのが、よくあることです。いや、むしろ普通です。だから「わかるやつだけわかればいい」って気持ちでいれば、失望することも悲嘆することもないのです。少数の人に理解してもらえればそれでいいって考え方は健全だし、極めて現実的です。そんな時の少数の理解者ほどありがたいものはありません。

でも逆に、「わかるやつだけわかればいい」と開き直らないで、言葉と誠意を尽くして一人でも多くの人にわかってもらうことが必要な場面もあるわけです。まあ、それが人生ってもんでさあね。

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2024年12月 5日 (木)

「ゴンドラ」:遊びをせんとや生まれけむ    #ゴンドラ #映画ゴンドラ #ファイトヘルマー 

Gondola 映画『ゴンドラ』は、ドイツ、ジョージア合作のチャーミングな小品(85分)。全編セリフなしです。ファイト・ヘルマー監督はセリフなし映画を作り続けているそうですが、大江戸は初めてお目にかかりました。なかなかの個性です。

ジョージアに実在するゴンドラ(ま、ロープウェイですね)を使っての撮影。現在は新しい車体に替わったそうで、貴重な映像とも言えるわけです。山あいを行き交うゴンドラの映像が素敵すぎます。あの形、あのくすんだオレンジ色、あのロングショット。絵的にいちばん連想しちゃった映画は『アメリ』です(まああの映画ほど人工的にコントロールしてはおりませんが)。それにしても、よくこんな映画作ろうって思いましたねえ。

単調な往復運動なのに、仕事なのに、それをエンタテインメントに変えてしまった二人の女性。次から次へとあの手この手の瞬間芸が出て来ます。高所のゴンドラのドア開けっぱなしでそれをやるもんだから、結構危険なんですけどね。ま、ファンタジーですから。

観ていて、「遊びをせんとや生まれけむ」という言葉を想いました。どうしても遊ぼうとしちゃう二人の寓話、童話です。だから、何時間労働なんだ?とか、こんなにお客さんいなくて経営していけるのか?とかのツッコミは無粋ってもんです。

微妙な斜めの構図も多かったですね。それにしても、あの駅舎はキュートでした。

 

 

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2024年12月 4日 (水)

向いてないけど続けるっていうのも才能よ    #座右の銘 #名言 #金言 #あまちゃん #鈴鹿ひろ美

向いてないけど続けるっていうのも才能よ

              鈴鹿ひろ美

『あまちゃん』に出て来た名セリフの一つ。 大女優の鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)と付き人の天野アキ(能年玲奈)が寿司屋で話している場面で、アキが「で、どうですか、女優として天野アキは?」と訊くと鈴鹿さんは「ダメね。向いてない。」とバッサリ。でもその後で、「向いてないけど続けるっていうのも才能よ。」と付け加えるのです。

そうなんですよねー。人間、向いている仕事にすぐ巡り合えるものでもありませんし、そもそも何が向いているかなんて、しばらくいろんなことをやってみないとわからないものです。だけど向いてない仕事だとしても、やっているうちに面白くなってきたりします。どんな仕事の中にも自分なりの工夫の余地はあるし、そういった中に小さなやりがいが生まれてくるものなのです。「継続は力なり」って言葉もありますもんね。続けていればいいこともある。そうそう、「石の上にも三年」って言葉もあるじゃないですか。がまんし過ぎてはダメですけど、がまんしなさ過ぎももったいないと思いますよ。

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2024年12月 3日 (火)

コーヒー牛乳の世界    #コーヒー牛乳 #明治コーヒー #白バラコーヒー #高千穂牧場カフェオレ #タカナシカフェオレ #ジョージア贅沢ミルクコーヒー

Dsc_20012_copy_600x1004 カフェラテではないのです。あくまでもコーヒー牛乳。今回はその領域の製品をピックアップ。

まずはここが指標となるはずの『明治コーヒー』。昔の瓶入りコーヒー牛乳を引き継ぐ商品のはずなのですが、・・・うーん。久々に飲んでみると、なんか印象が違いますね。記憶にあるコーヒー牛乳の水割りみたいな感じが多少します。ミルキー感がないというか、スッキリし過ぎているというか、それでいてコーヒーっぽさは昔よりもあるという…。まあ、記憶が美しく作り変えられている可能性はありますけれど、ちょっと残念な気もいたしました。

 

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気を取り直して、次は鳥取県の『白バラコーヒー』。あのおいしい白バラ牛乳さんの製品で、生乳70%使用です。なのでさすがにおいしいですよね。昔の明治コーヒー牛乳って、むしろこっちに近いおいしさだったような気がします。

