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2025年1月11日 (土)

「キネマ旬報の100年」    #キネマ旬報の100年 #キネマ旬報 #キネ旬 

Dsc_2178_copy_568x766 昨年7月に出たムック『キネマ旬報の100年』をベッドサイドに置いて、寝る前に読んだり読まなかったりしながら、半年がかりでようやく読了。表3の前のページのノンブルが394なので、約400ページですが、さすがにかかり過ぎですよね。

これ、新たなインタビューや対談もあるのですが、あらかたのページは過去の『キネマ旬報』に載った記事をそのまま転載したもの。なので、古い時代の記事ほど文字の級数が小さくて、1ページ読むのにけっこう時間がかかるってこともありましてね。

やはりハイライトは白井佳夫・元編集長(昨秋亡くなりましたね)へのロングインタビュー、および元編集部員の植草信和、原田雅昭氏の対談でしょうか。『キネマ旬報』が業界誌から方向転換して部数を伸ばした時代の熱とゴタゴタが感じられました。

ほかにも、淀川長治さんの懐かしい「淀川節」だとか、和田誠×三谷幸喜対談だとか、高倉健ロングインタビューだとか、面白い記事がたくさん。それにしても、和田さん、小林信彦さん、芝山幹郎さんらの博覧強記ぶりには驚かされます。特に、ビデオ以前、PC以前の時代の方々の記憶力の良さには感心することしきりでした。

連載記事の数々も懐かしかったです。ほかにも三留まゆみさん、田口トモロヲさん、竹中直人さんらの連載を入れてほしかったところですが、まあしょうがない。

雑誌が売れない厳しい環境の今、『キネ旬』も昨年から上旬・下旬の旬報だったはずなのに(その昔は中旬にも出ていたとか…)月一回発行の月刊誌になってしまいました。でも名前は変わらず。まあ、「旬(しゅん)」の映画を知らせる雑誌だと思えばいいのでしょうかね。これからも、何とか生き残ってほしいものです。皆さんも『キネマ旬報』を買ってあげてくださいね(今は電子版もあります)。

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