 

Dsc_17912_copy_600x738 お次は、宮崎県の『高千穂牧場 カフェ・オ・レ』。これはいいですよー。すっごくおいしい!  JR新宿駅構内の自販機で買ったのですが、その場で飲んで衝撃を受けました。あまりにおいしくて。商品名は「カフェ・オ・レ」ですが、いやいや高級のコーヒー牛乳です。ミルクにもコーヒーにもたまらないコクがあって、そのハーモニーが最高です。ちなみに生乳72%使用です。甘さも絶妙にちょうどいいのです。至福の味がします♪

 

Dsc_18433_copy_600x898 で、「まいばすけっと」で購入したこちらもかなりの高得点。高千穂牧場に迫るほどのおいしさでした。タカナシの『カフェオレ』。そうは言っても、カフェオレというよりも「理想のコーヒー牛乳」と言った方が正しい気がします。なんと、北海道産生乳80%使用だそうです。こちらもちょうどいい甘さ。いやー、よく出来た商品です。

 

Dsc_19403_copy_600x918 缶入りにもあるんですよ。『ジョージア 贅沢ミルクコーヒー』。「国産生乳仕立て」と書いてありますが、詳細は不明です。で、ちょっと甘すぎましたねー。大江戸が缶コーヒーブランドで一番支持しているジョージアですけど、これははずしましたねえ。なんかぼわんと雑な味がします。残念であります。

 

 

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2024年12月 2日 (月)

「ドリーム・シナリオ」:奇想で描くニコラス啓示    #ドリームシナリオ #ニコラスケイジ #アリアスター #クリストファーボルグリ

Dreamscenario

映画『ドリーム・シナリオ』は、アリ・アスターの製作だけあって、何とも風変わりで面白いA24作品。ハゲ頭を武器にしたかのようなニコラス<おじさん>ケイジが最高にハマってます。

監督はアリ・アスターではなくノルウェイの新鋭=クリストファー・ボルグリ。前作『シック・オブ・マイセルフ』は観逃がしてしまったのですが、注目すべき個性ですね。確かにA24向き。それにしても、アスターはホアキン・フェニックスの『ボーはおそれている』といい本作といい、なぜか「おじさん」に矢印を向けてますね。ご本人(まだ38歳ですが)の強迫観念なのかしらん?

シュールな物語を通して、メディアやSNSやキャンセルカルチャーのことを描いております。極めて今日的ですね。そこにミドルイヤー・クライシスというか中年男のアイデンティティの崩壊めいたものが示されて、何ともリアル。大胆な奇想をリアルに描いていくことで、映画に活力と密度があるのです。笑いと恐怖の両立でもあります。やっぱり才気となかなかの個性がありますよ、この監督。要注目でしょう。

いや、それにしてもあの「トーキング・ヘッズ」(大きなスーツ)には笑いました。何かの啓示なのでしょうか? あ、ニコラス啓示か。

 

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2024年12月 1日 (日)

「海の沈黙」:とっ散らかって失敗    #海の沈黙 #倉本聰 #本木雅弘 #小泉今日子 #石坂浩二

F6c29fd44cc23793 映画『海の沈黙』は、あの倉本聰89歳の脚本を、『Fukushima 50』(2020年)の若松節郎が監督した作品。本木雅弘、小泉今日子らによる大人の映画。

うーん、でもかなり微妙なというか、どうも失敗ゾーンに足を突っ込んでしまった感じがしております。倉本先生のような老境に至ると理解できるようになるのでしょうか。

贋作の話を通して、芸術の本質に迫ったりしております。そこに昔日の恋だとか、刺青だとか若い女だとかを絡ませているのですが、どうにもみんな唐突だったり中途半端だったりして、なんだかとっ散らかってます。なので、心打たれることもありませんでした。それにこんな話なのに、人が3人も死んでおります。

画家を演じた本木雅弘の浮世離れした個性が、生きてはおります。でも、この役があまりになんだかよくわからない人物造形になっていて…。創作の光景を見ると、おそらく統合失調症だと思われるのですが…。

小泉今日子さんも妙にマダム化していて…。先ごろNHK-BSでやっていた『団地のふたり』の彼女の方が、ずーっと魅力的ですよね、いきいきとして。 そして石坂浩二さんが太い黒ぶちメガネとクシャクシャ頭で画伯を演じるのですが、最初のうち誰だかわかりませんでしたよ。彼の若さや魅力を封印して、ずいぶん化けたものですね。

 

 

 

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